♪♪　わかってよ「ぼく」のこと　♪♪

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  時計と「ぼく」　そして時計草

  「ぼく」と一緒に歩いて下校する途中、時計草（正式名称かわかりませんが）がきれいに咲いていました。携帯で撮影しました。この時計は　ほっとする　時計でしょうか。１０年ほど前行きつけの散髪屋さんに咲いていてはじめて見ました。ふーーーん　なるほど　いかにも時計みたいやなぁ。私は　ご無沙汰のご対面です。「ぼく」にも説明しました。きれいに１０個ほど咲いていました。「ふーーーん、そっか」とそつない返事。母のみが感激していました。時計といえば　今でこそ　１４時は２時　一日は２４時間と理解できている（だろう）が、習い始めは悪戦苦闘でした。今日見に行ったポケモンの映画は１２４分ものでした。「何時間？何分？」と聞くと（試すようなこんな言葉がけはよくないかも）「んん、、、んん、、、２時間と４分や」「ピンポーン！！　長いなあ、よかったな、、。」（母は時間がちょっとでも長いほうが　「得」のような気がするのでした。）学校では一時期赤い帯がカウントダウンする時計を使って「さあ今から１５分で」とかいって、課題に取り組んでいた事もあったっけ。（結構あせるしドキドキ）始めて私のブログに　画像が登場しました。携帯からじたくのｐｃにメールで送りました。デジカメがないので、、、。携帯からなんかの線があれば　メールで送らずともPCへ移せるのかな？なにぶん初心者で、、、わかりません。おいおい　腕をあげたいですが　器械についていけるかな

  2006.07.15

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  「はせがわくんきらいや」　えほんです

  仕事を退職後、「ぼく」の通う「学校」に関わるひとつの方法として　絵本の読み聞かせ会なるものに登録しました。月１回全クラスで朝の会の前に２０分間絵本を読むのです。どんな絵本にするかはその人にお任せです。登録されている人数で均等に出動しますので私にも月１～２回まわってきます。絵本は好きなので、、、これなら私にできるかなっとたいへん軽い気持ちでした。なんのその　緊張します、絵本選びがこれまた一苦労。わが「ぼく」の３年生の担当となったので　教室に入るとみんな口々に「○○くんのおばちゃん」と親しくしてくれるのは　うれしいです。結果として　別の教室にいる「ぼく」のことを　知ってもらう（存在を確認してもらう）機会にもなっているなと思いました。それでこの「はせがわくんきらいや」は新聞に長谷川集平さんの記事があってはじめて知りました。早速図書館で借りて、読む練習もして　教室に入りました。４、５冊持参し、子どもたちに２，３冊多数決で選んでもらいます。見事「・・・きらいや」がエントリーされました。《鼻をたれています。》《ガリガリです。》《ベビーカーに乗って幼稚園にいきます。》ここで・・・子どもたちは　大喜びで笑います。　読み進んでいくと　途中から　子どもたちは神妙な顔つきになってきました。このお話は　最後は「・・・すきや！」でなく「きらいや」で終わります。「もう一回森の絵のとこ見せて！」「なんで（みるくに）毒がはいったーるの？」「白黒の絵やな。うまいやんこの絵！」しっかりと、集中して話を聞き、表情をいろいろと変化させる子どもたちを見ていると、どうしてもわが「ぼく」のことを思いうらやましくなります。　同い年やのに、、、こんなに違うって。ある子が　今回は落選した、ひのめを見なかった本を指差して「今度はこれ（このよでいちばんはやいのは）よんでや」とうれしい事を　言ってくれるのでした。うちの「ぼく」のことも　大事にしていてくれるようなうれしい気持ちになりました。忘れっぽい私は　スケジュール帳に　すぐ書き込みました。

