2021/10/21(木)21:31
2021年秋の馬見丘陵公園~ダリアとコキアとコスモスと~
秋の馬見丘陵公園ダリアが満開、コキアも朱く色づいてきた。
(ダリア「桜蛍」)
10月5日、まだ連日、厳しい残暑が続く中、女房殿の運転する車の助手席に乗って、久々に「馬見丘陵公園」にお出掛けしてきました。
「馬見丘陵公園」は「花と古墳の公園」です。
「春」には「パンジー」、「桜」、「雪柳」、冬「チューリップ」、「ネモフィラ」、「バラ」、夏には「ひまわり」、「花菖蒲」、「あじさい」、秋には「ダリア」、「バラ」、「コスモス」、「コキア」(花ではありませんが)、冬には「皇帝ダリア」など、四季を通じ、花の途切れることのない公園なのです。
今はダリアとコキアの季節、今日はダリアとコキアを堪能しよう!
<ダリア>
ダリアは、「北エリア」の「花見茶屋」の前に集中して植えられています。
約120種1000株のダリアが一斉に開花するのは、「見事!」なのです。
例に寄りまして、幾つかのダリアの種類を紹介させて頂きます。
<高嶺(たかね)>
<声望(せいぼう)>
<友の面影>
<ゾロ>
この名称、昔、テレビで観た「怪傑ゾロ」に由来しているのかな?
<イーグルアイ>
<黄望>
<ハミルトンジュニア>
<純愛の君>
<おぼろ月>
<フィダルゴブラッキー>
<桜蛍>
このブログ冒頭にアックの写真を貼り付けたダリアです。
<セクシーポーズ>ちょっと刺激的名前のダリアですね。でも、名前とは違い、清楚なダリアなのです。
<黒蝶>
<パープルプラネット>
<奈々>
奈良県で算出された可憐なダリアです。「奈々」と聞きますと、昭和50年にデビューしたアイドル、岡田奈々ちゃんを想い起こします。
岡田奈々ちゃん、リュウちゃんの生涯最高の心のアイドルの一人なのだ!
(※)尚、2012年にAKB48のメンバーとしてデビューした岡田奈々は全くの別人ですが、こちらの岡田奈々は本名で、リュウちゃんのアイドルの岡田奈々は芸名なのです。<ダリア園の横のコキア>
ダリア園の横の小道を隔てた一角に、少しだけコキアが植えられています。
コキアの前には小さいコスモス、11月には
一面にコスモスが見頃になる!
北エリアから短いトンネルを抜けると中央エリアに出ます。
以下、中央エリアに咲いていた花を紹介します。
<つるバラ>トンネルの手前にある雨傘状に仕立てられたつるバラです。
殆ど終わっていたが、ワンポイントだけ咲き残っていた!
<コルチカム>
イヌサフランを園芸用に改良した植物です。彼岸花と同じように先に花が咲き、葉は花が終わった後で出てくるのだそうです。球根には「コルヒチン」という猛毒が含まれていいる「毒草」なのですが、薄紫の花は可憐ですね。
<サルヴィア・レウカンサ(アメジスト・セージ)>
中央アメリカ原産の大きく育つサルビアです。トンネルを抜けた所から、小さいバラ園に行く道沿いに毎年植えられていて、目を楽しませてくれるのです。
馬見丘陵公園では脇役の花だが、リュウちゃんはこの花に「秋」の訪れを強く感じるのだ!
<ススキの丘・パンパスグラス>
サルヴィア・レウカンサの咲いている道の横手に「ススキの丘」があります。
もうススキは「満開」(?)だ!
ススキの林の中に、一際大きい種類がありました。
これは、ススキとはちょっと種類の違うパンパスグラス(シロガネヨシ)なのだ!
<コスモス>
「ススキの丘」から降りますと、小さいバラ園のある「中央エリアの花壇」です。
「中央エリアの花壇」では、春はチューリップ、夏には「ひまわり」、そして「ひまわり」が終わりますと、秋にはコスモスが植えられます。
10月初旬は「コスモス」が植えられたばかりで、まだ見栄えがしません。コスモスの「見頃」は11月になりますので、また「見頃の時期」に訪れたいと思っています。
<キバナコスモス???>
まだ普通のコスモスは、植えられたばかりなのですが、コスモス花壇の一角に、「見頃」を迎えている「黄色いコスモス」がありました。
この黄色いコスモス、「キバナコスモス」なのかな?
「馬見丘陵公園」のHPに寄りますと、この黄色いコスモスは「レモンブライト」という品種なのだそうです。通常の「キバナコスモス」は、レモン色ではなく、朱色に近い色ですね。
レモンブライトは、キバナコスモスの変種なのかな?
と思って、「コスモス」のウィキペディアを見ましたところ、以下のことが判りました。
(1) コスモスは、(A)オオハルシャギク(大春車菊:一般的なコスモス)、(B)キバナコスモス、(C)チョコレートコスモス、の3種類に分類される(いずれも「キク科コスモス属」の花)
(2)オオハルシャギク、キバナコスモス、チョコレートコスモスは、「属」までは同じだが「種」が違うので、原則、互いに交配出来ないが、キバナコスモスとチョコレートコスモスとは交配が可能で、この2種を交配して作出されたコスモスは「ストロベリーチョコレート」と呼ばれる。
(3)、元来、オオハルシャギク種のコスモスには「黄色の花」は無かったが、1988年(昭和63年)、玉川大学農学部育種学研究室により、史上初の黄色いオオハルシャギクである「イエローキャンパス」が育成された。
(4)、ネットで検索出来るサイトを幾つか見たが、見た限りのサイトは皆、「黄色いコスモス」=「キバナコスモス」となっている。ここからは「レモンブライト」=「黄色いコスモス」=「キバナコスモス」と結論せざるを得ないが、、上記(3)に寄れば、「レモンブライト」=「オオハルシャギク」だと結論できそうだ。
この問題につきましては、これくらいでお終いにします。「レモンブライト」は「キバナコスモス」なのか?それとも「オオハルシャギク」なのか?
コスモスに詳しい方がいらっしゃいましたら、この問題についてお教え頂ければ幸いなのです。
<カリヨンの丘の「コキア」(ホウキギ)>
コスモス花壇から南へ10分位歩いたところに「カリヨンの丘」があります。「カリヨンの丘」の周辺に、約3200株の「コキア」(ホウキギ)が植えられています。
夏にはマリモのように青かったが、もう紅葉のように赤くなってきた!
馬見丘陵公園のコキアは、昨年(2020年)から植え付けが始まったので、まだ「コキア園」としては「新参者」です。
植えられている株数は3200株、この株数、
全国的には何位のコキア園なのか?
と思ってネット調べしましたところ、下記のサイトがヒットしました。<コキアが見られる全国の公園13選>
上記サイトで、コキアの株数の多い順に並べてみます。
(1位)国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市):32000株、(2位)東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市):20000株、(3位)国営みちのく杜(もり)の湖畔公園(宮城県柴田郡):10000株、(3位)ひるがのピクニックガーデン(岐阜県郡上市):10000株、(5位)国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県比企郡):4500株、(6位)国営讃岐まんのう公園(香川県まんのう町):4000株、
そして、
(7位)馬見丘陵公園(奈良県河合町・広陵町):3200株、
昨年に誕生したばかりの馬見丘陵公園のコキアの株数は、堂々の全国第7位!
この調子で行けば、1位の「ひたちなか海浜公園」の株数を追い抜く日も近いぞ(ちょっと無理か???)
ーーーーー
(おまけ)
リュウちゃんの家の小さい庭で、シュウメイギクが満開になりました。