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小さな幸せコツコツと

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Jul 4, 2007
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「幸福な食卓」に引き続き、瀬尾まいこの作品「卵の緒」を読んだ。



瀬尾まいこの作品は家族の絆を優しく表現しているように思う。

家族の形はこうだ!!そんな主張は全くなく、一見非常識のような行動をとる親の果てしない子どもへの愛情をストレートに伝えているのがいい。



食事の場面も絶妙にいい。
「幸福な食卓」のときもそうだったけど、食事風景からの家族の生き方や性格、愛情がふんだんに描かれているのだ。




私のお父さんはお母さんが出て行ったときからずっと晩ご飯を作ってくれる。


仕事があるため、帰ってから次の日のご飯を作るのだ。


私もご飯作ったり、時には今日くらい作らなくても大丈夫だよ…と伝えてもお父さんはいつもこう言った。


「俺らはいつも一緒にご飯食べることなんてできない上にお惣菜のご飯を1人で食べて虚しさを味わわす親なんて嫌やわ。
それならどれだけ忙しくてもおいしいもん食べてもらって元気な子になってほしい」



なんだかかなわないなぁと思った。


朝から晩まで働き続けた後にまた家でも毎日ご飯を作る姿はそう簡単なものではない。

それをお父さんは何年も何年もやってのけたんだから…


最近こそは出張も多くなり、毎日お父さんの手作りを食べることはできなくても、その分ようやく恩返しできるような気持ちで私がご飯を作ることができる。
日曜日に弟が帰ってきて3人でご飯を食べることも嬉しい限りだ。


家族の平凡で小さなドラマを優しい言葉で綴られた1冊の本。


瀬尾まいこの世界をまだまだ堪能したい☆






Last updated  Aug 13, 2007 07:20:15 AM
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Jun 15, 2007
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瀬尾まいこ原作で映画も公開された(のか?)「幸福な食卓」の本を買った。

ハードカバーでだいぶ前に発刊されていたみたいで、私が中学生からの講師で何年かは同僚の先輩だったさんのうさんが「絶対好きやと思う」と薦めてくれた本の1つだ。


それが文庫になっているのを偶然見つけて一気に読んだ。


「幸福な食卓」という題名からは想像もできない家族の傷ととんでもない結末…

私はなんでもないシーンでも涙なしでは読めないほどだった。


家族の愛情…
温かくてたまらない中にある不器用な生き方。
不器用な生き様を見るとたまらなく切なくてでも共感もし感情移入をしてしまうのだ。


予想ができない行動をする兄の彼女ヨシコがある出来事で心が壊れてどうしようもできない主人公佐和子にこんなセリフを言いやり取りをする。


「恋人はいくらでもできるよ。
今、そんなこと言うの最悪だけど…
恋人も友達も何とかなるよ、あんたの努力しだいで。

でも家族はそういうわけにはいかないでしょう?
お兄ちゃんの代わりもお父さんの代わりもあんたの力ではどうすることもできないじゃん」

「だから大事にしろってこと?」

「もっと大事にしろも思うし、もっと甘えたらいいのにって思うよ」

「意味がわからない」
「家族は作るのは大変だけど、その分めったになくならないからさ。
あんたが努力しなくったって、そう簡単に切れたりしないじゃん。
だから、安心して甘えたらいいと思う」



軽くて好感をそんなに持てなかった佐和子と同様に、私も彼女から出てきたこのセリフにびっくりしたのと同時に胸にズッシリときた。



家族に甘える…

ここ何年かでその意味が少しずつわかり出してはいるけれど、昔の私には一切わからないことだった。

傷をそれぞれ抱えて生きている家族に甘えることや迷惑かけることを極端に嫌がった。


でも、きっとそうじゃなかったんだろうな…

中学生のとき、もしこのセリフを言ってくれるヨシコが現実にいたら…
何かが大きく変わったんだろうと思った。



私が好きな本には必ずといってもいいくらい不器用な家族が登場していることにも気づいた。

なんでここまで不器用な家族に惹かれるのか…

答えは簡単だった。

自分が不器用な人間だからだ。



こんなことを言うとピンとこない友達の方が圧倒的に多いだろうな。


いつも笑っていて楽しそうで前向きな姿。
もちろんそれはそうなんだけど、そうじゃない部分は誰にでも当然あり、私の場合は自分の気持ちに気づいてるくせに気づかない振りをするのがとても上手く、そして気づかない振りから本当にきっかけがないと気づかなくなるのだ。


だから、私にとって「暗」の部分は今日みたいに感受性を最高潮に高めてしまう本に出会い、何かが溢れかえりながら手紙を書くとリアルに自分がよくわかるらしい。




瀬尾まいこの「幸福な食卓」
オススメの1冊です☆







Last updated  Jul 1, 2007 07:59:50 AM
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Feb 6, 2007
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彼が隣で「三国志」のゲームをやり出したゲーム(このマーク古っ!!)

ということで、今日は「三国志」ネタで。三国志に興味ない方はゴメンナサイ涙ぽろり

彼は大の三国志マニアである。「三國無双」をやりまくっていたこともあるが、結構マイナーな武将の字(あざな)までスラスラ言えるし、聞いて答えられないものがほぼない。

 

私は大学生のときに初めて三国志を読んだノート顔が飛んだり戦いものってそれまで苦手だったけど、何冊か読んでいるうちにはまった!!!武将があまりにも多く出てくるので覚えられず、自分で紙に武将を書き出して頭を整理させていた(笑)

そんなわけで、気づけば私もすっかり三国志好きにいなずま

彼は私もこんなだから付き合ったときは相当喜んだ(笑)

「三國無双」というゲームをはじめて知ったとき、かなり興奮した炎自分が読んでいた武将たちがかっこよく動いているんやもん(笑)

物語を読んでいるとありきたりかもしれないが、私は趙雲が1番好きだった。男の中の男でしょきらきらでも、ゲームのキャラだと甘寧が男前に思えてならんダブルハート関平も好きだなダブルハート(2人とも外見重視で)関羽や張飛や夏候惇や呂布なんかは結構想像通り。

ゲームは基本的にはやらないので、専ら見ているだけ。それでもいろんな戦いを進んでいったり武将が登場するのを見てるだけで十分楽しめる音符

 

なんか戦の中で生きる男ってかっこいいよねって思っちゃう。自分の国や武将としてのプライドをかけて戦う姿。男のロマンって感じ!!!

