リュウちゃんの懐メロ人生

2015/05/23(土)10:00

奈良・葛城山の満開のツツジ

花遍路・花のフォトブログ(117)

山頂に拡がる「一目百万本」の山ツツジ、 金剛山を背景にして、壮観! ゴールデンウィークが終わった好天の日、奈良のツツジの名所、葛城山に行って来ました。 葛城山は奈良県御所(ごせ)市と大阪府の千早赤坂村の境に位置する標高959mの山です。御所市側から「葛城山ロープウェイ」が運行されていて、下の「葛城登山口駅」から頂上の「葛城山上駅」まで、標高差561mを約6分で登ることが出来ます。 若い頃は、登りも下りもロープウェイを使わず、徒歩で往復したのですが、リュウちゃんも「寄る年波」、最近は、登りはロープウェイ、下りは徒歩で往復するようにしています。今回も女房の運転する車で「葛城登山口駅」まで行き、そこからロープウェイで山上まで登りました。 下の写真は、「葛城登山口」で撮ったロープウェイです。 「葛城山上駅」から、奈良側を見下ろしますと、眼下には、「大和三山(畝傍山、耳成(みみなし)山、天の香久山)」が俯瞰出来ます。いつも霞がかかっていていて山の区別がつかないのですが、いつもリュウちゃんは、この風景に「まほろば」を感じるのです。 やまとはくにの まほろば たたなづく 青がき 山ごもれる 大和しうるはし(ヤマトタケルノミコト) 「葛城山上駅」からなだらかな上り坂を15分ほど歩いた「葛城高原ロッジ」のところまで行くと、眼前に「金剛山」(標高1125m)を背景にした一面のツツジのパノラマが一挙に眼に飛び込んでくるのです。 この大パノラマ、葛城山ならではの壮観さだ! ロッジのビュースポットに着いたのが、ほぼ正午、 お腹が空いた、ビールが飲みたい、 ということで、昼食の場所を探して、ツツジに囲まれた山道を下山、 下の写真は、山道の脇に咲く「山桜」です。 下の写真を撮った場所でビニールシートを広げて昼食、 プファ~、ツツジの「朱」が眩しい、ビールが旨い! 葛城山のツツジは、皆、樹高が高いのですが、特にこの辺りのツツジは樹高が高く、3~5mもあります。なので、ここでの昼食は、「ツツジの木陰での昼食」となるのです。 下の写真は、ツツジの木陰に自生する「ワラビ」です。 以前はこの辺りはワラビの群生地で、リュウちゃんも昔はこの辺りで「ワラビ摘み」を楽しんだのですが、ここ数年、めっきりワラビが見られなくなり、最近はワラビ摘みを諦めていたのですが、 ここで見たのが百年目、よし、久しぶりにワラビ摘みをやろう! と、暫しワラビ摘みに興じました。 下の写真は「ワラビ摘みに興じる女房殿の図」です。 ワラビ摘みを終え、下って来た道とは別の道を辿り、ロッジに向かいます。 この道沿いに見るツツジ、 刻々と変化する金剛山の山容と相まって実に素晴らしい! 午後2時、徒歩で下山開始、 今回は「北尾根コース」で下山することにしました。麓の登山口までの標高差約600m、距離3,2km、 いつも感じるのですが、この下山道は「行き(前半)は良い良い帰り(後半)は怖い」、最初の半分はなだらかで理想的なハイキングコースなのですが、降りるに従って山道は急になり、凸凹石に足をとられます。それと、砂道で滑り易く、普通の運動靴で降りたリュウちゃん、3回も尻餅をついてしまい、足は引き攣り、バテバテになってしまいました。途中、「山ガール」のお嬢さんたちにも追い越され、散々な目に遭いました。 情けない! やっぱり「寄る年波」なのか? 下の写真は、下山道の途中の休憩所で撮りました。日光の加減で、少しボケた写真になってしまいましたが、春日大社と同じく、山腹に自生する山藤が見事でした。 来年、葛城山に來る頃はリュウちゃんも「古希」、 「寄る年波」に逆らい、無事に徒歩で下山出来ますことやら???

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