リュウちゃんの懐メロ人生

2020/01/07(火)20:43

映画「スターウ・ォーズ」シリーズ、遂に完結

外国映画(洋画)(15)

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 2019年12月20日映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」、公開、第1作公開から41年の歳月を経て、遂に完結! ​<「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」予告編>​ ​2019年12月30日、映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が遂に公開されました。長年のスター・ウォーズファンのリュウちゃん、早速、近所の映画館に、初日の第1回目の上映に駆けつけました。​ ​リュウちゃんが初めてこのシリーズを観たのは1978年に公開されたエピソード4「新たなる希望」でした。当時、リュウちゃんは32歳、「新たなる希望」公開当時リュウちゃんは新婚ホヤホヤ、​ リュウちゃんの結婚生活は「スター・ウォーズ」と共に 始まったのだ! 「新たなる希望」公開から41年、やっと今回のエピソード9「スカイウォーカーの夜明け」で、無事、この大河スペース・ファンタジーオペラが完結したという次第です。 この映画シリーズは、エピソード1~エピソード9の9作品がありますが、​1978年(昭和53年)に最初に公開された「「新たなる希望」は「エピソード4」です。​つまり全体の物語の「中盤」から先に公開されたのです。 ​​<ジョージ・ルーカス>​​ ​(ジョージ・ルーカス) ​「スター・ウォース」シリーズ全体の原作者であり、シリーズ最初の作品、「エピソード4~新たなる希望」の製作総指揮・監督・脚本を務めた人物です。「新たなる希望」が、全体の構想では「エピソード4」に当たり、全体が9部作になることは、「新たなる希望」公開当初からアナウンスされていました。その「壮大な構想」を知った32歳のリュウちゃん、 これは凄い構想だ!30代のリュウちゃんにとっても、エポック・メイキングな映画になりそうだ! と思ったものでした。 何故、ジョージ・ルーカスは当初から9部作の構想を持ちながら、実際の映画製作では「エピソード4」から始めたのか? ​​これは今でもリュウちゃんにとりましては<「スター・ウォース」シリーズの最大の謎」>なのです。このためにリュウちゃんのシリーズの知識は混乱しています。本ブログを書こうと思ったきっかけは、このシリーズを改めて「時系列に沿って辿る」ととによって、混乱を解消しようと思ったからなのです。​​ ​結局、ジョージ・ルーカスは「エピソード5~帝国の逆襲」は製作総指揮、「エピソード6~ジェダイの復讐」は脚本・製作総指揮を務めたのみで、監督はしませんでした。1999年~2005年に公開された「エピソード1~3」では制作総指揮・脚本・監督を務めましたが、2015年~2019年に公開された「エピソード7~9」では、ジョージ・ルーカスは「原作・キャラクター創造」のみクレジットされ、制作・脚本・監督からは一切手を引いてしまいました。​​これは、ジョージ・ルーカスが自分の映画を製作するために1971年に設立した製作会社「ルーカスフィルム」が、2012年にウォルト・ディズニー・カンパニーによって40憶5000万ドルで買収されてしまい、ためにルーカスは「ルーカスフィルム」から身を引いてしまったことが原因です。 ​永遠の映画少年ルーカスが「スター・ウォーズの製作から身を引いてしまったこと、返す返すの残念、 ​​<「スター・ウォーズ」シリーズの時系列的回想>​​ ​リュウちゃんは1978年の「新たなる希望」から今回の「スカイウォーカーの夜明け」までの9部作を全部、公開とほぼ同時に映画館で観ました。しかし、「エピソード4」から公開されましたので、今だにリュウちゃんのこのシリーズの知識は混乱の極みなのです。ここでは「エピソード1」から「エピソード9」まで、物語の時系列に沿ってこのシリーズを振り返って見て、リュウちゃんの「混乱の極み」を解消したいと思います。 ​​​<エピソード1~フォースの覚醒>​​ ​<予告編>​ ​(データ)​​★日本公開日:1999年7月10日(リュウちゃん53歳)​★製作総指揮・監督:ジョージ・ルーカス★製作費:1億1500万ドル、★世界興業収入・10憶2700万ドル 遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。 共和国の政治は腐敗の道を進んでいた。辺境惑星と貪欲なヌート・ガンレイ率いる通商連合の間で貿易関税率をめぐる論争が繰り返されていた上、腐敗が進む元老院は本来の機能を失い、無為無策の極みにあった。