リュウちゃんの懐メロ人生

2014/08/02(土)11:18

奈良・喜光寺のハスの花

花遍路・花のフォトブログ(117)

平城宮の中心部に咲く100種200鉢のハスの花、 極楽浄土もかくありしか? 7月24日に初めて藤原宮跡のハスの花を見に行き、26日にブログをUPしましたが、その時に以下のサイトで、「喜光寺」のハスが奈良県では一番種類が多いハスの名所だということを知りました。 http://hananomeisyo.sakura.ne.jp/hasu-kansai.htm 法隆寺の近くに住んで早や18年目に入ったリュウちゃんですが、これまで「喜光寺」の名前は聞いたことがありませんでしたが、以下のようなお寺です。 http://www.kikouji.com/ 以下、「喜光寺」パンフレットにより、このお寺を紹介して見ます。★「喜光寺」の概要 (1) 創建:養老5年(721年) (2) 創建者:行基(菩薩) (3) 位置:平城京右京三条三坊(平城京の中心地)現在の町名は「奈良市菅原町」 (4) 命名者:聖武天皇 (5) 菅原道真がこの寺の周辺で生まれたとされる伝承に因み、学徳円満・合格祈願の寺として信仰を集めている。 東大寺の前身と云われる金鍾寺(こんしゅじ)が若草山の麓に創建されたのが天平5年(733年)と云われていますので、「喜光寺」の創建は東大寺の創建よりも12年も早かったことになりますね、行基菩薩は東大寺造営にあたり、「喜光寺」の本堂を参考にされたようで、この寺は別名「試みの大仏殿」と呼ばれているようです。 「喜光寺」の現在の伽藍は、南大門(平成22年再建)と本堂(天文13年(1544年)再建・重要文化財)だけのシンプルなものですが、創建時には東大寺建立の参考にされたくらいの寺なので、さぞや大きな伽藍があったと思われますが、創建時の伽藍については未だ謎に包まれているようです。 リュウちゃんの住んでいる法隆寺から喜光寺までの道のりは以下です。 法隆寺(バス停)~筒井(バス停)~近鉄・筒井~近鉄・尼ヶ辻~(徒歩12分)→喜光寺 近鉄尼ヶ辻駅から徒歩12分で喜光寺に着くとアクセス情報にあったのですが、何しろ「稀代の方向音痴」のリュウちゃん、案の定、途中で迷ってしまい、結局、喜光寺に着くのに30分も掛かってしまいました(苦笑) 下の写真は喜光寺本堂横の「会津八一歌碑」の前のハスの花です。 この歌碑には、 「ひとりきて かなしむてらのしろかべに 汽車のひびきの ゆきかへりつつ」 と刻まれています。 会津八一は奈良に所縁のある歌人・美術史家で、奈良には19の彼の歌碑があるようです。 http://surume81.web.fc2.com/hitorigoto/81/kahi-nara/kahi.html 喜光寺には、100種200鉢の鉢植のハスが植えられていますが、ハスの名称は書かれていませんでした。以下に当日撮った様々なハスの写真をUPしてみます。普段、私達がイメージしているハスの花の他に、「椿のようなハス」、「バラのようなハス」、「牡丹のようなハス」などがあり、興味尽きない感が致しました。 下の写真は本堂の裏 にある池に咲く「黄色いスイレン」です。リュウちゃん、これまで白いスイレンしか知らなかったので、この「黄色いスイレン」にはビックリさせられました。 ハスの花とスイレンの花は似ているようで違う花なのだそうです。その「違いは、このブログの冒頭のURL及び下記のサイトで確認してください。 http://www.hoshi-no.com/w-l1.html 下記サイトには90種類以上の「スイレンの花」が掲載されています。「ハスの花」同様、「スイレンの花」も奥が深いですね、http://www.b-net.kcv.jp/~miyagawa/hardy.html スイレンといえば、19世紀フランス印象派の画家、クロード・モネの連作が有名ですね、このブログの最後にモネの「紫と白の睡蓮」をUPします。 小1時間程「喜光寺」を散策し、本日のもう一つの目的地である近鉄・高の原駅に向かいました。 その目的とは、 奈良が誇る世界的映画監督・川瀬直美の新作「二つ目の窓」がイオンシネマ高の原 で公開され、本日、川瀬監督と主演の村上虹郎と吉永淳の3人が舞台挨拶に立つ、この映画と舞台挨拶を観に行くことです。 http://www.futatsume-no-mado.com/ この映画につきましては、次回のブログで書いて見たいと思っています。 乞う、ご期待!(苦笑!) --- シューマン「はすの花」(歌唱)エリー・アーメリンク http://www.youtube.com/watch?v=zgR1Sqc6wcY

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