2015/06/15(月)06:42
奈良・滝谷花菖蒲園と室生寺散策(1)
奈良県と三重県の県境、宇陀市にある滝谷花菖蒲園、
600種100万本の花菖蒲、開花始まる。
いよいよ関西も梅雨入り、連日、鬱陶しい日が続いています。
6月初めの好天の日、これまで行ったことのなかった奈良の花菖蒲の名所、「滝谷花菖蒲園」に行ってきました。
http://www.takidani.net/photo/syoubu/index.html
「滝谷花菖蒲園」は、大阪市から三重県津市に通じる国道165号線の近鉄「室生口大野駅」の少し手前にあります。住所は「奈良県宇陀市室生区滝谷348 」、
住所でもお判りのように、近所には「女人高野」として有名な「室生寺」があります。隣り合っている三重県名張市には、「赤目四十八滝」、更に雄大な渓谷美で知られる「香落渓(こおちだに)」があります。
この辺りの雄大な地形は、1500万年前に起きた火山の噴火により幾層もの安山岩が堆積、それが川の浸食によって削り取られ、柱状節理による50~100mもの断崖が、川の各所に形成されているのです。
午前9時、女房の運転する車の助手席に乗り、法隆寺を出発、勿論、おにぎり弁当と缶ビール(2缶)持参です。
午前10時、菖蒲園の入口に到着、
法隆寺から一般国道で約1時間で菖蒲園に到着、わりと近いな。
下の写真は菖蒲園の入口に鉢植えされている「ブラシの木」です。
下の写真は園内の周囲に植えられている「サツキ」です。
「滝谷花菖蒲園」は「花の郷・滝谷」の一つのコーナーです。「花菖蒲園」だけで約1万坪、600種100万本の花菖蒲が植えられていますが、この日はまだ「咲き始め」、リュウちゃんが園内に入り、一望した感じでは、開花しているのは全体の一割くらいでした。
少し訪れるのが早かったな、残念!
花菖蒲は花の色、絞りや覆輪などとの組み合わせを考えると、現在5000種類くらいあると云われていますが、元来、花音痴のリュウちゃん、雄大な地形の山里に咲く花菖蒲を見て、
まるで天国に遊ぶようだ!
と、大満足でした。
以下に花菖蒲の写真を何枚かUPします。
園内には、4箇所に「睡蓮池」があります。この日は睡蓮も、まだ「咲き始め」だったのですが、池の水面に咲く可憐な睡蓮には心が癒されました。
まるで、「モネの池」だ!
暫し菖蒲園散策の後、山の手にある「てっせん園」に向かいました。
http://www.takidani.net/photo/tessen/index.html
ここの「てっせん園」は、約1000坪の敷地に150種3000株のてっせんが植えられています。リュウちゃんが訪れたこの日は、てっせんはほぼ終わっていましたが、以下に「残りてっせん」の写真をUPします。
一通り園内の散策を終えたのが、丁度正午、お腹が空いてきました。
何処でおにぎり弁当(とビール)を食べようか?
少し迷いましたが、菖蒲園から直線距離で3キロ程の所にあります「室生寺」で昼食を摂ることにしました。
はて、室生寺に昼食を摂れる場所があるのかな?
微かな疑問を抱いたまま、車は室生寺に向かったのです。
(以下、「奈良・滝谷花菖蒲園と室生寺散策(2)に続きます)