戦国時代が舞台の漫画「花の慶次」も最近読んだけど、あれも男前すぎて惚れ惚れしてしまうな。なんだ、あの前田慶次の男前っぷりは…真田幸村もたまらん!!

話もかなり面白いし!!!戦国時代の話は中学レベルの歴史程度だったけど、これを読んでだいぶ楽しめたスマイル

 

男の人ってここらへんの話って好きな人やっぱり多いもんなのかな???

生徒も男の子は他の時代はわからなくても戦国時代は目を輝かせて話聞いてるしきらきら好きなんだろうなぁ☆

 

 







Last updated  Feb 7, 2007 01:11:51 AM
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Jan 13, 2007
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世間で純愛とか感動ものと話題になっている本はどうしても読む気になれない。読む前に期待しすぎて実際興ざめしてしまうからだ。ドラマ化や映画化されるとさらに読む気が失せる。しかし、話題になる前にたまたま本屋で見つけて読んだらよかったと思うものもある。ということは自分がひねくれているのか…?

リリー・フランキーの「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」も去年の夏前に発売されて話題になる前にちょっと興味が惹かれた本だった。でも、この本も読む前に映画化され最近は月9なんかでドラマ化されてしまい今の今まで読まずじまいだった。

しかし、友達に薦められついに今日読むことになった。読み始めて間髪いれずに読み終える。これがいつものパターンだが、今日は違った。気づけば自分の母親に手紙を書き出していたのだ…

 

10年くらい母とは別々に暮らしているが、それでもすごく仲が良かった。自分以上のしゃべりだから、会うとひたすらしゃべっている。しかし、去年春に電話で討論になり、自分が10年間無意識にためてきたことを言ってけんか別れになった…実際何回かメールが来たが、どうしてもまだ会う気にはなれずにそのままにしている。

 

そんな母になぜ気づけば手紙を書いていたか…それはもうリリー・フランキーの力だろう…そりゃあの本は売れるわ…家族は大切にしないといけない…とわかっていてもうまくいかないことだってある。でも、登場するボクとオカンの愛情と時々登場するインパクトあるオトンの不器用な愛情を目の当たりにしたら、意地やプライドや難しい感情なんてどうでもよくなるさ…

繊細な表現やユーモアがさらに深みを増している。母の愛の偉大さを散々感じたあと…ラストに葉祥明の「母親というものは」という詩が載っていて、それがなんとも絶妙で涙が出た…

 

母親というものは無欲なものです

我が子がどんなに偉くなるよりも

どんなにお金持ちになるよりも

毎日元気でいてくれる事を

心の底から願います

どんなに高価な贈り物より

我が子の優しいひとことで

十分過ぎるほど幸せになれる

母親というものは

実に本当に無欲なものです

だから母親を泣かすのは

この世で一番いけないことなのです

 

こんな当たり前のストレートな詩をあれを読んだ後に読めばハンマーで殴られた気になった。どれだけ言い分があるにしても、今自分の母にしていることはいけないことか…と感じる前に手が勝手に動き出して手紙を書いていた。何を書くか考えなくても、手が勝手にペンを進めてくれるから…そうなって書き出されたものが一番素直に表現されているのだ…あっという間に完成し、さっさとポストに投函した。なんや、自分が元気だと伝えるのがこんな簡単なんや…投函した後まず思った。

普通ならもう少しためらっても、勇気を出してもよい作業をしたように思うが、そうはならずにできたのは本当にいい本に出会ったからだと思う。リリー・フランキーにバンザイちょき

 







Last updated  Jan 16, 2007 08:23:27 AM
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Jan 12, 2007
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荻原浩の「母恋旅鳥」を読みました。はじめて荻原浩の本を読み、一気に好きに音符

読んでいくうちに出てくる登場人物1人1人に感情移入してしまい、あっという間に読み終えてしまった。ユーモアがたくさん出てくるけれど、何より魅力的なのは家族の不器用な愛情表現というか…不器用なのにひたむきで楽しくて温かい…そんな姿に惹かれていった。

父の生き方に反感をもつ子供たち。父と母の関係もうまくいっていない。仲は悪いがそれでもそれぞれに愛がある…そんな家族が1章ごとに語り手になって話が展開していく。

誰からみても分かりやすい家族愛の物語ではない。お涙ちょうだいの感動物語でもない。しかし、人間くささがあるのだ。自分に正直に突き進んでいく姿。突拍子もない行動にさえ好感がもてる。

「借金で家計は火の車」「弟の知的障害」「姉の10代の妊娠と夫との死別」「母の家出」…

切ない要因はたくさん描かれているのに、現代の社会だと大問題でもしかしたら殺人を犯してしまうような要因だってあるのに、作者は切ないだけでは終わらせていないところがいい。

そして、ラストも余韻を残している。めでたしめでたしではなく、はっきり分かるようなハッピーエンドでもない。この続きはどうなるんだろうと色々想像をかきたてられる。1人1人に感情移入している分、どんどん想像できるから楽しいうっしっしきらきらそんな1冊でした。

 

 

 







Last updated  Jan 15, 2007 09:55:22 PM
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