  2006.07.13

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• いのちの学習、、、、「天国なんかにいけるん？」

  今日の昼過ぎ、我が家のタローが固まっているのを発見むしむしと暑いので、ジローとタローに扇風機で風を送ってやろうとゲージを覗いたところ、、、、数日前から動きが鈍くなっていたタローが横向きに寝転んで手足をピーンと伸ばしきって固まっていた。上のおねーちゃんにメールで知らせた（授業中だったかも）、昼過ぎに帰ってきたおにーちゃんにも　部屋まで行って知らせた。クラブを終え帰ってきた下のおねーちゃん（彼女が中心になって世話をしていた）と私で庭の片隅に埋葬した。段ボール紙で墓標を作ってくれた。仕事から帰ってきたお父さんは、アジサイの花を手向けてお経をあげた。「ぼく」はお経の間、何とかすわっていた。「人間でもないのに、こんなことするの？」と「ぼく」。「天国に行ってねっておねがいしたのよ」とわたし。最近、この時期　蟻が　道端を大群で大移動しているのを見つけては、邪魔（いわゆる踏みつけ）を　している「ぼく」である。「天国になんか　いけるんか？？」と「ぼく」。「おねーちゃん」は　「今夜は寝れそうにないし、、」とトーンが低い。「ぼく」は今　キーをたたく私の隣でポケモンパンのデコキャラシールを熱心に整理している。明日また墓標に　一緒におまいりをしようっと。

  2006.07.10

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• 「弟みたいいらんわ！」　　みんな　ありがとうね。

  我が家の小３の「ぼく」には３人の姉・兄がいる。夕ご飯が済んで、「ぼく」が延ばし延ばしにしていた宿題を　中一の「おねーちゃん」がみていてくれた。親としてなんか涙がこぼれかけた。「地雷をふんだ像のモタラ」の音読２回だ。全部で８ページある。何回も「宿題は」といったところで、なかなかエンジンがかからない「ぼく」である。私と一緒にする音読は、読めない漢字が出てきたり、間違って読んだ箇所を私が修正すると　怒鳴っておこる「ぼく」である。「おねーちゃん」はわきまえて、ヒントを出したり、ラップ調で読んでやったり、、、頭が下がる。１年の終わりごろ　通っていた学童保育で「ぼく」はいじめにあった。学童を姉と一緒にやめた。、その代わり昨年１年間は放課後私が仕事から戻るまで「おねーちゃん」が「ぼく」の相手を自宅でしてくれた。「弟なんか嫌いや！！　いらんし」と不満いっぱいに訴えてきた。「私はいつ友達と遊んだらいいの？！」と。でも選択肢はこれしかない、「頼むし、めんどうみたって」とおねがいした。この４月から「おねーちゃん」は中学生になった。「ぼく」と一緒に歩いて下校するのは私となった。仕事をやめた。「おかーさん、２回やけど１回でよい？８ページに１時間かかったわ」と「おねーちゃん」。「最近、（ぼくに）友達がたくさんできたみたいやな」と「おねーちゃん」。ありがとうな「おねーちゃん」、、、、。これも「おねーちゃん」のおかげやで。上のおねーちゃんは、お昼　クッキーをやいてくれました。ありがとう。一番上のおにーちゃんとお父さんは、将棋の相手を時々してくれます。ありがとう。

