2013/06/20(木)10:42
天の橋立、伊根の舟屋、日帰りバスツアー
カモメ飛ぶ伊根の舟屋は夏盛り 6月13日、女房と二人で、「天の橋立~伊根の舟屋~舞鶴自然文化園の5万株の紫陽花観賞日帰りバスツアー」に参加してきました。 このツアーの「お目当て」は二つです。(1)「天の橋立て」にある料理旅館での昼食、「アワビのステーキ、サザエ、甘エビ、にぎり寿司10種、サクランボの王様・佐藤錦、巨峰、メロン」、50分限定食べ放題!(2)舞鶴自然文化園の5万株の紫陽花観賞、 しかし、リュウちゃんがこのツアーに参加した理由は、「伊根の舟屋」を見たかった」からなのです。 「伊根の舟屋」は、京都府与謝郡伊根町の伊根地区にある民家です。海面すれすれに建築されていて、1階部分は船揚場・作業場、2階部分が住居・民宿といった生活の場になっていて、文科省が選定した「重要伝統的建造物郡保存地区」の一つに指定されています。 リュウちゃんが「伊根の舟屋」に興味を持ったのは、映画「男はつらいよ~寅次郎あじさいの恋」を観てからです。以下の動画は「男はつらいよ」第29作「寅次郎あじさいの恋」のトレーラーです。http://www.youtube.com/watch?v=JS5F6dxpT9s この映画では、「いしだあゆみ」さんが演じたマドンナ・「かがり」さんの実家が、「伊根の舟屋」という設定になっていました。 朝8時、奈良出発、約3時間で「天の橋立」に着きました。「天の橋立」に着く手前で「大江山トンネル」を通過しましたが、リュウちゃんは、ここで以下の小式部内侍の百人一首の歌を思い出しました。 大江山いく野の道の遠ければまだふみもみず天の橋立 昔。京都から天の橋立に行くのには、現在の福知山市字生野を越えて、標高833mの大江山を越えて、やっと天の橋立に辿り着いたのですね。僅か3時間で行けるようになった現代は、往時から見れば夢のような感じなのかも知れませんね。 下の写真は、伊根町から撮った「天の橋立」です。奥に連なる山が大江山だと思われます。 天の橋立の料理旅館での「食べ放題」の昼食で、リュウちゃんは例によりまして生ビール2杯を飲み、ご機嫌な気分になりました(笑) 「伊根の舟屋」は、下記サイトの「伊根湾めぐり遊覧船」に乗って、海上から観光しました。http://www.inewan.com/02yuransen.html 遊覧船の周りには、乗客が与える餌(海老せんべい)を目当てに、カモメが群がっていました。約30分の遊覧中、ずっとカモメが遊覧船の周りを飛び交っていました。リュウちゃん、当初は舟屋見物を楽しむつもりだったのですが、カモメの写真を撮るのに夢中になってしまい、当初の目的だった舟屋見物は完全にお留守になってしまいました(情けなや~!) 下の写真は高台の道の駅から伊根湾を一望したものです。 映画、「男はつらいよ~寅次郎あじさいの恋」の前半のクライマックスは、伊根の舟屋での寅さんとマドンナ・かがりさんとの別れ、後半のクライマックスはあじさいの寺として有名な鎌倉の成就院でのマドンナ・かがりさんとのデートです(成就院の動画は以下です)http://www.youtube.com/watch?v=M8JipLFgMnc 今回のバスツアーも、前半のクライマックスは伊根湾、後半のクライマックスは「舞鶴自然文化園」での5万株の紫陽花観賞になる筈でしたが、残念ながら、まだここの紫陽花は3分咲き、少し尻切れトンボに終ってしまいました。 映画は例によって寅さんの失恋で幕を閉じましたが、マドンナ・かがりさんとスタイルの似ているリュウちゃんの女房殿との二人旅は、これからも延々と続いて行くことになりそうです。