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ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれないＨＰ

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない ｼﾈﾏﾄｩﾃﾞｲ

製作年： 2009年
製作国： 日本
日本公開： 2009年11月21日

スタッフ
監督： 佐藤祐市
原作： 黒井勇人
脚本： いずみ吉紘
音楽： 菅野祐悟
プロデューサー： 井手陽子 / 稲田秀樹
エグゼクティブプロデューサー： 豊島雅郎
撮影： 川村明弘
美術： 太田喜久男
編集： 田口拓也
主題歌： TOKYO MOOD PUNKS
照明： 阿部慶治
録音： 金杉貴史
助監督： 本間利幸

キャスト
小池徹平（大根田真男（マ男））
マイコ (中西亜矢子）
池田鉄洋 (井出哲也）
田中圭 （木村翔太）
品川祐 （阿部道大（リーダー））
中村靖日（上原学）
千葉雅子（瀬古さだ子）
須賀貴匡（柴田）
朝加真由美 （大根田佳子）
北見敏之 （大根田真次）
森本レオ （黒井策士（社長））
田辺誠一 （藤田巧己）



チェック
インターネットの掲示板2ちゃんねるに書き込まれた
話題の実体験を基に映画化した問題作。
ニート青年が社会に飛び出し、いきなりブラック会社と呼ばれる問題企業で
孤軍奮闘する様子を面白おかしく描く。

『ホームレス中学生』の小池徹平が主演を務めるほか、
共演者も『カフーを待ちわびて』のマイコや、『しあわせのかおり』の田中圭ら
若手実力派が顔をそろえる。
主人公を取り巻くありえない状況に、ついついエールを送りたくなってしまう。

ストーリー
ニート生活を送ってきた26歳のマ男（小池徹平）は母親を亡くし、
一念発起して情報処理の資格を取得する。

不況のご時世の中、必死で就職活動をするものの試験に落ち続け、
最終的にパスしたのはとんでもない問題企業だった。
 
彼は初出社当日から当然のようにサービス残業をさせられ、
その状態が毎日続いていく。





この作品を観るつもりは、全くありませんでした。
娘が、ローソン限定前売り特典に付いてくるリラックマのグッズが
欲しくて前売り券を買っていたので、一緒に付き合って観てきました。
（小池徹平君目当てではないのです・・・
リラックマ目当てなのですよ・・・）



２チャンネルに書き込まれた実体験を基に作られた作品だとは
知りませんでした。

肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまい、
インターネットに書き込む所から映画は始まります。

やっとの事で入社した会社で、初日からリーダー（品川祐 （阿部道大））に無理難題を押し付けられ、そのリーダーとリーダーのご機嫌取りの池田鉄洋 (井出哲也）達は先に帰りますが、マ男（小池徹平（大根田真男））は残業をして仕事をこなしていきます。

これが中盤まで続き、あまりにも理不尽で、もう私は限界かもしれない、
と思いながら観ていました。

唯一リーダーの心理に上手く付け込み意見が出来る、田辺誠一（藤田巧己）がいたのでまだ救われましたが。。。

そして、新入社員（田中圭 （木村翔太））が入ってきます。
ここでまた一騒動が起こります。

ラスト近くの、マ男の訴え！！
マ男と藤田の会話にはウルッと来ました。



しかし、こんな会社実際にあるんですね。
それにしても酷かった・・・。



社長の黒井（会社の内情を知っているのか？中々のタヌキ）
仕事が出来るのに、この会社に勤めてる藤田。
少し謎があります。（ステキでした）
社長のいない所では好き放題のリーダー阿部！！（ムカッときました）
そのリーダーの腰ぎんちゃくの井出。（ウザイです）



派遣社員の中西。（普通人と思いきや・・・）
経理担当の瀬古（社長の女らしい・・・）
リーダーにいい様にこき使われてる上原。（いじめられキャラ）
エリートでいながら、野心を抱きこの会社に入社してきた木村。
（負けた事はないんだろうなぁ）

と、個性的な人ばかりいる会社です。
キャストはそれぞれ良かったと思います。

そんな会社で、始終いっぱいいっぱいで仕事をこなすマ男を、
小池徹平君が頑張って演じていました。
ガンバレ！！ガンバレ！！と応援しながら最後まで観ました。



観ていて胃が痛くなるような作品ですが、
それぞれが成長し今後に希望の光が見えたので最後ホッとしました。