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カテゴリ:映画 あ行
――そして私の中にも。 “わが呼び名はヴァージン・クイーン 妻ならぬゆえ、主人は持たず 母ならぬゆえ、わが民の母なり 神よ、この大いなる重荷を担う力をわれに与えたまえ“ ――クイーン・エリザベス1世 エリザベス:ゴールデン・エイジHP エリザベス:ゴールデン・エイジ - goo 映画 25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。 父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。 その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、スペイン国王フェリペ2世はことあるごとに圧力をかけてきた。 さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も火種となっていた。 イングランド国王の娘として生まれながら、私生児の烙印を押されたエリザベスが運命を切り開いていく姿を描いた『エリザベス』(98)の続編。 女王の座に就いてから果てしなく続く内憂外患を解決しながら“ゴールデン・エイジ”(=黄金時代)を築き、真の女王に君臨する姿を浮き彫りにしていく。 その様子をスリリングに、かつ大スペクタクル(クライマックスでの、イングランド海軍のスペイン無敵艦隊との壮絶バトルは見もの)で描きだした。 前作に続き、コスチューム・ドラマの絢爛豪華さは踏襲しつつも、ダイナミックな宮廷陰謀ミステリーの醍醐味が満載だ。 さらにイングランドの歴史的名所や建築物での撮影が、映画にリアリティを与えている。 製作年: 2007年 製作国: イギリス 日本公開: 2008年2月16日 上映時間: 1時間54分 スタッフ・キャスト 監督:シェカール・カプール ケイト・ブランシェット (エリザベス1世) ジェフリー・ラッシュ (フランシス・ウォルシンガム) クライヴ・オーウェン (ウォルター・ローリー) リス・エヴァンス (ロバート・レストン) ジョルディ・モリャ (スペイン国王フェリペ2世) アビー・コーニッシュ (ベス・スロックモートン) サマンサ・モートン (スコットランド女王 メアリー・スチュアート) エディ・レッドメイン (トマス・バビントン) トム・ホランダー (アミアス・ポーレット) アダム・ゴドリー (ウィリアム・ウォルシンガム) 公開初日の今日観に行ってきました。 午後からの鑑賞でしたが結構混んでました。 この作品は宗教が絡んでます。 カトリックとプロテスタント。 エリザベスの前の女王メアリー1世は、プロテスタントを憎み迫害したようですが、エリザベスは自分が即位してからもカトリックを弾圧するような政策はとらなかったとのことです。 この作品でも、「罪は罰しても信仰は罰せず」みたいなことを言ってたと思います。 前作は観てないんですが、原作は読みました。 で、私の勝手な思い込みで、エリザベス1世は、ちょっと冷たいイメージが ありました。 でも、今回の作品では、女性らしい面も見せてくれて、クイーンといえどもやはり女性。。。 嫉妬もするし悩みもする・・・。 自分自身は愛する心を閉じ込め、侍女ベス(アビー・コーニッシュ) をローリー(クライヴ・オーウェン)に近づけて、自分をベスに投影させて恋をしてる気持ちに・・・・ 「私は国家と結婚した」と宣言しても・・・ローリーには心を動かされ・・・ しかし、二人に裏切られ・・・。(ローリーはどっちが好きなんだよ~~!!) スコットランドの女王メアリーの処刑には苦悩する姿も・・・(処刑執行令状には最後まで署名しなかった) スペインとの戦い時には、甲冑をまとい戦場へ・・・ この姿は凛凛しかったです。 この役はまさにケイトならではですね~ エリザベスになりきってたように思います。 イングランド海軍とスペイン無敵艦隊との海戦は、POTCの戦いを思い出しました。 他の役者さんも豪華でした。 ジョニーと共演した役者さんがたくさん出てました。 POTCで共演したバルボッサのジェフリー・ラッシュ(フランシス・ウォルシンガム) あの声を聞くと時々バルボッサを思い出してしまう・・・ ベケット卿のトム・ホランダー(アミアス・ポーレット) リバティーンで共演したエリザベスのサマンサ・モートン (スコットランド女王 メアリー・スチュアート) リバティーンでは綺麗だとは思わなかったが(ゴメンナサイ)最後の処刑場へ向かうシーンは凛としてきれいだったなぁ・・・衣装が深紅で凄く印象に残りました。 チャリチョコで共演したマイクの父親のアダム・ゴドリー (ウィリアム・ウォルシンガム)はジェフリー・ラッシュ(フランシス・ウォルシンガム)の弟役、カトリック派についていましたが、兄を裏切りきれなかった。。。 実は気がつきませんでした。後で知りましたが。。。 一つ疑問に思ったんですが、どなたか分かりますか? ネタばれになりますので隠しますが、分かった方教えて下さい。 エリザベスを襲った時の拳銃は、なぜ空砲だったんでしょうか? ロバート・レストンはわざとトマス・バビントンに空砲の拳銃を渡したんですよね??なぜ?? 前作「エリザベス」は エリザベス(1998) - goo 映画 16世紀のイングランド。 国内では旧教・カトリックと新教・プロテスタントが争っていた。 ときの女王メアリー(キャシー・バーク)はプロテスタントを弾圧、 新教派のエリザベス(ケイト・ブランジェット)もロンドン塔に投獄されてしまう。 しかし、ほどなくメアリー女王は他界。 1558年、エリザベスに王位が継承される。 新しい女王に、フランスのアンジュー公(ヴァンサン・カッセル)、スペイン王との結婚話が持ち上がるが、エリザベスは恋人のロバート(ジョセフ・ファインズ)と逢い引きを重ねていた。 どうでも良い話ですが・・・私は高校がミッションスクールでした。 プロテスタントでしたが毎朝礼拝があり、聖書を読み讃美歌を歌ってました。 いや~~~懐かしい・・・ まるで知らなかったキリスト教にちょっとですが触れて良かったと思ってます。 あっ・・・洗礼は受けてません。。。。 カトリックとプロテスタントの違いをいくつか調べてみました。 詳しくは ↓ カトリックとプロテスタント 牧師と神父 ★牧師はプロテスタント教会の信徒の代表で基本的に信徒と同じ身分です。 また、結婚できます。(プロテスタント) ★神父は独身でその生涯を司牧に捧げます。(カトリック) マリアさまについて ★大部分のプロテスタントの教会はマリアを特別に考えません。 「イエスはヨセフとマリアの自然の子である」(マルティン・ルター)というのが、その基本姿勢です。 ★一方、カトリックでは、マリア様は天使のお告げを従順に受け入れ、 汚れのないまま(処女のまま)イエズスを懐胎し、生んだため、 特別の恵みを持ち,地上の生涯を終えると、肉体と霊魂とともに天国に上げられたと信じます(聖母マリアの被昇天) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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