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テーマ:旅のあれこれ(10280)
カテゴリ:エジプト旅
王家の谷の裏っちょあたりに位置するのがハトシェプスト女王葬祭殿。
(正しくは王家の谷が裏なのかな?) エジプト初の女王ハトシェプストが息子、父、そして自分の為に作った葬祭場。 日本人にはこの建物の印象より1997年にここで起こった ルクソール事件の印象をお持ちの方も多いかもしれない。 63人の観光客(日本人観光客10人を含む)がイスラム原理主義のテロの犠牲になっている。 観光をする心境としてはちょっと複雑だ。 ここで観光する人の何人がまだその事件を覚えているのだろうか? かくいう私もはずかしながらルクソール事件はルクソールの別の観光施設で起こったと思っていた。 あれから10年経つけれど、テロは減るどころか増える一方。 さてハトシェプスト女王葬祭殿から程なくのところに メムノンの巨像がある。 この朽ちた像を見ていると 「夏草やつわものどもが~」とか 「国破山河有~」のような俳句や漢詩が頭を回るのは私だけだろうか? なんかさ、イスラム原理主義の云々とかよくいうけれど こういうテロ組織の集団に「イスラム」ってつけちゃうと他の普通の平和なイスラム教徒の 相当な迷惑のような気がする。 他の呼び方を考えるとかしてもらいたい。 実はイスラム原理主義とかって書くのかなり抵抗があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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