業を煮やした通商連合が惑星ナブーを見せしめとして威嚇包囲するに至り、元老院最高議長ヴァローラムは、共和国の守護者ジェダイに紛争仲裁のための助力を求める。 (登場する主なキャラクター) ​<アナキン・スカイウォーカー>​ ​(少年時代のアナキン・スカイウォーカー)​ ​​​「スター・ウォーズ」の物語全体の主人公の一人、「惑星タトウィーン」で奴隷として生まれ、幼い頃から「スクラップ屋」として働いている。9歳の時に危険な「ポッド・レース」(この様子は上記<予告編>のハイライト・シーンになっています)に出場、他の選手の執拗な妨害にも拘わらず、見事に優勝する。この「見事な業績」は、アナキンが潜在的に強い「フォース」 (「スター・ウォーズ」作中の主要概念の一つで、理力・念力・超能力のこと)を持っていると認められ、ジュダイ・マスターに見いだされ、厳しい修行の末に「ジュダイの騎士」として成長してゆく。 ​(エピソード2に登場する成人したアナキン。スカイウォーカー)​ ​​「エピソード2」でアナキンは「ジュダイの騎士」として大活躍するが、次第に「フォースの暗黒面」に惹かれるようになり、最終的には、ダークサイドに堕ちてしまい、「悪の帝王ダース・ベイダー」として再生する。 ​(ダース・ベイダー卿) ​また、アナキンは、幼い頃から憧れていた惑星ナブーの元女王「パドメ・アミダラ姫」(後述)と恋に落ち、「エピソード2」のラストで結婚し、「エピソード3」ではパドメはアナキンとの間に男女の双子(息子の「ルーク」と娘の「レイア」)を出産、この2人が「エピソード4~6」の主人公となる。 ​​<パドメ・アミダラ~ナタリー・ポートマン>​​ ​(アミダラ姫) ​「エピソード1~3」のヒロイン、14歳で選ばれて「惑星ナブー」の女王になる。しかし惑星ナブーは侵略に遭い、難を逃れたパドメは途中、惑星タトウィーンに立ち寄り、少年時代のアナキンと出会う。その後、銀河共和国の元老院議員になったパドメは、共和国の有力者として活躍するが、その過程で成長し、「ジュダイの騎士」となったアナキンと知り合い、恋に落ち、秘かに結婚、しかし、その後アナキンはダークサイドに堕ちてしまい、パドメは絶望し、孤立した小惑星「ボリス・マサ」で秘密裏に「ルーク」と「レイア」の双子を出産、直後に命を落とす。享年27歳、美人薄命、かつ「悲劇のヒロイン」だった。​<パドメを演じた女優・ナタリー・ポートマン>​ ​(ナタリー・ポートマン) ​​50歳を過ぎたリュウちゃん、「スター・ウォーズ~エピオード1」を観て、一遍にナタリー・ポートマンのファンになってしまいました。彼女のデビュー作「レオン」は劇場で観たのですが、強い印象はのこりましたが、この時、彼女は13歳の子供でしたので、「美女」という印象は持てなかったのです。​「エピソード1」は彼女が芳紀18歳の時の出演作、 何で清楚で美しい女優さんなのだ!まるでグレース・ケリーかイングリッド・パーグマンのようだ! それから彼女の主演映画をちょっと追いかけました。​「宮廷画家ゴヤは見た」、「ブーリン家の姉妹」、「ブラック・スワン」、、、​しかし、やっぱりパドメ・アミダラがベストというのがリュウちゃんの結論となりました。 ​​<オビ=ワン・ケノービ>​​ (「エピソード1~3」のオビ=ワン・ケノービ=ユアン・マクレガー) (「エピソード4~6」のオビ=ワン・ケノービ=アレック・ギネス) ​​誇り高き「ジュダイの騎士」であり、数少ない「ジュダイ・マスター」(弟子を取れる大騎士)である。「エピソード1~3」では、アナキンを弟子として指導、しかしアナキンがダークサイドに堕ちた時、オビ=ワンはアナキンと決闘して彼の両足と片腕を切り落とす。 ​​「エピソード4」でオビ=ワンはベン・ケノービという変名を使い惑星タトウィーンに隠棲、そこで、「ルーク・スカイウォーカー」を助ける(ルークこそはアナキンの息子だったのだ!)、オビ=ワンは以後、ルーク達と行動を共にして、ルークに父アナキンと同じように「ジュダイの騎士」になるべく指導し、「フォース」を授ける​(つまりオビ=ワンはアナキン、ルークの親子二代の「師」なのだ)​「エピソード4」のラストで、オビ=ワンはダース・ベイダーとなったアナキンと再び対決、しかし今回はダース・ベイダーのライトセーバーがオビ=ワンの胴体を切り払うが、直後オビ=ワンの肉体は消失してしまう。「エピソード5~6」では、オビ=ワンは霊体になってからも、守護霊のようにルークを守り続けるのだった。 ​う~ん、 映画を観ている時には、アナキン、ルーク、オビ=ワンの関係は混沌としていたが、こうやって整理してみると、少し明瞭になって来たぞ。​ ​​<アレック・ギネスについて>​​「スター・ウォーズ」で、オビ=ワンを演じたアレック・ギネス(1914年~2000年)、リュウちゃんの好きな男優の一人です。「スター・ウォーズ~エピソード4~6」も世界的名優の彼が出演したことによって、格調高いSFファンタジー映画になったと思っています。 ​リュウちゃんが初めてアレック・ギネスの映画を観たのは、高校2年生の時、デヴィッド・リーン監督の「戦場にかける橋」でした。この映画でアレック・ギネスは日本軍の捕虜になったイギリス軍の将校を見事に演じていました(これは主役)。​​​​​その後、同じデヴィッド・リーン監督の「アラビアのロレンス」では、アラブ反乱の主導者「ファイサル王子」(後の初代シリア国王)、「ドクトル・ジバゴ」では主人公ユーリ・ジバゴの義兄イエブグラフ・ジバゴ、「インドへの道」ではインドの哲学者と、デヴィッド・リ―ン監督の大作で、イギリス人、アラビア人、ロシア人、インド人の4か国人を見事に演じ分けました。​​​ (「アラビアのロレンス」のアレック・ギネス) ​​そのイギリスの名優アレック・ギネスが、何と、「スター・ウォーズに出演したことは、私の俳優人生最大の失敗」と、後悔している事を知り、ビックリしました。​この後悔の真意は不明ですが、他の若い俳優や映画インタビュアーの無知な質問に辟易したのかも知れませんね。でも、彼の格調高い演技が、この映画の成功を陰で支えていたとリュウちゃんは固く信じているのです。 ​​<ヨーダ>​​ ​(ヨーダ) ​800歳を超える「生きる伝説」と称されるジュダイ・マスター。「ジュダイ評議会の長」として数多くの「ジュダイの騎士」を育てた(オビ=ワン・ケノービは直弟子ではないが、実質的には弟子同様である)。最後の弟子はルーク・スカイウォーカー、ルークは「エピソード5」で初めて隠遁生活をしていたヨーダに出逢い、ヨーダは最後の務めとしてルークを「ジュダイの騎士」として鍛え上げる。「エピソード6」では、病気により衰弱したヨーダは、ルークにこれまでの全ての事実打ち明け、直後、自らの肉体を消滅させ、900歳の長い生涯を終えた。 ​ヨーダは身長66センチ、映画のクレジットには、「ヨーダ=フランク:オズ」となっています。​​当初、リュウちゃんは「フランク・オズ」という小さい人が着ぐるみを着て出演しているのかな?と思っていましたが、実際には「エピソード5~6」では「パペット(繰り人形)」をフランク・オズが操作、「エピソード1~3」ではCGでヨーダを造形しているのだそうです。ヨーダの台詞の「声」は全てフランク・オズが担当しているようです。​ ​​<パルパティーン議員=ダース・シディアス>​​​銀河共和国最後の元老院議長であり、銀河帝国の初代皇帝、皇帝ダース・シディアスとなり、銀河帝国はダーク・サイドの帝国となる。彼自身は「黒幕」として銀河帝国を支配するが、弟子であるダース・ベイダーが彼の手足となって恐怖政治を行う。「黒幕」であるので、映画での出番は非常に少ない。「エピソード6」のラストで、ダース・ベイダーから立ち戻ったアナキン・スカイウォーカーによって滅ぼされ、ここに22年に及んだ恐怖政治の銀河帝国(シス帝国は終焉を迎えた。 ​​​<R2-D2とC-3PO>​​ ​<R2-D2(右)とC-3PO(左)>​ ​3POは二足歩行する人間型ロボット、600万を越す宇宙言語が組み込まれていて、どんな言語でも通訳出来る通訳ロボットである。また各民族の儀礼にも精通、暗号解読にも高い能力を発揮する。​C-3POは少年時代のアナキン・スカイウォーカーによって廃品を集めて作られた。外装はパドメ・アミダラによって装着され、アナキンに引き取られた。パドメとアナキンの結婚後には、パドメの従者として仕えた。パドメの死後は、パドメの娘であるレイア・オーガナに(後述の)R2-D2と共に仕え、その後、「エピソード4」ではR2-D2と共にルーク・スカイウォーカーに仕えるようになった。C-3POは、いわゆる「着ぐるみ」で、ロボットの中に、アンソニー・ダニエルズという俳優が入って演じています。 ​R2-D2はナブー王室専用機に備え付けられた宇宙船や電子機器のオペレートを主目的としたロボットである。高度な電子頭脳を持ち、宇宙船などの操縦、電子、機械修理からソフトウエア航法ナビゲート・機関制御・暗号解読からクラッキング、ホログラム映像の録画再生や送受信および転送、膨大な量のデス・スター設計図を丸々コピーするほどのメモリー能力など、様々な機能を持兼ね備えている。真空の宇宙空間から灼熱の砂漠や極寒の雪原・果ては水中まで、高い環境適応力で活躍できるように設計されている。​基本的に三本足に装備されたキャタピラで移動する。段差の低い階段の上り下りも可能。無重力の宇宙空間でも脚部を船体に吸着させて自在に移動して見せる。人間や他のドロイドがしゃべる自然言語は理解できるものの、様々な音程からなる電子音による機械語しかしゃべることはできない(通訳は相棒のC-3POが務めることが多い)。 ​R2-D2も「着ぐるみ」で、実はケニー・ベイカーという身長112センチの成人俳優が演じているのだそうです。​ ​(ケニー・ベイカー) ​リュウちゃん、R2=D2はパペットだと思っていたのですが、「着ぐるみ」だと知って、ちょっと感動しました。 