たまのご褒美で充分よ分かりきっている事だが、改めて感じた事それは人によっての 『恋愛の視点&価値』 の違い。 昨晩、msnで韓国人の彼、キーウンと会話をしていた時の事。 ちょっと会話に間が空いてしまった。 電話なら 「はああ~、○○だねえ~」 とか、それが食後だったりすれば 「ふう~。。それにしてもおなかいっぱい。。。」 などと何かしら、沈黙の時間をごまかす事が出来る。 しかしチャットとなるとそうはいかない。 会話が途切れると、結構空気が重い。 そんな時、よくキーウンがして来る事。 『Minnie~ ^^』 と、私の名前をタイプ。にっこりマーク付きで。 名前を呼ばれれば当然、なあに?と返事をする。 そうすると 『なんでもないよ~ ただ呼んでみたかっただけ~♪』 と大抵の時はそう言う。 ンだよ、用が無いんなら呼ぶなよ、、、 と腹の中で思う事も少なくは無いのだが、それはいくら鬼彼女な私でも大人しく黙っている。 昨日は例の用の無い1名限定点呼に加え、 「ポゴシッポ~ (I miss you 的な意味?、、確か )」 と、 「だってI like you very muchなんだもーん」 とタイプされて来た。 『アハハ、ありがとうよ』 とその場は答えたんだけど。 キーウンの過去の恋愛話を聞いていても、決して派手でもなく経験も豊富ではない。 前の彼女とは2,3年付き合ったようだが、彼女の 【結婚するまでは操を守る】 といういまだ古風な意思を、ヤリたい盛りにも関わらず彼女に合わせキチンと守ってしまった、どちらかといえば純情な現在23歳の青年。 かたや、もしそんな話聞いたら、韓国の文化は別として 「他に男がいるからなんじゃあないのかい??」 とか 「おマタのニオイ、余程気になるんじゃないのか?」 などと、即座によぎってしまう、少々(?)世慣れしすぎている私。 まあそんなキーウンだから、あまりアテにはならないけど、試しに 「ねえ、韓国カップルって、常に相手の名前呼んだり、 好きとか愛してるだとか、会いたいよ、とかって 口にするの?」 と聞いてみた。 そしたら 「当然人それぞれだけど、だいたいのカップルが『YES』だと思うよ。相手の事好きだからこそ思った事は言うし、自分の事好きかどうか聞きたい時は聞くと思うし。 心配もするし、気になるから電話やメールも1日に頻繁にするしね。 カップルなんだから当然なんじゃないの?」 という返事が返って来た。 じゃあ日本人のカップルはどうなの? と逆に聞かれたので 「そりゃ、カップルによっては自分のその時の気持ちハッキリ言う人たちもいると思うけど、、 まあ韓国のカップルに比べたら劣ると思う、ソレは間違いないね。情熱さは断然韓国の勝ちでしょ」 と答えた。 キーウンに付け足して言われたのが 「君には不可解だと思うけどね」。 そうそう、さっすが~!分かってんじゃあ~ん♪ 加えて 「それが僕には不可解だよ」 そうそう、そうみたいね、、(--;) キーウンの中では、好きだからこそ、お互いを常に気に掛ける。 で、いかに相手に分かる様に表現するか。 それが、ちゃんと言葉で伝え、可能な限り連絡を取り合い、そして会う。 隠し事も不要。それが彼氏彼女のあり方。 反対に私は、お互いの信用or信頼度から、連絡も必要最低限で良いと思うし、好きだから一緒にいる訳で、あえて好きだ愛してるだなんて言わなくても良いと思ってる。 それに、いつも言われてたら、なんだか麻痺して来ちゃって、せっかくの「好き」「愛してる」の可愛い言葉が安っぽく感じてしまう気がする。 恋愛に国境は無いなんていうけれど、やっぱりお国柄というか、文化みたいなものも多少は関わってくるんでは?と思う。 日本は例えば 手土産など何かを 「どうぞ、つまらない物ですが」と差し出す。 言われた方は 「そんなそんな、困ります」とまずは断りそして 「すみませんが、じゃあ、、」と受け取る。 即「ありがとう」とは言わない。 言ったらたとえあげるつもりで持って来ても、 「図々しいな」と相手に対し思う。 などの様に、この例だけでなく、片方があえて謙遜したら、その様子をいかに察知し、その人の考えや要望の意思そえるか、という判断力が日頃恋愛に限らず必要な国。要はなんでも正直には口にしない。 一方、海外の文化の中には まず人様に今からあげるという物に、自ら 「つまらない物」 なんて言わないし、そんな事いったら相手に 「つまらない物ならよこさないでよ」 と、思われるのがオチ。 何かを貰う時には最初から 「ありがとう」 と素直に受け取り、余計な駆け引きもしない。 短い時間であげた方も受け取った方も満足。 そんな習慣的な『差』が恋愛にも影響しているのではないかな? なんて思える。 どちらが良いか悪いかなんて、判断は出来ないけど、やはり私は日本人で日本の文化を教え込まれて来たから、前者の行動に共感してしまう。 恋愛に関しては特に、常に自分を 「守り」=言葉&態度に出さなくても、、の形をとってしまう。 だから、すべてをさらけ出してなんぼな恋愛の仕方はイマイチ出来無い。 キーウンからしてみたら、彼は先程の例えの後者の文化で今まで来ているだろうから、私のwayは不可解であってもおかしくは無い。 すべてをさらけ出してなんぼだ、万歳!の常識だ。 恋愛の理想と現実は違う。 「愛し合う二人に洋服なんていらない」 と、ジョン・レノンとヨーコ・オノが裸で生活をしていた。 私的に、大好きな二人。言っている事が分かるし、憧れる。 だけど、出来ないのが現実。そうしたくないのもまた現実。 相手の為に化粧をし綺麗になり、おしゃれな洋服を来ていたい。 そして時々2人の間で見せるすっぴん&裸で充分。 心も普段は普段の「顔」で、たまに見せる「表情」が、 恋心に、ポロロロン♪と心地良い刺激を与えてくれる、という何ともいえないとっておきのご褒美の方が私は好き。 キーウンと私の間ではこの事に関しては余程の事がない限りきっと平行線なんだろうけど、、、(^^;) とりあえず、今の所は私が優位みたいだから、(イヤ、イバッてるだけか…)このままでいかせて頂こう♪ |