「私にとっての意味は・・・」
友人の家に、楽器を借りに行った。友人は夫婦とも同じ会社で、土日休みではない。というわけで、今日彼らは仕事。家では、彼女のお母さんが2人のお孫さんの子守をしていた。 お母さんとの再会は、彼女の結婚式以来かな?2人のお孫さんを相手しながら、私たちにもお昼を出してくれた。「久しぶりね~」と言いながら、友人やそのダンナさんの仕事の大変さ、友人の妹さんの近況などを聞かせてくれる。今度みんなでお見舞いに行く、大阪の先生の話にもなった。「こうして久しぶりにみんなが集まることになれたのも、先生が、みんなを呼んでくれているのかもね。。。」 先生の病状は、もちろん先生が意図したことではない。でも、それがきっかけで、15年以上音沙汰のなかった面々が次々に連絡が取れ、みんなが集まろうとしている。随分ご無沙汰していた楽器を手に、集まろうとしている。やっぱりこれは、先生が呼んでくれた・・・ということなのかもしれない。そして昨日、わたしの中でまた楽器をやってみたいという思いがもたげたのも、先生がそうさせてくれたのだろう。 今回のことは、ただのお見舞い、ただの同窓会ということではないような気がしてきた。参加するみんなにも、私にも、それぞれ意味があるような気がする。何を感じるかは、その人によって違うだろう。けれどきっと、意味がある。 思えば、どんな小さなことにも意味があるはず。今日ご飯が美味しかったことも、今日誰かと口げんかしたことも、今日風を暖かく感じたことも、今日誰かの優しさを感じたことも。 今回の大阪行きは、また特別な意味があるような気がする。私は、何を見つけてくるだろう。