R2-D2はもともとは、ナブー王室の所有物であったが、その後、宇宙船修理の功績とその勇気が気に入られたことが縁で、パドメ・アミダラの個人的な所有物となる(ここで上記のC-3POと一緒になり、「エピソード4」ではロボット・コンビとしてルーク・スカイウォーカーに仕えることになる) ​​<ライトセーバー>​​ ​(ライトセーバー) ​​「ジュダイの騎士」やダースベイダーのような暗黒枢卿によって使われる刀剣型の武器、抜くと上の写真のように光を発し、強力な武器になる。ライトセーバーは「ジュダイの騎士」にとっては「神聖な武器」であり「象徴」である。この武器は強力なフォースを身に付けないと、自由に使いこなすことが出来ないからである。​ ​ジョージ・ルーカスはR2-D2とC-3POのコンビを、黒澤 明監督の「隠し砦の三悪人」の百姓コンビ、太平(千秋 実)と又七(藤原釜足)から発想したとされています。​ ​​​​​​​ ​<映画「隠し砦の三悪人」の太平(左)と又七(右)> ​また、このコンビだけでなく、ストーリーや他のキャラクターも、かなり共通したものがありますね。「隠し砦の三悪人」は落城した秋月藩を再興するため、藩の侍大将だった真壁六郎太(三船敏郎)が秋月家の生き残り・雪姫(上原美佐)を伴い、同盟国である隣の早川領に逃げるという、山中峯太郎の「敵中横断三百里」のようなストーリーの映画です。​<映画「隠し砦の三悪人」 特報+予告編​ ​<「隠し砦の三悪人」の真壁六郎太(三船敏郎)と雪姫(上原美佐)> ​「隠し砦の三悪人」侍大将・真壁六郎太=ルーク・スカイウォーカー、「隠し砦の三悪人」の雪姫=レイア姫という次第です。 また「ライトセーバー」も、この映画から着想したのではないかとリュウちゃんは考えています。映画の中で、疾走する馬に乗り、馬上から敵を切り捨てるという「名シーン」(下の画像)がありましたが、多分ジョージ・ルーカスはこのシーンを観て、ライトセーバーを思いついたのだとリュウちゃんは勝手に想像しているのです。 ​​<「スター・ウォーズ」エピソード2~クローンの攻撃>​​ ​(予告編)​ ​(データ)​★日本公開日:2002年7月13日(リュウちゃん56歳)★製作総指揮・監督:ジョージ・ルーカス★製作費:1億2000万ドル、★世界興業収入:6憶4800万ドル 遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』より約10年後、旧態依然として腐敗による機能低下が進む銀河共和国を見限り数千の星系が離脱を表明、元ジェダイのドゥークー伯爵を中心に分離主義勢力を形成して共和国との間に緊張状態を生じていた。この事態に対して、共和国の軍隊保有の是非を問う元老院議会での投票のため惑星コルサントを訪れたパドメ・アミダラ元老院議員は爆破テロに遭遇し、パドメ自身は難を逃れたものの多数の侍従が犠牲となる。 ​(登場する主なキャラクター)​主なキャラクターは「エピソード1」で殆ど紹介してしまいましたので、特にありません。 ​​<エピソード3~シスの復讐>  ​(予告編)​ ​(データ)​★日本公開日:2005年7月9日(リュウちゃん59歳)★製作総指揮・監督:ジョージ・ルーカス★製作費:1億1300万ドル、★世界興業収入:8憶8400万ドル 遠い昔、遥か彼方の銀河系で…。 クローン戦争の勃発から約3年が経過し、戦争は銀河共和国優位の情勢にあった。しかしそんな中、パルパティーン最高議長が惑星コルサントに襲来した独立星系連合軍に捕らえられてしまう。コルサント上空で繰り広げられる艦隊戦の中をパルパティーン救出に向かうオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーは、パルパティーンが捕らえられている敵の旗艦インビジブル・ハンドに突入し、再びシスの暗黒卿ダース・ティラナスことドゥークー伯爵と対決、アナキンはこの戦争で鍛え上げられ遥かに力を増し、以前は自身を圧倒したドゥークーを体術を織り交ぜた戦術で両腕を切り落とし勝利する。パルパティーンはドゥークーに止めを刺せとアナキンを扇動し、アナキンはドゥークーの首をはねてしまう。墜落寸前のインビジブル・ハンドからオビ=ワン、アナキン、パルパティーンは無事生還する一方で、分離主義勢力のリーダー格であるグリーヴァス将軍も無事脱出していた。 ​(登場する主なキャラクター)​この作品も新しいキャラクターの紹介は無しとします。以下、「エピソード4」に繋がって行くラストシーンの記述を貼り付けます。 ​パドメは息子「ルーク」と娘の「レイア」を産むと息を引き取る。 アナキンはパルパティーンに救われ、コルサントの医療機関で大火傷の手術を受け、生命維持装置を取り付けダース・ベイダーとして暗黒卿の姿へと変貌する。 最後のシーンでダース・ベイダーとパルパティーン皇帝は巨大宇宙要塞「デス・スター」の建設作業を査察する。 そしてレイアはベイル・オガーナ、ルークはタトゥイーンのオーウェン夫妻に引き取られる。