2022/10/24(月)21:07
故郷・伊勢市での「いとこ会」出席と、伊勢路の彼岸花
久々の故郷訪問、伊勢路には彼岸花が咲き残っていた。
9月29日、久々にリュウちゃんの故郷・三重県伊勢市二見町に行って来ました。夫婦岩の近くにある料理民宿「潮騒」で開催される母方の「いとこ会」に出席するためです。
(料理民宿「潮騒」)
リュウちゃんの母親は8人兄妹(男2人、女6人)の長女です。従いまして、リュウちゃんの母方の「いとこ」は多く、リュウちゃんを含め、合計19人います(内、3人は物故)、リュウちゃんが「いとこ」の最年長者ですが、最年少者は、まだ40代なのです。全国バラバラに住んでいますが、これを機に旧交を暖めようという趣旨の会なのです。
「いとこ会」は午後5時スタートですが、リュウちゃんは朝9時に女房殿の運転する車の助手席に乗って奈良を出発、お昼頃、伊勢市に着きました。早めに伊勢市に入ったのは、「いとこ会」の前に行って見たい所が2か所あったからなのです。その2か所とは、以下の「松下社」と「伊勢シーパラダイス」です。
<松下社>
リュウちゃんの生まれ育った集落の「鎮守の森」です。子供の頃、ここ森や神社の手前にある三重県指定の天然記念物の「松下社の大クス」の空洞でよく遊んだのです。
通称「蘇民の森」、ここはリュウちゃんの
「心の原点」の場所なのだ。
(松下社の大クス)
<伊勢シーパラダイス>
伊勢市二見町の「夫婦岩」の近くにある「水族館」です。「水族館」としては中規模なのですが、アシカ、イルカ、セイウチのショーが「売り物」で、人気の水族館あのです。<伊勢シーパラダイスHP>
(アシカのショー)
(イルカのショー)
一際巨大なセイウチのショー、ユーモラスだ!千葉の孫姫に見せたい!
水槽の魚では、華麗な「ハナミノカサゴ」が印象に残りました。
<いとこ会>
午後4時に「潮騒」にチェックイン。本日の出席者は、リュウちゃんを含む母方の「いとこ」が9人、「いとこ」のつれあいが2人、母の妹(つまり、リュウちゃん達の叔母さん)が3人、合計14人です。叔母さんの年齢は、上から94歳、90歳、89歳です。3人共、頗る元気で、アンチエイジングの申し子なのです。午後5時過ぎ、料理が運ばれれ、宴会開始、ビール(とお茶)で乾杯。
プファ~、ビールが旨い!伊勢エビの刺身と料理もリュウちゃんにピッタリなのだ!
リュウちゃんは「潮騒」に一泊、女房殿は「内宮」の近くにある「実家」に一泊することになり、明日、リュウちゃんが女房殿の実家まで歩いて行くことにしました。
「潮騒」から「内宮」までは、
多分8キロ位、2時間もあれば「内宮」に着く筈だ?
<夫婦岩から内宮へ>
翌朝7時起床、朝食を済ませ、午前8時ジャストに「潮騒」を出発、「潮騒」のすぐ下にある「二見興玉神社」から「内宮」に向かうことにしました。
「二見興玉神社」といえば「夫婦岩」、リュウちゃんは「夫婦岩」育ちなのだ!
「夫婦岩」の「男岩」の上に
鳥の親子を発見!この鳥の親子、
「ウミウ(海鵜)」なのかな?
二見の海岸通りを歩きます。
海岸の傍にあるリュウちゃんの母校、「二見中学校」です。
リュウちゃんが入学した昭和34年には、校舎は古い木造平屋建てだったのですが、同年9月に近畿地方を襲った「伊勢湾台風」により全壊してしまい、一年生の後半から二年生の大半を体育館を仕切った仮校舎で過ごしたのです。三年生の時に鉄筋コンクリート2階建の新しい校舎が完成し、リュウちゃんはそこで最後の一年をすごしたのです。
現在の校舎は鉄筋コンクリート3階建、リュウちゃんの少年時代は遥か昔のことになってしまった。
<御塩殿(みしょうでん)>
二見中学校の隣にある神社です。伊勢神宮の所管社で、神事に欠かせない堅塩を作る神社です。中学校の隣にありましたので、昼休みの時には、よくここで遊んだのでした。
<荘のクスノキの巨樹>
御塩殿の住所は伊勢市二見町大字(おおあざ)荘(しょう)、御塩殿から暫く歩きますと、リュウちゃんが子供の頃には無かった「クスノキの巨樹」に出逢いました。
え~!このクスノキの巨樹、60年前には無かった筈???それとも、以前は小さかったクスノキが60年経って巨樹に成長したのかな?
木の下に、以下のような標識がありました。
平成21年といえば、今から僅か13年前、こんな巨樹、
どこから植樹したのだろう???
二見町大字「西」のクスノキの巨樹>
大字「荘」から、大字「西」に入ります。ここにはリュウちゃんが子供の頃から親しんだクスノキの巨樹があります。
推定樹齢300年、幹回り6m、リュウちゃんにとっては、「松下社の大クス」と同じように親しんだ「巨樹」なのだ!
「二見」と「伊勢」の境界にある「汐合(しわい)大橋」を渡り、内宮に向かいます。「汐合大橋」の下を流れる川は、内宮を流れている「五十鈴川」の下流です。ここで伊勢湾に注いでいるのです。
上掲の写真で内宮は、茶色のポールに隠れている山並みの下にあるのです。
う~んここまで1時間半も掛かってしまった。2時間で内宮に着くのは無理だ!
橋を渡り、対岸の道を進みます。正面に見える山は「朝熊ヶ岳(あさまがたけ)」、伊勢志摩を代表する「霊山」です。内宮は下の写真の右端の山並みが途切れた麓にあります。
五十鈴川に沿うように、農道を進みます。この辺りから点々と彼岸花に出逢うことが出来ました
五十鈴川の土手に彼岸花の群生を発見、
五十鈴川の土手が伊勢市の彼岸花の名所だったのだ!
下の写真で、正面に見える山は、現在、一般人の立ち入りが禁止されている内宮の神山「神路山」です。
「彼岸花の名所」だった五十鈴川の土手は、現在、コンクリ―ト舗装工事が進んでいます。
五十鈴川の土手の彼岸花が見られるのは、今年が最後なのかな?
土手の上を更に上流に遡ります。この途上にも、点々と彼岸花が咲いていました。
午前11時過ぎ、やっと女房殿の実家の近くにある「五十鈴公園」に辿り着きました。
夫婦岩から五十鈴公園まで、3時間も掛かってしまった!内宮と二見、こんなに遠かったのだ!
下の写真は「五十鈴公園」のささやかな彼岸花です。
女房殿の実家の傍の家に植えられていた白い彼岸花です。
ここで伊勢路の白い彼岸花を初めて見た!
午前11時20分、女房殿の実家に到着、女房殿の姉2人を誘い、4人で、おかげ横丁の近くにある割烹店で昼食、
プファ~、ビールが旨い!3時間歩いた足の疲れも、ビールで吹っ飛んでしまった、