怖くなって記事にならなかったよ!
私が今患っている病気『亜急性甲状腺炎』ですが, お薬のおかげで元気になりました。私の症状はかなり重く、熱もあり、食事ものどを通らないほどの痛みでしたが、処方されたお薬が効き始め、熱も下がり 痛みも感じません。処方された『副腎皮質ホルモン・プレドニゾロン』という内服薬は、そのくらい効き目があるお薬で、かなり強いもので副作用もあります。専門的な医療機関の支持の下で服用しなければならないのです。よくなったからといって勝手に服用を中止してはいけない。また、急に服用する量を増やしたり減らしたりしてはいけない。 ↓に副腎皮質ホルモンの適応症と副作用を揚げてみました。ステロイドホルモンは、それ以外のホルモンに比べ、その受容体がほぼ全身にあるという特徴があります。そのために、広範囲の疾患に有効ですが、反対にまた副作用も広範囲に起きてきます。≪プレドニゾロン 副作用 ステロイド剤≫副腎皮質ホルモンの適応症1.亜急性甲状腺炎2.悪性リンパ腫(類似疾患を含む)3.アナフィラクトイド紫斑4.アレルギー血管炎5.アレルギー性鼻炎6.陰茎硬結7.うっ血性心不全8.ウェーバー・クリスチャン病9.ACTH単独欠損症10.エリテマトーデス11.円形脱毛症12.外眼部の炎症性疾患13.潰瘍性大腸炎14.潰瘍性慢性膿皮症15.下垂体抑制試験16.花粉症17.顆粒球減少症18.眼窩の炎症性疾患19.眼筋の炎症性疾患20.肝硬変21.乾癬22.顔面神経麻痺23.顔面播種状粟粒性狼瘡24.気管支喘息25.急性感音性難聴26.急性唾液腺炎27.急性中耳炎28.急性副腎皮質機能不全29.凝固因子障害による出血素因30.強皮症31.筋硬直症32.激症肝炎33.結核性胸膜炎(抗結核剤と併用)34.結核性腹膜炎(抗結核剤と併用)35.結核性心嚢炎(抗結核剤と併用)36.血管運動性鼻炎37.血清病38.原因不明の発熱39.限局性腸炎→「クローン病」40.好酸性肉芽腫41.甲状腺疾患による悪性眼球突出症42.甲状腺中毒症43.喉頭炎44.喉頭浮腫45.喉頭ポリープ(および結節)46.紅斑症47.紅皮症48.硬直性脊椎炎49.昆虫毒50.再生不良性貧血51.サルコイドーシス52.耳管狭窄症53.視神経の炎症性疾患54.湿疹55.紫斑病56.若年性関節リウマチ57.蛇毒58.嗅覚障害59.重症感染症(化学療法を併用)60.重症筋無力症61.重症消耗性疾患の全身状態改善62.掌蹠膿疱症63.小舞踏病64.食道拡張術後(および術後の後療法)65.食道の炎症66.進行性壊疽性鼻炎67.侵襲後肺水腫68.新生児スクレーマ69.滲出性中耳炎70.ジンマシン71.成年性浮腫性硬化症72.脊髄蜘蛛膜炎73.前眼部の炎症性疾患74.全身性血管炎75.喘息性気管支炎76.先天性表皮水疱症77.前立腺ガン78.臓器移植79.組織移植80.帯状疱疹81.多発性筋炎82.多発性硬化症83.胆汁欝滞型急性肝炎84.デューリング疱疹状皮膚炎85.天疱瘡群86.特発性低血糖症87.内眼の炎症性疾患88.難治性口内炎89.難治性舌炎90.乳ガンの再発転移91.ネフローゼ92.ネフローゼ症候群93.粘膜皮膚眼症候群(スチーブンス・ジョンソン症候群)94.脳脊髄炎95.肺結核96.白血病97.鼻茸98.皮膚炎99.びまん性間質性肺炎100.副腎性器症候群101.副腎摘徐102.副腎皮質機能障害による排卵障害103.副腎皮質機能不全患者への外科的侵襲104.副鼻腔炎105.扁平苔癬106.末梢神経炎107.慢性肝炎108.慢性関節リウマチ109.慢性唾液腺炎110.慢性中耳炎111.慢性副腎皮質機能不全112.メニエール病(症候群を含む)113.毛孔性紅色粃糠疹114.薬剤性アレルギー115.薬剤性中毒116.溶血性貧血117.痒疹群118.卵管整形後の癒着防止119.リウマチ性多発筋痛120.リウマチ熱121.類乾癬122.レイノー病 内服薬の副作用 軽 度 ○ムーンフェイス(満月のように顔が丸くなる) ○多尿 ○月経異常 ○食欲の異常亢進or食欲不振。 ○ニキビに似た発疹。 ○毛深くなる。 ○萎縮性皮膚線条(皮膚が薄くなることで、シワ・スジが出来る) ○色素沈着(褐色のシミのようなものが出来る) ○紫斑 ○皮下溢血(皮下に内出血がおきて、赤い斑点や打ち身のような紫色の斑点が出来 る) ○血圧亢進 ○興奮 ○不眠 ○多幸症(普通なら深刻に悩む状況にあるのに、気にしないで幸せ一杯に感じてしまう、病的高揚状態) 中等度 ○骨粗鬆症 ○筋肉が萎縮する。 ○無菌性骨頭壊死(大腿骨の骨盤に入っている部分が痛くなり、ひどくなると変形したり、骨折しやすくなる) ○白内障 ○緑内障 ○血栓症。 ○血管が弱くなり、出血しやすくなる。 高度 ○躁状態。うつ状態もある。 ○胃潰瘍・十二指腸潰瘍 ○糖尿病にかかりやすくなる。or糖尿病が悪化する。 ○感染症にかかりやすくなる。 ○副腎皮質不全:副腎皮質の機能が低下する結果、 (1)だるい、 (2)疲れやすい、 (3)筋肉や節々が痛む、→「関節が痛い」 (4)ストレスに弱くなる、 要するに『副腎皮質ホルモン』が広範囲の疾患に有効するが、副作用も広範囲に起きるということがお分かりでしょう。この記事を下書きしていて、本当に怖くなって記事にできなかった。強い効き目のお薬のおかげで、今は痛みもなく、快適だということ。副作用が怖く服用しなければ、痛みと熱に苦しむ。やはり、痛いのは辛いです。もともと『亜急性甲状腺炎』は自然に治る病気なのですが、私の場合、痛みが強ので『副腎皮質ホルモン』を医師の指示通り服用して 対症療法してやり過ごさなければならないでしょう・・・