ドン・愚利公の連れづれ草

2006/12/27(水)11:12

ごご島みかん;愛媛ブランドの島ミカン

美味いものが喰いたい(178)

このミカン、取り寄せたものではない、呼び寄せたもの。当地のウナギとのバーター貿易? 松山市に学友がいる。当然同い年だから70歳近い。50年にわたるお付き合いとなる。 彼からの頂き物は、これまで伊予柑が主流であった。島蜜柑という通称すら知らなかった。 箱を開けて「ん?これ、ウンシュウやん?ウンシュウならどこでもあるやん」 ごご島みかんをネットで調べてみて「なるほど」である。 興居島(ゴゴシマ)、松山市高浜港沖2キロの小島で昔は桃、今は、ゴゴシマ蜜柑の産地。 子規の句に「鶏なくや 小富士の麓 桃の花」があり、桃の産地だったことが知れるという。 伊予小富士、島の人たちからコフジサンと呼ばれる小富士は、島南ある標高292Mの秀麗な山。 頂上付近まで果樹園が広がっているというので、この蜜柑もコフジの麓で育ったのかもしれない。 で、お味の方は?「糖度が抜群、まろやかな味。欲を言えば酸味がすこしほしい」 島蜜柑のご進物用10キロ5,000円というわが国温州みかんの一流ブランド品であった。

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