2007/01/20(土)17:45
親しさの証明!?
来日して帰国した夫婦からメールが届いた。
久しぶりのプライベート旅行だった彼の言。
何人もの人に会えて、楽しかったには違いないが、どうしても、慣れることが出来なかったこと、それは、親しい間柄の人々が、久しぶりに逢ったせいもあってか、太ったとかやせたとか、白髪は増えたとか髪が薄くなったとかを、面と向かって挨拶のように、云ってること。。
自分が云われているわけでは無かったが、異様な気がした。そうな。
せめて、貫禄がついたネ、くらいにすればいいのに・・・親しいからこそ・・と言うのが彼の言い分。
みんながそうじゃないよォ~たまたま、学生時代に返ったような気で言い合ったんでしょうよ~と言い返してはおいたが、外国生活、何十年もの彼には、違和感が少なからず有ったのだろう。
今は大人になった彼の子供が幼稚園前の頃、一緒にお茶をしたことがあった。
そのとき、猫舌の私は、つい、コーヒーを飲むのに、ちょっと、音を立てた。
その時、そのちびっ子が、父親に英語でささやいた。えっなに?私の問いに、
父親が笑いながら、ちびっこの言葉を解説してくれた。。。あのミセス(私のこと)
コーヒー飲むの、音立てなきゃ、大統領とでもお食事できるのにね・・・!?
あのおばさま、おかしいね、というかわりに、アメリカ坊やはそんな言い方をするんだァ~
とそのとき、妙に感心したのを思い出した。
なんでも自分の意思は、はっきり云うけれど、相手を笑いものにする言葉は絶対にタブーだ、という、厳しい常識らしい。親しければなおさら・・と。
日本でも当たり前のこと、のような気もするし、親しさゆえに、と寛大なような気もする。
ちょっと考えさせられた一言ではあった。