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テーマ:日本語教師への道(70)
カテゴリ:日本語教師になるために
漢字は全て中国から伝わったと思われていますが、日本で生まれた漢字も実は存在しているのです。
そういう漢字のことを、「国字」といいます。 例えば、 峠・辻・榊 など。 そしてこれらの漢字と並んで国字なのが、 「働」なんですよね。 「働」は、近代になって中国に逆輸入されたらしい。 みため?が漢語っぽいから騙されていました。 働くが日本で生まれたって、何かいかにもっていうか日本らしいっていうか… とにかく… ちょっと面白かった\(^o^)/ 昔から日本は社畜根性溢れる国だったんですね。 これだけじゃあ物足りないので、上にでてきた「漢語」について書いてみます。 語彙(語の集合体)は、その種類で分けると4つに分けることができます。 「和語」「漢語」「外来語」「混種語」です。 ◆「和語」は、もともと日本にあった言葉。 抽象的な語より、具体的なことをさすものが多い。 例)「天気」というのは抽象的な漢語だけど、「春雨」「夕立」なんて言葉は具体的。 動詞や形容詞では、多義的な意味が多い。 例)「みる」は、英語ではsee/watch/lookなどたくさん対応する語がある。 ◆「漢語」は主に中国からきたもの。また、欧米からの言葉の輸入で漢字に置きかられたものも漢語と呼んでいるそう。 ◆「外来語」は漢語以外の外国からきたもの。まさにカタカナ言葉です。 最近、「結果にコミット!」とかいうCMはやりましたよね。 コミットって何?と聞いただけで分からない語が使われすぎているという問題点もあります。 ◆「混種語」は、いつの単語の中に和語や漢語、外来語がミックスされている語のこと。 こう見ると、分類するの簡単じゃん~と思うかもしれないけど、 「働」みたいなトリッキーなやつがたまにいるから難しい。 ま、落ち着いて考えてみると 動くという抽象的な単語の中の、特に働くという具体的な行為… ということで日本の言葉だと導けるのかしら。 はい、こんなかんじで。 今日はお休みなので、せいぜい本を読む事くらいしかできないかな… これからお出かけいってきます NAFL日本語教師養成プログラム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.04.03 00:22:30
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