節約意識が高い消費者ほど、
なぜか「より価格が高いもの」を購入する傾向にある。
節約したいからこそ、高いものを買う。
一見すると矛盾したもののように思えるこの消費行動。
これが今、
じわじわと広がりを見せているのだそうです。
なぜか。
「売る」という前提でのもの選びをする人が増えている。
今、すごく。
とくにコロナ禍以降、
急激に増えてきているのだ、という興味深いお話。
そのお話は・・ 後半から じわじわと ( ´▽`)ノ
**************************************
手放す時。
たとえば服やバッグや靴、
まだ使える家電のようなものを手放す時の「手段」というのは、
大きく分けて、おそらく
「売る」「あげる(譲る)」「捨てる」
このいずれか、ですね ( ´▽`)ノ
こういうお話をするときに、
わたしがこれから気をつけたいと思うのは、
自分のしているやり方が一番いいのだ!
こうすること(だけ)が正義なのだ!という、
排他的な文脈にならないようにお伝えしたい、
ということ。
なんども読み直しながら、
気をつけて書くからね ( ´▽`)ノ
服やバッグや靴や小型家電等を手放そうとするとき。
もうみなさますっかりご存知のとおり、
わたしは「売る派」です。
捨ててしまうにはまだあまりにも価値があると感じる、とか、
次に使っていただける未来があることが嬉しい、とか、
どのくらいの査定がつくのだろう、という純粋な興味、とか。
やっぱり お金が戻ってきてくれることが、
わたしは単純に嬉しいです。
お金が戻ってきて悲しい人っているんかな (゜∀。)?
捨ててしまえば、
せっかく手にできたはずの幾らかのお金を
むざむざとゴミ箱に捨てたのと同じことですものね。
自分にとって不要になったものが、誰かにとっては必要なもので、
少しでもお金となって、
対価となって手元に戻ってきてくれることは、
わたしにとっては、
素直に「嬉しいこと」なのです。
どこか尊いこと、なのです。
*****************************************
きっとね、どなたさまも、
すべてを一度は試してみたことがおありなのだろうと思うのです。
【 売ってみた!のケース 】
A) そしたら期待以上の査定額だった!
嬉しい!これからも大切に使って、最後は売ろう!
B)10円とか買い取り不可とか言われ、もう最悪。
二度と売るもんか!バカにしてんのか!
もう懲り懲りだわ!
【 譲ってみた!のケース 】
A) めっちゃ喜んでもらえた!
こちらまで幸せな気持ちになった。
売ったり捨てるよりも、ずっと嬉しいかも!
B) なんだかわからないけれど、複雑な感情が残った。
「気持ちの良い手放し」とならなかったなあ。
【 捨ててみた!のケース 】
A) スッキリした!これぞ手放し本来のあるべき姿!
もう同じ過ちを重ねないぞ、という自分への戒めにもなった。
B) もっと他の方法もあったのでは、と悔いが残った。
譲っていればゴミにならず、誰かに喜ばれたのかも。
売っていたら、幾らかのお金になったのかも。
手放す状況や、手放す量、
また手放す人の性格や年齢にもよると思いますが、
その人が1度やってみて
その人にとって「嫌な感情が残った方法」というのは、
やはり次回は避けるのだろうと思うの。
その人にとって「後悔のなかった方法」が、
その人のやり方として、
「その人の手放し方」として、採用される。
**************************************
どの方法にも、それぞれに。
A)良さや喜びの記憶 B)悔いや心残りの記憶
というのが刻まれるのだろうと思います。
今は、わたしは。
絶対に売る!とか絶対に捨てる!と最初から決めつけることをせず、
そのときそのときに見合った、
「自分が後悔しないであろう方法」を選ぶことを心がけています。
自分の心がいちばん納得して手放せる方法を、
その都度、選んでいます。
9月になって、バッグを手放して。
そのとき、一緒に服を1着手放しました。
バッグを引き取ってくれた友人に、
このニットを「おまけ」としてお譲りしました。
サプライズで持って行ったので、
「HYKE」を大好きな彼女は、
この「おまけニット」を見て叫び、もはやメインのバッグそっちのけの大喜びをしてくれて。
ああ、「譲る」って。
譲って喜んでもらえることって、こんな嬉しいことなのか。
いつも「売る派」「査定に出す派」のわたしにとって、
「譲る」の嬉しさをじんわりと感じることのできた、
心温まる出来事だったのでした。
コンパクトなサイズ感だった HYKEのニット。
ワンピースの上から羽織ることができないため、
この秋いっぱい楽しんだら、冬の前に手放そうかなと思っていました。
そのときに売って手放すよりも。
お友達にあんなに喜んでもらえて。
いちばん自分に納得のゆく「嬉しい手放し」ができたように感じています。
新しいご主人のもとへ一緒に旅立ってゆきました。先週のある日のできごとだったのでした。
***************************************
さて、いよいよこのお話です。
消費経済ジャーナリストさんの間では。
近年、「節約の概念が大きく変わり始めている!」と囁かれていることを、
読者の皆さまはご存知でしょうか。
節約意識が高い消費者こそ、より価格が高いものを購入するようになっている謎の傾向。
昭和の そのもっと前の昔から。
それまでの「節約」と言えば、
買うなら1円でも安いものを!というのが常識で、
限られた予算内で、その中で気に入ったものを、
安くていいものを探して買う、というのが
お買い物の醍醐味でもあったはずなのに。
けれども最近の節約法は、もはやそうではなく。
買ったあとどうにもならない安いものを買うよりも、
「必ず売れるとわかっている価格高めのものをあえて買う。」
という人が、とても増えているのだそう。
ほう・・・
これが「新しい時代」の、新しい節約術?
そうなってまいりますと、
「失敗したら売ればいいや」との気持ちでの安易な衝動買いが、
今度は懸念されるところではありますが・・・
それが、意外とそうでもないらしい。
見栄を張って高いものを買う、ということではなく
もちろん借金やリボ払いまでして身の丈以上のものを買う、ということでもなくて
自分の暮らしや収入に見合った範囲内で、
大事なお金を使うのなら。
せっかく買うのなら。
服でも。靴でも。バッグでも。時計でも。
キッチン家電でも。生活家電でも。車でも。
その選択をした自分自身に満足できて、
「豊かさ」を感じることができて
( ↑ これは本当に大事!)
品物も保証もしっかりしていて、
願わくば最終的に手放す時にも「価値がある」ような、
はっきり申し上げれば「売れる」ような。
そういう、
いわば「資産」を持とう、というような感覚?
安易な衝動買いはむしろ意識的に抑えられ、
消費行動が「変わる」らしいのです。
将来的に本当に売るかどうかは
その時点ではまだわからないとしても。
買う前に「これは果たして売れるものなのか」と
一旦立ち止まって冷静に考えることで
「買うこと」に対し、人はとても慎重になり、
結果として「節約効果」につながるらしいのです。
後半に続きます。
つづく
今日もお読みくださって ありがとう。
↓ 更新を楽しみに待ってくださってありがとう。いつもポチッとありがとう ヽ(;▽;)ノ
にほんブログ村
なんども読み直して、なんども表現を見直しながら、3日かけてこの日記を書いています。
ああ、わたしは時間をかけて、
ひとつひとつこういう日記を書きたかったんだ、と
今、つくづく感じています。
最後まで読んでくださってありがとう。 今日もここへきてくださって、ありがとう。
すずひ
↓ 全ての「季節のフレーバー」を1年費やして網羅して。色々と楽しんだ結果。
やはり「プレーン」がいちばん美味しいのではないか、と気づいてしまったすずひの秋。