​ ​​<エピソード4~新たなる希望>​​ ​(予告編)​ ​(データ)​★日本公開日:1978年6月24日(リュウちゃん32歳)★製作総指揮・監督:ジョージ・ルーカス★製作費:1100万ドル、★世界興業収入:7憶7500万ドル 遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。 ジェダイ騎士団と旧銀河共和国が滅亡して久しい時代、かつて平和だった銀河系は銀河帝国による圧政下にあった。そんな中、反乱同盟軍のスパイが帝国軍の誇る宇宙要塞である初代デス・スターの極秘設計図のデータを密かに盗み出す事に成功した。帝国の皇帝であるダース・シディアスが最も信頼を置くシスの暗黒卿のダース・ベイダーは、設計図奪還と反乱軍の本拠地の早期発見を命じられる。 (登場する主なキャラクター) <ルーク・スカイウォーカー~マーク・ハミル> ​(ルーク・スカイウォーカー) ​「エピソード4~6」の主人公、父はアナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)、母はパドメ・アミダラ、父の故郷である惑星タトウィーンで普通の家庭で善良な養父母に育てられた。或る日、養父が農作業用のロボットとしてR2-D2とC-3POを購入、ルークはR2-D2の映像データにオビ=ワン・ケノービへのメッセージがあることを発見、このデータを近くの澄んでいる老人ベン(隠遁生活をしていたオビ=ワン・ケノービ)に届けたことにより、ルーク4は「ジュダイの騎士」として修業し、屈指のフォースを身に着け、成長していく。当初ルークはダース・ベイダーが父のアナキンだったこと。レイア姫(後述)が双子の妹であることを知らなかったが「エピソード6」で霊体となったオビ=ワンからこのことを告げられる。「エピソード6」のラストでは父であるダースベイダーと対決、彼の手を切り落とす。直後ダース・ベイダーは改心し、元の「ジュダイの騎士」であるアナキン・スカウォーカーに戻るが、まもなく息を引き取る。ルークもこの時、皇帝ダーク・シディアスの誘いによって危うくダークサイドに堕ちるところだったが、父の改心を知って踏みとどまり、「ジュダイの騎士」として生きていくことを選択する。 「エピソード7~8」では、ルークは隠遁生活を送っているが、このシリーズのヒロインである「レイ」に発見され、彼女の指導者となる。「エピソード8」のラストでルークの命は尽き、かつての師オビ=ワン・ケノービのように、その実体を消してしまう。 ​<レイア・オーガナ(レイア姫)~キャリー・フィッシャー>​ ​(レイア姫) ​​「エピソード4~6」のヒロイン、銀河共和国が滅び、銀河帝国は誕生した時に、アナキンとパドメの娘として誕生した(ルークは双子の兄である)。誕生後すぐにルークとレイアは引き離され、レイアは惑星オルデランの王室のオーガナ夫妻に引き取られ、「レイア・オーガナ」として成長する。18歳の時に惑星オルデランの女王に選出され、やがて最年少で帝国元老院議員になったレイアは銀河系の各地に点在していた帝国への反乱組織(レジスタンス)を支援、女王の特権を生かして孤立していた各地の反乱組織を統合し、レジスタンスの輪を広げていく。そしてルークやハン・ソロ(後述)などと協力して、ジャンヌ・ダルクのようなレジスタンスの指導者になる。​ ​「エピソード6」では、ジャバ・ザ・ハット(後述)に捕らえられ、半裸体の姿で拘束されるという衝撃的なシーンがありました。まさに「美女と野獣」ですね。 ​(ジャバ・ザ・ハットに拘束されたレイア姫)​ ​「エピソード7~9」ではレイアはレジスタンスの将軍となり、銀河帝国の残党「ファースト・オーダー」を壊滅させる。 ​​​​<ハン・ソロ~ハリソン・フォード>​​ ​(ハン・ソロ)​ ​​​​「エピソード4」以降、ルーク、レイア姫と並ぶ最大のヒーロー、相棒のチューバッカ(後述)と共に宇宙船ミレニアム・ファルコン号を操り、密輸業をやっていたが、ルークやレイア達と知り合いになってからは銀河帝国と戦う反乱軍の主要メンバーとして活躍、後にレイアと結婚し、息子「ベン」をもうけるが、ベンは成長してからダークサイドに堕ち、「カイロ・レン」として祖父のダース・ベイダーの後継者となる。「エピソード7」でハン・ソロはダーク・ジュダイになったベン(カイロ・レイ)に殺害されてしまう。​​​ ​​(ハリソン・フォード)​​​​​​「スター・ウォーズ」に出演した新人俳優の中で、最も成功したのがハリソン・フォードです。彼は1980年、「スター・ウォーズ~帝国の逆襲」出演の翌年の1981年、「スターウォーズ」と並ぶ当たり役となったインディ・ジョーンズ・シリーズの第1作「インディ・ジョーンズ~失われたアーク」(監督:スティーブン・スピルバーク)に主演、 (「インディ・ジョーンズ」のハリソン・フォード) その翌年の1982年にはリドリー・スコット監督のSF映画「ブレードランナー」で主演(リック・デッカード役)、また1985年にはヒューマン・ドラマの名作、ピーター・ウィアー監督の「刑事ジョン・ブック~目撃者」で主役の刑事ジョン・ブックを演じました。