  2006.07.09

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• トイレがつまっています！！！

  我が家の１階のトイレが３，４日前からつまり気味です。あふれる寸前まで水が上昇してきます。結局「ばっこんばっこん」と、ゴム製のお椀みたいなものに柄がついた道具で一時的に時間をかけて回復はするのですが、朝一お父さんの「べん」がどうも詰まってしまします。こうゆう時は誰もが、何かを流した犯人を追及します。みんな「しらんしらん」と。「ぼく」に「あんたなんかながしたやろ？？」と詰め寄りますが「しらん、言うたらおこるやん。しらん、やってないし、、、」と。どうも彼がくさいのですが、吐きません。毎朝、詰まっている便器に苦闘する母、時にはばっしゃんとはねをかぶり、、、この際、業者さんを呼ぼうかと思案中です。トイレは「ぼく」にとって、家の中で唯一　鍵のかかる保障された個室です。叱られたり、学校へ行きたくないと　トイレに鍵をかけて　こもります。兄が冷やしておいたチョコをこっそりとトイレで食べて空き箱をトイレのタンクの後ろに隠してある事も、、、、。何かから逃げたいんだろうな、　誰にも触れられたくないんだろうな、ばっこんばっこんとする度に、何かをトイレに流したかった「ぼく」の気持ちを考えずにはいられません。私は追い詰められたらどこに逃げるかな？？そこで、何をするかな？またいつか「ぼく」が、自分の気持ちを伝えてくれるときがくるかな。

  2006.07.08

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• スキンシップはどの程度まで、、、許されるか？？

  「ぼく」を学校にで送り届けてから、少人数学級の「ぼく」の椅子に座り　学校でのスタートが軌道に乗るまでだいたい9時過ぎ、時には10時ころまで　私は「ぼく」と一緒に教室にいます。この4月から　仕事をやめた分、このようにして一緒にいる時間が増えました。自然と他の子供たちとも仲良くなりました。6年生の○○ちゃんは、最近私の背中をなでてしゃべってくれます。5年生の▽▽君は、私の二の腕の柔らかいところを　もみもみしながら「きょうはね、遊べないよ。。。」と話しかけてくれます。うちの「ぼく」は、抱きつくのが得意？？で、みんなにまとわりついています。おまけに「すきよーーーー」なんていって、唇をとがらせてＫＩＳＳのまねです。家では、このような事を母である私と、中１の姉には、やっています。「おかーさんのこと　大・大・大・大・・・・だーーーいすき」と。とっつきにくいおとーさんと、こわいもうひとりの姉、兄には絶対にしません。そう考えると、心を許しあえる人にだけはこのような態度が出るのでしょうか？？私たちも、ちょっと距離があるなーーーと思っている人が、会話の中でふと肩をたたいたり、手をつかんだりしてこられると、戸惑いながらもふーーーん　結構　タッチできる関係なんや、、、と　うれしくもあります。人間はしゃべるときに、一定の距離を保つ事を自然と身に着けているそうです。その距離は、単なる知人、親しい関係、より親しい関係、、、等によって大体決まっているとか。自閉症の特性のひとつ「コミュニケーションの表出が苦手」とありますが「ぼく」なりに「○○ちゃん」なりに「▽▽君」なりに、表出をしているんだと思いました。常識の範囲内の「一定」さ　より　少しふり幅が大きいだけなんですが、、、。ちなみに、わが「ぼく」は私の肘の先のとがったぐちゅぐちゅした部分が大好きでよく触っています。いつまで触っているのかな？　まあ20歳になってやってる人はいないかな？（他の人の肘を触っているのは見かけた事がないが）大好きな母なのに「あほか」「ぼけ」「死ね」「消えろ」「うざーー」という「ぼく」でした。これもいつまで続くのかな？？一番の理解者でありたいと思いますが、、、こちらも生身の人間です。「こらーーー、ええかげんにしーーや」とやり返してしまいます。。。（とほほ、、、）「そんなこと言ったら悲しいわ」を繰り返し伝えていきます。

