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カテゴリ:生き方
30代の時、小学3年、小学1年、幼稚園年少の団子3兄弟を必死に育てながら 少しだけ仕事も始め出していた頃 パッチワークが流行っていました 大金を掛けずに出来て自分時間が持てるようになった私にとって 良い気晴らしになるので一時期嵌っていました 小物をいくつか作った後、 思わず大作に挑みたくなりコツコツと作りはじめました はぎれ生地を買い、裁断し、チクチクと縫っていくのは楽しかったのですが 自己流で当時は手芸本だけが先生でしたので 少しわからないところがあると行き詰ってしまい 先に進まなくなりました 当時の家の経済状況は、おっちゃんは自営業になってから6年程で当時のバブル景気で そこそこ利益は出るようになって生活は安定していましたが 家計費としては、かなり抑えめな金額しか入れて貰っていませんでした なので、子供も大きくなってくると食費も嵩むようになり 貰っている家計費での遣り繰りは大変でした 丁度その頃から私の営業の仕事の方が本格的に忙しくなり始め 営業成績が上がると給料もその分増えて行き そっちの方が面白くなってきて 作り掛けのパッチワークはしまったままになって いつしか忘れ去られていました 今は遊びや趣味にあまりお金や時間は掛けられないけれど 60歳になったらのんびりとまた引っ張り出してすることも出来る そう思ってしまっていた作品です ![]() 丁度120センチ四方の大きさで初めはもっと大きくして炬燵カバーにしたいと思っていましたが 途中で挫折してしまいました 子育てで自分の時間も十分にない時 子育ての手が離れた人たちの優雅に趣味を楽しむ姿が羨ましくて仕方ありませんでした 私も絶対、子供が手が掛からなくなったら、他の人がしているように 優雅にテニスに行ったり、お茶会したり、ランチに行ったりする だから、今は子育てで一杯一杯だけど我慢して頑張ろう・・・ そう自分に言い聞かせて健気におしゃれも遊びも我慢出来ました そしていざ子供の手が離れてきた時 遊んでいないで少しでも稼がなくては、そのうち塾やらでお金がいくらあっても足りなくなる・・・ それが結局遊びを楽しむことなく働くばかりの生活の原動力になったのでした (究極の貧乏性ですね!!) 幸いなことにおっちゃんが頑張って家の購入資金は貯めてくれたので 私は家計費内での生活水準を維持しつつ 来る教育費を貯めることに専念して 仕事(営業職)に没頭して14年間働きました この作品はその頃の自分の想いが詰まっている作品です 未完成のままでは可哀そうなのでちゃんと最後まで近いうちに作り上げたいと思って 決意表明の代わりにアップしました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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