​​​​​リュウちゃん、この映画が大好きです。特に物語の中盤で彼が口づさむサム・クックの「ワンダフル・ワールド」は今だに耳の奥に残っているのです。​ ​<サム・クック「ワンダフル・ワールド」~刑「刑事ジョン・ブック」より>​ ​​<チューバッカ>​​ ​(「チューバッカ」~一番左) ​ハン・ソロの相棒、ミレニアム・ファルコン号の副操縦士、類人猿型人種、常にハン・ソロと共に行動し、「エピソード7」ではハンソロがカイロ・レンに殺害された現場にいて、激高してカイロ・レンを負傷させる。 ​​<エピソード5~帝国の逆襲>​​ ​(予告編)​ ​(データ)​ ★日本公開日:1980年6月28日(リュウちゃん34歳) ★製作総指揮:ジョージ・ルーカス、監督:アーヴィン・カーシュナー★製作費:2500万ドル、★世界興業収入:7憶9800万ドル 遠い昔、はるか彼方の銀河系で…ヤヴィンの戦いから3年。デス・スターを反乱同盟軍に破壊された銀河帝国軍の反撃は激烈を極めた。反乱軍は帝国軍によりヤヴィン秘密基地から撤退を余儀なくされ、氷の惑星ホスにエコー基地を設立したのである。ダース・ベイダーは反乱軍、そしてルーク・スカイウォーカーを捜索するため調査用のプローブ・ドロイドを銀河系の各地に大量に放っていた。 ​(主なキャラクター)​「エピソード4」とほぼ同じなので、ここでは省略します。この映画、女房殿同伴で新宿で観ました。 ​​<エピソード6~ジュダイの帰還> ​(予告編)​ ​この作品、公開時のタイトルは「ジュダイの復讐」でしたので、ポスターも「ジュダイの復讐」と表記されています。​ ​(データ)​★日本公開日:1983年67月2日(リュウちゃん37歳)★製作総指揮:ジョージ・ルーカス、監督:リチャード・マーカンド★製作費:3250万ドル、★世界興業収入:5憶7300万ドル 遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。 『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』より1年ほどの月日が流れた。ルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナ、そしてランド・カルリジアンは、惑星タトゥイーンに根城を構える犯罪王ジャバ・ザ・ハットの宮殿に潜入。ルークは、惑星ベスピンにてシスの暗黒卿ダース・ベイダーに敗北し己の未熟さを痛感、過酷な修業を積み、ジェダイの騎士として大きく成長した。ルークとレイアはいったん捕まるが、反撃に転じたルークの活躍で、その場にいたジャバらギャング一味は壊滅、ハン・ソロを無事に救出する。 (主なキャラクター) ​<ジャバ・ザ・ハット> ​(ジャバ・ザ・ハット) ​惑星タトウィーンに本拠を置く犯罪組織「ハット・カルテル」のボス、地球で言えば「マフィアのボス」(かってハン・ソロもこの組織で働いていた)、エピソード6」では、捕らえられ冷凍漬けにされたハン・ソロをレイア姫が解凍し助け出すが直後ジャバ・ザ・ハットに捕まってしまい、半裸姿で鎖で拘束され、奴隷にされてしまう。ジャバ・ザ・ハットの宮殿に侵入したルークは、レイアに助けられたハン・ソロと協力してレイアを助け出す。その際レイアは繋がれていた鎖でジャバ・ザ・ハットを絞殺、犯罪組織「ハット・カルテル」は崩壊する。 ジャバ・ザ・ハットは隊長3,9n、体重1,4トンの巨漢です。下半身はヒキガエル、顔ままさにギラギラしたマフィアのボスまたは「蛇」、 このキャラクターは、約1トンの「パペット」で作られ、数人掛りで操作されて実現したようです。 ​(ジャバ・ザ・ハットの操作図) ​​ジャバ・ザ・ハットの顔は 誰かに似ている? ​​製作の関与した人達の中では、当初、「チシャ猫」、「オーソン・ウェルズ」、などがよく似ているといわれていましたが、リュウちゃんは「ゴッド・ファーザー」でマーロン・ブラントが演じた「ドン・コルレオーネ」が少し(役柄の上で)似ていると思っています。しかし、​ドン・コルレオーネはジャバにような下卑た感じはしません。 名実共にジャバ・ザ・ハット に似ているのは、トランプ大統領だ!? 日本人では、最近マツコ・デラックスがジャバに似ていると云われています。政治家では小沢一郎氏、浜田靖一氏、公明党の冬柴鉄三氏などがよく似ていると言われることがあります。リュウちゃんは浜田靖一氏の父で衆議院議員だった浜田幸一氏(通称:ハマコー)がよく似ていると思っています。 ​ハマコーはトランプ大統領とも よく似ている!​ ​最近、安倍晋三首相もジャバ・ザ・ハットに似てきましたね。​ ​​<イオーク>​​ ​(イオーク) ​森林の惑星エンドァに住むテディ・ベアに似た種族、身長1m位、二足歩行する。原始的な生活をさいているが身体は強靭で、勇猛な戦士でもある。