2009/07/22(水)06:00
裕ちゃんの補遺~男の友情背番号・3
前回の番外編で、石原裕次郎の「男の友情背番号・3」を、よく聴いていますと書きましたが、他にも、「涙は俺がふく」、「遥かなる愛」、「思い出さがし」、「嘆きのメロディ」などを新たに聴いています。
「男の友情背番号・3」は読売ジャイアンツの終身名誉監督である長嶋茂雄個人の応援歌で、長嶋より2歳年上で大の親友であった裕ちゃんにとって、まさにピッタリの曲、一番の歌詞は以下のようなものです(作詞:大高ひさを)
背番号・3言わずと知れた
男長嶋イカすじゃないか
打って走ってつかんで投げて
茂よ、頑張れかっとばせ
晴れのペナント飾るまで
曲は、生きのいいマーチで、聴いていると、良き時代が彷彿され、リュウちゃんのようなアラカン年代の人間にとっては、元気がもらえる事必至の、正にイカす歌なのです。
また、裕ちゃんは、古賀メロディなど、大古典懐メロもいいのです。
古賀メロディでは、藤山一郎の歌った「影を慕いて」、「酒は涙かため息か」、「青春日記」、「青い背広で」、「東京ラプソディ」、などもいいのですが、特に「回想譜」、「なつかしの歌声」が絶品です。また、松島詩子の「夕べ仄かに」、二葉あき子の「恋の曼珠沙華」など、女性歌手の歌も絶品なのです。また、テイチクレコードの大先輩、ディック・ミネの「上海ブルース」や、「旅姿三人男」もいい、まさにオールマイティなのです。
裕ちゃんとリュウちゃんの歌い方の似ているところ、
(1)二人とも、歌う時には、ビールを飲んでから
裕ちゃんは、レコーディングの際には、必ずビールを飲んで臨んだそうで
す。やっぱり、歌を歌うなんて行為はテレくさい、それで、出来上がった
歌は非常にリラックスしたものに仕上がる、いい意味で、「偉大なる素人」なんですね、
リュウちゃんもカラオケをやる場合は、必ずビールを2本くらい飲みます。
飲まないと、恥ずかしくて歌えない、シラフだと、自分の声の貧しさに愕然としてしまう のです。リュウちゃんの場合は、テレ隠しではなく、単ななる勢い付けなのです。
(2)二人とも、低音。それで、女性歌手の歌も、同じように歌える。
この前のブログにも書きましたが、女性歌手の歌を男性が歌う場合、1オクターブ下げて 歌う事になるので、かなりキーの高い女性歌手の歌でも、比較的簡単に歌えるのです。で も、リュウちゃんの場合は低音でも、声が細い、それで、多分裕ちゃんが歌わない島倉千 代子(お千代ちゃん)の歌なども、リュウちゃんは得意なのです。お千代ちゃんの「夕 月」、最高なのです。お千代ちゃんについては、近々、ラブレター・ブログを書きます。
それでは、群馬の二人目の孫の顔を見に行ってきます。