  2006.07.06

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• どかーーんっとキャベツ煮　　私にウケテル

  今夜は何にしよう？？元来主婦業が向いていない私。最近週1の間隔で食卓に出てくるので、それまで気に入って喜んでいた子供たちも　ちと　しかめっ面っぽくなってきた　メニューです。その名も「キャベツどかーーん煮」材料：キャベツ半玉（ざく切り）、もやし１袋（これがまたおいしい）　　　粒コーン缶、ベーコン100ｇ程度（なければシーチキンやハムでもＯＫ）　　　人参半本（細切りに　彩りがいい）、荒引き塩コショウ、　　　固形ブイヨン１～２個、ごま油　　　　まあ４～５人分ぐらいです。つくり方：簡単です。なべにごま油を入れ材料を混ぜ炒めます。　　　　　塩コショウ、ブイヨンで味付けをして４～５分も煮ればＯＫ！！！小林勝代さんの本からのアレンジです。コーンの甘みと野菜のしゃきしゃき感がばっちりです。なんといっても　簡単です。一度お試しあれ。我が家の「ぼく」（第４子　男児）はポテチ・フライドポテト・とろろ昆布ごはん・シーチキンまき・チーズ入りぐちゅぐちゅ卵焼きが好物で、私の手抜き力作？？には振り向いてくれなくなりました。自閉症とわかってからは　偏食がなおさら研ぎ澄まされたようにも思います。高３の長男からは「今度おかんの誕生日には分厚い料理本をやるわ。仕事やめて家にいるのに　全くメニューが増えーーへん」とさじをなげられています。めげずに　今日もいやいや台所にたつ母でした。

  2006.07.05

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• 「大人が試されているんですよ。」

  2年前の事　我が家の「ぼく」が小学1年のとき、公文へ姉について通いだした。今から思うと、机に座って学習するのは「ぼく」にとっては苦痛であったに違いない。結局私のひざに座り課題をやっていた。消しゴムをうまく使えず紙が破れる、字が消しきれない、、、「いいんですよ、それも練習です」と。私がついていないと、他の子の邪魔をする外にでる、、、、。公文の先生と定期の面接があった。「続けていただきたいですが、、、。お母さんが一緒についてくださるのなら」と。当時働いていた私には厳しい言葉だった。正直怒ってばかりの私は余裕もなかった。やめざるを得なかった。先生もいろいろと「ぼく」のことで公文関係に相談をしておられたようだった。パニック障害でしょうか？とも言われた。面接で「私たち大人がどのようにこの子と関われるか、試されているんですね。」と言われた。学校にもなじめず、特定の友達も作れず、身の回りの事もなかなか習慣化できずなんでや？？と　その矛先を外にばかり向けていた私は　またまた泣いてしまいました。

  2006.07.05

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• 今日から開始します。よろしく。自閉症児の母です。

  プログとやらをやり始めます。本来三日坊主ですが、、、、。まあこのチャレンジ精神に拍手（ぱちぱちぱち）まずはわが息子の話。現在小学３年生。上から高３、高２、中１、そして彼が小３です。またそろそろ下校の時間なのでお迎えに行かなくてはいけません。１０分ほど歩いて学校へお迎えに行き、一緒に歩いて帰ってきます。なにぶん一緒に遊べる子が限られます。（自閉症の特性で、年齢相応の友達関係をつくる事が大変苦手です）長い夏休みを前にいかにして時間をすごそうか頭が痛いところです。昨年は私も仕事をしていたので、町の障害児サマースクールを利用していました。しかしながら　ここはどうも閉鎖的というか、、、、柵が作られているような印象でした。特別に集めてすごすという感じ。もう少し開放感、一般との交流がほしかったのです。今彼が凝っているのは、ポケモン関係です。○○の進化系は？と質問してきます。私はまったく？？？？解らず、それでもたまに正解すると彼は怒る始末です。また将棋・バトミントン（意外と運動神経はいい）がブームです。夜はなかなか入眠せず、電気がついていれば、いつまでも起きています。（今から思うと小さい頃も11時とかだった。私のほうが子守唄を歌いながら寝かけていた、、、）ゲーム大好きで「していい？」と常に聞いてきます。終了時間を自分で決めてするように伝えます。（勝手に決めるとまたまた怒る）宿題・お手伝い・普段の基本的な生活習慣など、、、してほしい事はいっぱいありますがまあぼちぼちです。これから5年後、10年後、、、親亡き後　どうするのか心配事はいっぱいですがだからこそ今は何ができるか、、、。日々探しています。

  2006.07.04

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