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リュウちゃんの懐メロ人生

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2009年08月15日
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こんにちは、リュウちゃんです。

今回は、高校時代から急に幼・少年時代にさかのぼって、山川惣治さんの時に書ききれなかった漫画の話をしたいなと思います。

小学校3年生頃から、月刊少年漫画誌、「おもしろブック」を父親に毎月買って貰えるようになりました。当時は現在と違って、少年誌は全て月刊、「おもしろブック」(集英社)の他に、「少年画報」(少年画報社)、「少年」(光文社)、「冒険王」(秋田書店)、「少年クラブ」(講談社)などが、お互いに部数を競っていました。

リュウちゃんが、数ある少年誌の中で、「おもしろブック」を選んだのは、山川惣治さんの「少年王者」が連載されていたのが一番の理由なのですが、「少年王者」と並んで、杉浦茂の「猿飛佐助」がお気に入りだった事も大きな理由だったと思います。

当時、「おもしろブック」に連載されていた漫画で、いまだに記憶に残っているものを、例によってズーと挙げています。
夢野凡天「平助伝六捕物帖」、高野よしてる「黒帯くん」、益子かつみ「白星くん」。山根一二三「ごろっぺ」、吉田竜夫「プロレス五郎」、馬場のぼる「ポストくん」、岡友彦「飛竜夜叉」、小松崎茂「大平原児」、貝塚ひろし「くりくり投手」、
それと、杉浦茂の「猿飛佐助」、「少年西遊記」。

リュウちゃん、「猿飛佐助」連載時は、かなり幼児期で、全部は読んでいないのですが、真田十勇士は別にして、徳川方の忍者のキャラクターが非常に面白かったです。記憶している限り、キャラクター名を挙げてみます。

「コロッケ五円の助」、「がんも十円の丞」、「ふうせんガム助」、「大手むちゃの助」、「おもしろかおざえもん」、「玉乗り小僧」、「うどん粉プップの助」、まだいた筈、どなたか詳しい方、教えて頂けないでしょうか?

「少年西遊記」は、山川惣治の「少年タイガー」と同じように、始めから終わりまでリアルタイムで読んだ唯一の杉浦マンガです。リュウちゃんとしては、このマンガの三蔵法師、猪八戒、沙悟浄と唐天竺に旅に出る以前の話が大変面白かったのです。暴れん坊の孫悟空を大人しくさせる為に、お釈迦様は孫悟空に「ヒツバオン」という天上の官職を与えるのです、最初は、もっともらしい官職名に喜んでいた孫悟空でしたが、仕事の内容が3日に一度、天馬に一粒の餌を与えるだけの閑職と知って、またまた怒り狂い大暴れ、天の宮殿に植えてある人の赤ちゃんの形をした人参果という、一個食べれば千年は長生きするという貴重な果物を食べ尽くしてしまうというようなエピソードが、杉浦さんの絵とマッチして、大変印象に残っています。

杉浦茂の漫画は、「おもしろブック」連載の上記2作品の他に、「ドロンちび丸」、「少年児雷也」、「モヒカン族の最後」などを熱中して読みました。

最近、少し気に掛かっている事があります。
それは、戦前に発表された坂本牙城という作家の「タンク・タンクロー」という漫画のキャラクターが、杉浦さんのキャラクターとそっくりであるという事です。「タンク・タンクロー」が「幼年倶楽部」に連載されたのが、昭和8年から昭和13年との事、杉浦さんの「猿飛佐助」が「おもしろブック」に連載されたのが昭和29年からですから、連載開始の時期に約20年の隔たりがある訳ですが、それにしても、よく似たキャラクターです。
「タンク・タンクロー」と「猿飛佐助」の関連について、どなたか詳しい方、御教示頂けないでしょうか?
(「タンク・タンクロー」の胴体は、益子かつみの「さいころコロ助」ですね、これも影響があるのでしょうね?)

「タンク・タンクロー」は東京都あきる野市の市広報誌のキャラクターになっているそうです。
あきる野市といえば、従妹の平沢(旧姓)真知子ちゃん、お元気ですか?

「おもしろブック」の別冊付録として「ライオンブックス」というシリーズがありまして、これが非常に面白かったという記憶があります。中心となる作家は手塚治虫、記憶に残っているタイトルを挙げてみますと、「緑の猫」、「白骨船長」、「複眼魔人」、「恐怖山脈」、「オリオン137星」、「来るべき人類」、、
既に月刊誌「少年」で「鉄腕アトム」の連載が始まっていましたが、この「ライオンブックス」での一連の手塚作品は、後年の大人向けのSF漫画の嚆矢となったと思われるもので、リュウちゃん、本当に興奮して読んだ記憶があります。

「ライオンブックス」では手塚さんの他に、うしおそうじの作品などもあったようです。うしおそうじは、リュウちゃん、他誌連載ではありましたが、「朱房の小天狗」という捕物漫画の大ファンでした。未完に終わった「チョウチョウ交響曲」なども読んでみたい作品です。

「おもしろブック」以外の月刊誌連載の漫画では、横山光輝の「鉄人28号」、手塚治虫の「鉄腕アトム」、堀江卓の「天馬天兵」、「矢車剣之助」、武内つなよしの「赤堂胴鈴之助」などを愛読していました。
これは、同年代の友達との漫画誌の回し読みをして読んだのです。リュウちゃんは「おもしろブック」、A君は「少年」、B君は「少年画報」、C君は「冒険王」といった具合です。
手塚治虫の作品に、杉浦茂の「少年西遊記」と同じ題材の「ぼくの孫悟空」という漫画がありますが、この頃のリュウちゃんは、断然、杉浦派だったのです。

山川惣治と杉浦茂は正に正反対の作風ですね。
山川さんは、細い線による細密画、内容的には、シリアス・ドラマ、杉浦さんは太く単純は線によるナンセンス・コメディ、
(「細い線」といえば、エドワード・S・アタイアのサスペンス・ミステリー、杉浦さんの漫画のどこかで、この作品が挿入されていた記憶があります。これ、どの漫画だったのかな?知った方がいらっしゃれば、ご教示お願いいたします)

しかし、リュウちゃんは、この両極端な作風の二人の作家に、同時に入れ込んでいたのですよ、リュウちゃん、幼時から、趣味の幅が広かったのだ!

今回は歌謡曲の話は出てきませんでしたが、次回は、この幼年時代の話を前フリとしまして、いよいよ懐メロ歌謡曲の黄金時代、三橋美智也、春日八郎、青木光一、島倉千代子等、昭和20~30年代の歌に迫る予定、乞う!ご期待です。





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最終更新日  2009年08月15日 09時38分46秒
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