ゆかしＭＣ「民謡とわたし」

2005・7・30「いのりのコンサート」より

ありがとうございます。

あらためまして、ゆかしです。
こうステ－ジ上にあたしだけ、
こうポツンと出るって言う事は今までに、
一度もなくて...。

今回は松尾さんもいないので～、
MCを助けてもらえる事もなく、
「ポツン」と、出て来た訳ですが..。
この場を借りて、民謡について
ちょっと話をさせて貰おうかなって、思うんですけど...。

今うたった唄は島根県、
隠岐の島のしげさ節、隠岐しげさ節と言う曲で...。
全国大会とかも、あるんですよね、しげさ節の...。

それで、わたしはすごいこの曲に魅力を感じて、
毎年隠岐まで行って、大会に出て、
しげさ節と隠岐の人たちに触れて...
すごい、すごいすごい癒されて、毎年帰って来ます。

で、あたしが思う民謡のいいところって言うのは、
土地土地にいろんな民謡があって....。

上は北海道、東北、ダ～っとあって、
九州.....まあ、沖縄は、
ちょっと日本民謡からは離れちゃうんですけど、
そのず～っとある中で、あの....全然違うんで
すよね、その土地によっての民謡ってのがあって...。

でも、一般的にこう、パっと目立つ、
みんなが、聴いた事があるって言う民謡って言うのは、

結構東北...秋田、岩手、青森。
津軽民謡、津軽じょんがらであったり、

今日も最初の方で演りましたけど、
津軽あいやであったり、
そういう津軽民謡ってのがまず代表的にあって。

で、関西...
わたしは大阪市出身なんですが、
関西って言うのが、
悲しいかなあんまり知られた
民謡って言うのがあんまりなくて。
で、九州とかも割りと盛んなんですが....。

(日本中に）色んな民謡がある...。
って言う事は、

その土地土地の、風土であったり、
そう言うのが全部...曲、１曲１曲にあって。
...で、そう言うのを１つ１つやっていくと、
その土地土地を全部、
色んなものを吸収出来る気がするんですよね。

で、一言に「民謡」...ってまとめてみても、
やっぱり全然、１曲１曲でも全然違うんで、
そう言うのを....
どんどんどんどん知って、
どんどんどんどん触れて....。

で、その土地に...全て...訪れて、
どんどんどんどん色んな....色んな地方の方、
色んなところの方と触れて....で色んな話をして。

...でそう言うのが...

私の...音楽＝民謡に対するエネルギーの源になって。

色んな人の優しさに触れて、
これはやっぱり、
うん...日本人に...
日本民謡、って言うのを
ずっとやって来て良かったな、って思う瞬間ですね。

だから日本に居ながらも...
特に若い人なんてそうだと思うんですけど、
日本の民謡って言うのはあまり知られてないので....
でもすごいいいものなんですよね☆、
民謡って...。

だから一人でも多くの人に少しづつでも、
どんどん、民謡の良さって言うのをわかって欲しいな♪、
知って欲しいな♪って...。

この「民謡を知る」って言うきっかけ、
窓口に、なれたらいいなと思って、
私はずっと民謡を唄い続けるし、
これからもこうやってアレンジして、
どんどん民謡を、これからもやって行こうと思います。

なので、これからも頑張って行きますので、
宜しくお願いします。

フフ。ヘ～。（書き起こし　　ｂｙ　民博さん）