「エピソード6」の後半では、ルークたち反乱軍と協力して帝国軍を打ち破り、ラストは惑星エンドアの森の中で祝宴を挙げる。最新作「エピソード9」にも登場する。 「イオーク」はシリーズのなかでも一番の「可愛いキャラクター」ですね。人気者なので、本編とは別に「イオーク・アドベンチャー」という映画も作られました。 ​​<エピオソード7~フォースの覚醒>​​ ​(予告編)​ ​(データ)​★日本公開日:2015年12月17日(リュウちゃん69歳)★製作総指揮:トミー・ハーパー、監督:J・J・エイブラムス★製作費:2億ドル、★世界興業収入:20憶6200万ドル 遠い昔、はるか彼方の銀河系で...。 エンドアの戦いから約30年後。最後のジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーが姿を消した。その間に帝国軍の残党から新たに“ファースト・オーダー”が台頭し、再び銀河に脅威をもたらすと同時に彼の抹殺を計画していた。彼の双子の妹であるレイア・オーガナ将軍は、新銀河共和国の支援の下で独自の軍事組織“レジスタンス”を指揮してファースト・オーダーに立ち向かうと共に、彼の行方を捜索していた。 (登場する主なキャラクター) ​<レイ~デイジー・リドリー> ​(レイ) ​​​​​「エピソード7~9」のヒロイン、幼い頃から惑星「ジャクー」でスカベンジャー(クズ拾い)で独りで生活をしている若い女性、レジスタンスのエース・パイロットの「ポー・ダメロン」、ストームトローパー(銀河帝国の機動歩兵の「フィン」それとロボットの「BB-8」が惑星ジャクーに逃れて来て出会い、以後、彼らと共に「ファースト・オーダーと戦うレジスタンス(新共和国)に参加する。​​​​「エピソード7」のラストで、隠遁生活を送っているルーク・スカイウォーカーに出逢う。「エピソード8」では、レイはルーク及びレイアの下で修業、高いフォースを身につけた。「エピソード9」ではレジスタンスの中心戦士になって、「ファースト・オーダー」を殲滅した。 ​​<BB-8>​​ ​(BB-8) ​​​まるで「雪だるま」のような形をしたロボット、「エピソード7~9」の一番人気のキャラクターである。R2-D2と同じ「アストロメク・ドロイド」(宇宙船の修理・整備を行うロボット)、R2-D2とは違い、丸い胴体を回転させて移動する。元々は「ポー・ダメロン」が所有していたが、ポーとフィンが惑星ジャクーでレイと合流してからは、主にレイと行動を共にすることが多くなる。 ​​​​<カイロ・レン>​​ ​(カイロ・レン) ​​​​「エピソード7」で初登場したダーク・ジュダイ、「エピソード4~6」のダース・ベイダーにあたる悪役キャラクター。出生名は「ベン・ソロ」、ハン・ソロとレイア姫の間に生まれた息子である。銀河帝国軍の後継組織「ファースト・オーダー」の幹部として「レジスタンス」殲滅のために戦う。直属の戦闘部隊「レン騎士団を持っている。​​​ ​​<最高指揮者スノーク>​​ ​(最高指揮者スノーク) ​「エピソード7」で初登場したダーク・ジュダイ、「ファースト・オーダー」の最高権力者である。「エピソード1~6」のパルパディーン(ダース・シディアス)にあたる存在(カイロ・レンは「エポソード1~6」のダース・ベイダーにあたる存在である)。CGキャラクター。 ​​<エピソード8~最後のジュダイ>​​ ​(予告編)​ ​(データ)​★日本公開日:2017年12月15日(リュウちゃん71歳)★製作総指揮:J・J・エイブラムス他、監督:ライアン・ジョンソン★製作費:2億ドル、★世界興業収入:13憶3200万ドル 遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。 最高指導者スノークが率いるファースト・オーダーと新共和国のレイア・オーガナ将軍が率いる私設軍隊レジスタンスの戦闘が激化。行方が分からなくなっていた伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーが発見され、戦況が好転するかに思われたが、予想以上に攻撃が激しいファースト・オーダーにレジスタンスの戦士たちは押されていた。 ​(主要なキャラクター)​ 「エピソード7」とほぼ同じなので省略します。この映画は「レイ」がフォースを身に付け、「ジュダイの騎士」として成長してゆく様がダイナミックに描かれます。 ​​<エピソード9~スカイウォーカーの夜明け>​​ ​(予告編)​ ​(データ)​★日本公開日:2019年12月20日(リュウちゃん73歳)★製作総指揮:カラム・グリーン他、監督:J・J・エイブラムス★製作費:2億ドル(?)、★世界興業収入:? 遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。 今は亡き皇帝パルパティーンの言葉に従い、カイロ・レンはムスタファーでシスのナビゲーターを手に入れた。