2004/10/04(月)11:57
芦屋、それはマダムが集う場所。豪華な晩餐。
土曜日、仕事の書類にひととおり目を通したあと、
お昼ごはんに久々宅配ピザを頼んだ。
ピザをパクパク食べているとママが
「今日はどっかに行くん?」と聞いてくる。
「別に予定ない」と答えると「イオとふたり、実家でゆっくりしてきたら?」と言う。
何?邪魔なん?と思いながら「それやったら、姉ちゃんの新居に行って来るわ」と答える。
ピッポッパと電話をし姉に確認したところウェルカムとのこと。
さっそくイオの着替えをすませ、お出かけすることにした。
家を出るときのママのスッキリした顔、
どうやらやっぱり邪魔だったんだな…。
で、御影の姉の新居に到着。
降りようとするとみるみるイオが超ブルーな表情に。
聞くところによると、
イオは一度姉の新居に来たことがあり、
台の上にあるモノを落としそうになったとのこと。
その時、姉に「あ~っ!!」と言われたことを“怒られた!”と勘違いし、猛烈にスネたことがあるらしい。
きっとその時のことがトラウマとして残っているんだろう、と姉は分析していた。
しかも家に入ると旦那さん方の弟さん夫婦が。
ますます入るのを渋り、玄関先で下を向いたまま『泣くぞ、それ以上近づいたら絶対泣くからな』とアピール。
普段は愛想いいんですけど、眠たい時、初対面の人と会ったりするとだいたい、こんな感じ。
本当に困ったもんです。
で、愛想もくそもないまま弟さん夫婦と別れ、
3人だけになり眠気も収まると一気に元気になった。
自分の家のようにのびのび過ごしていると、
姉が夕食に誘ってくれた。
電話で予約をすませ、クルマで出かける。
↓
場所が全くもってわからんちんなので、姉に運転してもらう。
僕が後ろの席に座っているというあり得ない状況に、イオは大喜び。
かと思ったら、眠気復活によりこの後寝てしまった…。
この日連れていってくれたのは、
芦屋にある「irori」という芦屋マダムにも人気のこ洒落たお店。
和風創作料理といったところでしょうか。
まったく、「い・お・り」と「い・ろ・り」、姉ちゃんったら憎い演出です。
うそ。多分行きたかっただけだろう。
お店に入ってびっくり。
本当に、こ洒落てる。
こ・こりは。子供連れはまずいんじゃないかい。姉ちゃんよ。
でも、予約時にも断られなかったし、
子供用の座椅子も用意してくれていたので、全然問題ないみたい。
↓
窓の外が気になる様子。カーテンをちょっとめくって、のぞき見してました。
僕と姉はコース料理を。
イオは、おにぎりセットとおみそ汁をオーダー。
コース料理なので時間がかかったにも関わらず、
最後まで大人しく食べてくれました。
コース内容は、
前菜(にこごり、梅肉ともずく、あなごの里芋巻き?など)
お刺身(鯛、ヒラメ、マグロ、はまち)
焼き魚(僕は天然鯛の塩焼きをセレクト)
お肉(わさびポン酢で)
ごはん(麦トロ)
おみそ汁
デザート(紅茶のシフォンケーキ)
でした。ちょっとずつイオにとりわけ。イオ大喜びです。
ちなみに「うん!おいしーねー!」という、
イオのご機嫌ボイスを引き出した栄えある料理、それは…。
ダラララララララララララ(ドラムロール)……。
ジャジャン!!
柴漬けでした。とほほ。
この後、夜遅くなったこともあり、結局は姉と一緒に神戸の実家へ帰ることに。
ママはリコとふたりで、寂しく(嬉しい!?)一夜を過ごすことになるのでした。