リュウちゃんの懐メロ人生

2022/11/11(金)22:51

奈良・「藤原宮跡」と「馬見丘陵公園」のコスモス。

奈良散策(75)

「藤原宮跡」、「馬見丘陵公園」、奈良の2大コスモスの名所、1日で探訪。 ​​​10月28日、女房殿の運転する車の助手席に乗りj込んで、「奈良のコスモスの2大名所」である「藤原宮跡」と「馬見丘陵公園」に行って来ました。 ​​​生憎、この日は曇天だったのですが、さまざまなスケジュールの都合もあり、やむなくこの日に決行することになってしまいました。 10月下旬は曇天続き、しょうがない、この日に決行しよう! 朝9時30分に家を出発、10時少し過ぎに「藤原宮跡」に到着、 もう「見頃」は過ぎていたかと危惧していたが、まだ「見頃だった。良かった! ​​「藤原宮」は694年、持統天皇の「宮殿」として造営された日本最初の「唐の条坊制」が採用された「都(みやこ)」です。 ​​百人一首で有名な、 春すきてなつきにけらししろたへのころもほすてふあまのかく山 の短歌は、ここで詠まれた歌なのです。 (持統天皇) ​​​​​「藤原宮跡」は、持統天皇の歌で有名になった「天(あま)の香久山」と、神武天皇を祀る「橿原神宮」の傍にある「畝傍(うねび)やま」、それと、「藤原宮」の北側にある「耳成(みみなし)山」の、いわゆる「大和三山」のトライアングルの中央部にあります。 ​​​​​​​「藤原宮跡」は、古代日本の 「国のまほろば」だったのだ! ​​例によりまして、コスモスの拝啓にある「大和三山」を写した写真を貼り付けます。 ​​<畝傍山> ​​​​​​上掲の写真で、真ん中の黒い三角山が「畝傍山」です。「畝傍山」の後ろの山は「葛城山」、「葛城山」の左手の峰は「金剛山」です。山並みの右手、写真は切れたところに、「二上山(にじょうさん)」があります。 ​ ​ ​<耳成山> ​ ​ ​​<天の香久山> ​​​​上掲の写真で、手前の横長の「丘」のような小山が「天の香久山」です。香久山の後ろの山並みで、右側は「明日香村」の山並み、中央から左側のギザギザ状のところは、「大化の改新」で中大兄皇子(天智天皇)と中臣鎌足(藤原鎌足)が談合した「談山神社」のある「多武峰(とうのみね)」なのです。 ​​​​「藤原宮跡」から「多武峰」、以前リュウちゃんは歩いて登ったが、現在では歩けるかどうか?ちょっと不安だ。 「天の香久山」をズームアップして撮ってみました。 ​下の「図」は、「藤原京と周辺の図」です。 (周辺図) ​​​​​​​上掲図で、中央に「藤原京」があります、「畝傍山」は図の左、「耳成山」は中央上部、「天の香久山」は「藤原京」の右隣にあります。図の下側は現在の明日香村で、左側の「丸山古墳」は欽明天皇陵説が有力な奈良県最大の前方後円墳、やや右の「甘樫丘」と「飛鳥寺」は、明日香村の入口に当たります。 ​​​​​​​​「藤原京」の中では、持統天皇の居所であった「大極殿」は図の一番上部にある筈です。 <(参考)小墾田宮推定見取図> ​​​​「大極殿」の中で、持統天皇が着座した「高御座(たかみくら)」の正面は「朱雀大路」ですね。「高御座」に着座した持統天皇の目線の右手には、「天の香久山」の麓に干されている「衣」が見えたのだと思われます。 ​​​​​持統天皇の有名な「春過ぎて~」の和歌に出てくる「山」が、「畝傍山」でも「耳成山」でもなく、「天の香久山」だったのは、「高御座」から見える最短距離の山だったからだとリュウちゃんは愚考するのです。 ​~閑話休題~ 以下、「藤原宮跡」で撮ったコスモスの写真を何枚か貼り付けます。 「国のまほろば」を 華麗に飾るコスモス、最高だ! 約1時間ほど藤原宮跡を散策し、駐車場にもどりました。 もう11時30分、昼食の時間だ。 ​で、藤原宮跡の近くにある​「餃子の王将」​に入り、昼食。 ​プファ~、ビールが旨い!「国のまほろば」の中で飲むビール、気分最高だ! ​午後1時ちょっと前、昼食を終え、次の目的地である「馬見丘陵公園」に向かいました。「藤原宮跡」から「馬見丘陵公園」までは、車で約20分の行程です。 ​​​<馬見丘陵公園>​ ​午後1時ちょっと過ぎ、「馬見丘陵公園の「北エリア駐車場」に到着、 おお、北エリアの「集いの丘」は、コスモスで溢れている! ​「集いの丘」から、「中央エリア」に向かいます。​道沿いにも、コスモス、コキアが見頃を迎えていました。 道の脇に、不思議な植物を発見、 ​​これ、何という植物なのだろう? 女房殿が、この植物にスマホをかざしてみますと、 あ~ら不思議。名前が出てました。「フウセントウワタ」 リュウちゃんはスマホを持っていないのですが、 スマホをかざすだけで、植物の名前が検索できる!凄い! 感激! ​小さいトンネルを潜って「北エリア」から「中央エリア」に出ます。 ​中央エリアは、昭和j記念公園と同じように、レモンイエローの楽園なのだ! またまた道の脇に、不思議な花を発見、 ​​これ、何という花なのだろう? またまた女房殿に「スマホかざし」をやってもらって、その場では名前が判ったのですが、、、 アチャ~、花の名前を書いたメモを 失くしてしまった。アチャ~! 上の花の名前をご存じの方、教えて下さいね。 ​<「カリヨンの丘」のコキア> ​​​「レモンイエローの楽園」から、少し南にある「カリヨンの丘」に向かいました。ここの「見もの」は、「コキア」です。 ​​コキアも随分色づいてきた。もう紅葉の季節は近い。 「カリヨンの丘」から、「ナガレ山古墳」を経て、「北エリア」に戻ります。 公園の木の葉、少し色づいて来た。 ​中央エリアの入口のところに「公園館」があります。​「公園館」の正面に小さい丘があり、ここのコスモスには名前を期されたプレートが付けられています。 以下、名前が確認出来たコスモスの写真を貼り付けます。 ​​<アプリコット・レモネード> ​​<イエローキャンバス> ​ ​ ​​<オレンジキャンバス> ​​<ダブルクリック>​​八重咲きのコスモスです。 ​​<シーシェル>​​花弁が円筒状になっている珍しいコスモスです。 昨年も今年も、 藤原宮跡で出逢えなかった「ダブルクリック」と「シーシェル」遂に今年、「馬見丘陵公園」で、生まれて初めて観ることが出来た! 感激!

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