これはカイロを星図に載っていない惑星エグゼゴルへと導くものであった。古いシスの寺院でカイロはパルパティーンと会った。パルパティーンはファースト・オーダーを操り、カイロをダークサイドへと誘うための操り人形としてスノークを作り上げていたのである。 ルーク・スカイウォーカーに次ぐ「ジュダイの騎士」に成長したレイは、レイア・オーガナ将軍率いる「レジスタンス」の先頭に立ち、ダークサイドの生き残りである「ファースト・オーダー」を殲滅する。戦いが終わったあと、レイは惑星タトウィーンのルークの出生地を訪れ、そこにルークと自らのライトセーバーを埋める。通りがかりの人に名前を聞かれた時に、レイは以下のように答える。 ​​「私はレイ・スカイウォーカーよ」 (完)​​ ​​(まとめ) ​​最初の「エピソード4」から41年を経て完結、リュウちゃんの新婚時代から始まり、後期高齢者になる直前に完結、やはりある種の感慨が込み上げてきます。 ​​★リュウちゃんは幼い頃から映画が好きで、東映のチャンバラ映画が大好きでした。初めて東映チャンバラ映画を観たのは、多分、中村錦之助・東千代之介主演の「紅孔雀」(小学校3年生)、でも、リュウちゃんは中村の錦ちゃんや東の千代ちゃんよりも、「久美」を演じた「高千穂ひづる」さんに惚れてしまったのです(心だけは「おマセさん」だったのですね)​​​​以後、無数の東映チャンバラ映画を観ましたが、殆どは勧善懲悪の話、つまり「正義の人間はどこまで行っても100%正義、悪の人間はどこまで行っても100%悪人」​、​中学生の低学年頃までは、この「善悪完全二分」の世界にハマっていたのです。​​ ​★小学校の高学年になってから、ジューヌ・ベルヌやH・G・ウェルズや手塚治虫の「鉄腕アトム」などのSFものにハマりました。特に小学校の低学年の時に連載が始まった「鉄腕アトム」は幼いリュウちゃんの空想を掻き立てました(アトムの誕生日は2003年4月7日と設定されていたのです!)​​まだ宇宙開発は黎明期だったのですが、この頃、「20世紀は宇宙開拓の世紀だ」と思っていたのです。​★中学3年生の時、ソビエトのガガーリン大佐は初めて宇宙飛行に成功、​★高校生になってから、クラシック音楽にのめり込みました。当初はベートーベンなどの古典音楽でなく、マーラーやワーグナーの後期ロマン派の音楽がお気に入りで、当時は全曲を聴くことが出来なかったのですが、ワーグナーの楽劇「ニーベルンクの指輪」に憧れました(社会人になってから、やっとレコードを買うことが出来るようになり、約15時間掛る全曲を聴けるようになりました)​​★昭和43年、初めてリアルな宇宙空間を写した映画「2001年宇宙の旅」公開、この映画、ア―サー・C・クラークの原作と共に、感激しました。​★昭和44年、社会人1年生の時、アポロ12号が月着陸に成功、アームストロング船長は人類として初めて月の大地を踏みました。 ★昭和53年、「<スター・ウォーズ」エピソード4>日本公開。 う~ん、この映画こそ、リュウちゃんのゴッタ煮の好奇心の殆ど全てを満たしてくれる 稀有な映画なのだ! 壮大でリアルな宇宙空間。そこで繰り広げられる大チャンバラ、素晴らしいヒーロー達それ以上に素晴らしい三代のヒロイン、 ​★この映画はアナキン~ルーク~レイの三代に渡るヒーローの年代記であると共に、パドメ~レイア~レイというヒロインの三代に渡る年代記でもあるのです。ワーグナーの「ニーベルンクの指輪」がウォータン~ジーグムント~ジークフリートの三代に渡る年代記であるのと同じ構想ですね。 恐らく「スター・ウォーズ」を構想したジョージ・ルーカスの頭の中には、ワーグナーの「指輪」があったに違いないとリュウちゃんは思っています。​ ​<ワーグナー「ワルキューレの騎行」~ニーベルンクの指輪より>​ ​東映のチャンバラ映画はほぼ図式的な勧善懲悪、白黒がはっきりしていましたが、「スター・ウォーズ」では「ジュダイの騎士」はすぐダークサイドに堕ちる、善と悪の境界は定かではなく、全体的にも「善と悪との葛藤の物語」なのですね。この点がリュウちゃんに取りましては非常に新鮮だったのです。 ​​​そして、全9作の音楽を作曲した ジョン・ウィリアムス! ​​映画の中で彼の音楽は、ワーグナーの「指輪」と同じように、途絶えることなく滔々と流れるのです。 ジョン・ウィリアムスの 「スター・ウォーズ」は​​20~21世紀の「指輪」なのだ! ​<ジョン・ウィリアムス「スター・ウォーズ組曲」>​ ​​「エピソード9」のラストで、ヒロインのレイは、​「私はレイ・スカイウォーカーよ」と叫びました。​ ​​では、レイはルークの娘なのか? ​​​残念ながら、それは​「謎」​なのです。​ (レイ・スカイウォーカー)​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

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