ライダーはチャリダーになれるか?!

2012/06/25(月)23:36

CBR600Fをレンタル

OnRoad(9)

ロードバイクの購入を検討しています。 購入候補のイタリア・ホンダのCBR600Fをレンタルしてツーリングしてきました。 足付き性は良好でした。 身長167cm、体重58kgのライダーで写真の状態です。 片足ならかかとまで着き、両足ならつま先が着きます。 ペダルも邪魔にならず、ぶつかりません。 写真はありませんが、積載性はフックが無いため、何も積めません。 GIVI箱を装着する場合は日本サイトには商品がありませんので、PASSAGE等から購入する必要がありそうです。 車体は非常にコンパクトです。 CB400SBよりも小さい気がしました。 厳密に比較するとCB400SBよりは大きいのですが、乗車姿勢がコンパクトに感じるようです。 CBR600FはXJ6やer-6fよりも前傾姿勢がきついです。 CBR600RRと座り比べたところ、CBR600RRよりは前傾姿勢は緩やかでしたが、それでもやはりキツいと感じました。 300km走行した感想は次の通り。 1.トルクは非常ににあり、XJ6やER-6Fよりもトルクは確実に大きく感じました。 スペック上も上のようです。 2.四気筒のため高回転までスムーズにまわりますが振動があります。 ハンドルまで振動が伝わるため、一定姿勢のままですと腕が痺れてきます。 ミラーも細かく振動していました。 カウルマウントが原因かもしれません。 3.曲がりは軽快です。 前傾姿勢ということもあって、とても楽しくパタパタ傾けられます。 HMSなどでネイキッドの走りはある程度理解しているつもりでしたが、伏せて走る事がこんなに気持ちいいとは思いませんでした。 パワーがあり過ぎて自在にコントロールは出来ませんが、とても楽しいです。 4.リアサスペンションは意外と跳ねず、乗り心地が良いです。 シートの出来も良いかもしれません。 5.膝の曲がりはちょうど良く感じました。 er-6fのように窮屈な感じはありませんし、XJ6のように膝がどこかにぶつかることもありません。 6.メーターはデジタルのため好みではありません。 日差しの反射等の影響はあまり受けていないので、視覚的に見難いという事はありません。 7.スタンドは不安です。 スタンドの角度が結構深く傾いており、倒れそうな気がして怖いです。 8.防風性能は悪いです。 er-6fよりもXJ6よりも確実に悪いです。 ジェットヘルメットに可動式のバブルシールドを装着して運転したところ、80km/h超えるとバブルシールドが外れそうになりました。 この車種でバブルシールドが間違ってる事は承知でしたが、er-6fやXJ6がわりと大丈夫だったので、CBR600Fも大丈夫かと思ってました。 おそらくカウルの上端が低く、カウルの曲がり具合が狭いからだと思います。 CBR600RRと比較すると、カウルの曲がり具合は上向きに広く曲がっているように感じます。 9.カウルやライトの形状が好みでしたが、実際に見ると結構かっこいいと思いました。 CBR600Fの一番気に入ったところはデザインです。 10.膝が熱いです。 同じ四気筒のXJ6よりもタンクが熱いです。 パワーがあるからでしょうか。 ニーグリップが丁度タンクを挟む事が出来たので、よけいに熱く感じたのかもしれません。 XJ6の場合は、タンクの位置が膝から遠くて??ニーグリップでは挟む事が出来ませんでした。 11.取り回しは普通です。 er-6fやXJ6よりも軽いような気がしますが、単に大型に慣れてきたのかもしれません。 CB400SBよりは重いです。 12.高級感があります。 er-6fやXJ6は簡素な印象がありましたが、CBR600Fは品質が高いように感じられます。 所有感があると言えると思います。 結論:パワーも合って、カーブは楽しいが、高速の防風性は低く、腕も痺れていたくなるので、ツーリング向きではありません。 腕が痺れる原因をずっと考えていました。 最初は前傾姿勢による負荷が原因かと思っていましたが、最後にはエンジンの振動じゃないかと思うようになりました。

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