2016/01/30(土)09:36
寒牡丹・冬牡丹(1)~石光寺の寒牡丹、
寒牡丹姫の精とも姿とも(野風呂)
1月20日、久々に女房と2人で奈良の寒牡丹の名所、石光寺(せっこうじ)と当麻寺(たいまでら)に出掛けてみました。奈良に住んで35年になるリュウちゃん、実は寒牡丹を見に行くのは初めての体験なのです。
奈良の寒牡丹の名所は以下の三か所です。
「石光寺」、「当麻寺」、「長谷寺」、
一挙に三か所に行くことも十分可能なのですが、今回は初めての寒牡丹鑑賞ということもあり、「長谷寺」はパスし、「石光寺」、「当麻寺」の2寺に絞って出掛けることにしました。
寒牡丹、今が「見頃」なのかな?
と考え、いつも行き当たりばったりのリュウちゃんには珍しく、それぞれの寺に電話で問い合わせてみました。
★「当麻寺」→当寺の「冬牡丹」は今が見頃です。
★「石光寺」→当寺の「寒牡丹」は殆ど終わってしまいました(見頃は12月でした)、でも、「蝋梅」と「寒咲アヤメ」は今が「見頃」です。
とのこと、
あれ?
僅か徒歩10分位の隣接した2寺で「見頃」が違う、
何故なのだろう?
という疑問が湧きましたが、取り敢えず両寺共、行ってみることにしました。
午前9時、女房殿の運転する車の助手席に乗り込み、家から出発、午前9時30分、石光寺の駐車場に到着(リュウちゃんの家から車で約30分で石光寺に着きました)
下の写真は石光寺の門前です。背景の山は「二上山」(にじょうざん)です。
「石光寺」につきましては、下記のHPを参照して下さい。
http://sekkouji.or.jp/about/
下の写真は本堂に安置されている「中将姫座像」です。中将姫は、奈良時代の伝説上の女性、石光寺で国宝に指定されている「当麻曼荼羅図」を織ったとされる女性です。石光寺の境内には、曼荼羅の素材のハス糸を染めた時に使われた「染の井」という井戸と、その糸を掛けたとされる「糸掛桜」の古木があります。
本堂から境内に出て、花や植物を鑑賞しました。
★マンリョウ
★ミツマタ
★椿
★寒咲アヤメ
★梅(?)
★早咲き桜(?)
★糸掛桜の老木(?)
★蝋梅
昨年は明日香村の八釣地区ほか3か所の蝋梅を観に行きましたが、
ここの蝋梅、
明日香の蝋梅に負けず劣らず、大きくて素敵だ!
下の写真は「女房殿、蝋梅を愛でる」の図です。
写真の様子では、女房殿が蝋梅の花を摘んでいるように見えますが、リュウちゃんの女房殿は決してそんなハシタないことはしないのです。枝を手繰り寄せ、花の香りを楽しもうとする瞬間の写真なのです。
冒頭及び下記の写真は今日のお目当ての「寒牡丹」です。
殆ど終わってしまっていたのですが、幾つかが咲き残っていました。
やはり12月の「見頃」の時期に来るべきだった、
残念!
石光寺の駐車場に車を置いたまま、600m先にある「当麻寺」に徒歩で向かいました。
下の写真は、当麻寺の途上の道から見上げた「二上山」です。
「石光寺」の寒牡丹はイマイチだったが、
「当麻寺」の冬牡丹には期待が膨らむな!
(以下、「寒牡丹・冬牡丹(2)~当麻寺の冬牡丹」に続きます)