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俺様的美人学

俺様的美人学

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2005.05.03
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カテゴリ:カテゴリ未分類
やぁやぁ。
この間、クシャミしたら爆死しました。あうー ピクピク
この頃クシャミが何よりも恐ろしくて仕方が無いっ(恐怖)
人生何事も経験しないと分からない女、あやちんです。

約一ヵ月半の投薬治療をしているにも関わらず、悪化していくアタシのヘルニア。いい加減業を煮やし、自らレーザー手術を行っている病院を探し当て診察の予約を取りました。
しかも

1)担当医が脊椎専門医か脳神経外科医

2)レーザー執刀実績が400人以上

3)自ら論文を発表し支持を得ている

4)インフォームドコンセントをきちんと行っている


を条件に数ある病院中から選抜。
小手先の知識や実力でアタシの体に穴を開けるなんて、絶対に許せない。
何しろ脊椎の中だけにおっかねぇ。
最近多いのよ。
この手のエセがっ!!(本当に注意してね)

運命の先月22日。
パパの運転するクラウン君に高速をカッ飛んでもらった。(ぶぉぉ~ん)
さながらトドのような状態で担ぎ込まれたアタシ(汗)へこへこ
立てない。歩けない。座れない。の三重苦と共に、MRIの写真を引っ提げての登場です。

先生の診療に引き続き、CTを撮りオペが可能かどうかの結果待ち。
「お、お父さん。あやちん今日オ、オ、オペできるかなぁ。」
と、通常「パパ」と呼んでいるクセに、心なしビクついて「お、お父さん」と呼んでしまうアタシ。
「そんなの、お父さんに聞いても分からないよ(困)」
と答えるパパ。

♪んなの分かってるYO!
♪でもYO!
♪「きっと大丈夫」って言うのが役目だろうがYO!
  by MCあやちん


不甲斐無い返答に心の中で絶叫ラップを歌っていると
「あやちんさーん。中に入ってね。」
と、先生の呼ぶ声が。

えー。説明しよう。
アタシがビクついているのは、オペが怖いのではなく、アタシのヘルニアにレーザー手術が適合しているかどうかです。
多くのヘルニアン達が適合せず脱落し、再び辛い治療に戻って行くのです。。

ここからは、先生とアタシの会話をお楽しみ下さい。

泣き「先生、アタシはオペ適合してるの?」
先生「ヘルニア自体は比較的小さいから。ただね。。。」
ひっくり返り 「えっ!?何っ?何か問題があるの?」
先生「うん。場所が悪くてね。
 あやちんさんの場合左にヘルニアが出てるの分かるよね。」
泣き「うぅっ(泣)」
先生「それなのに、左側の骨盤と仙骨の間が狭すぎて針がアプローチできないんだ。」
しー泣き「い、嫌だっ。先生アタシを見捨てないでおくれよ。お願いだよ~(号泣)」
先生「あ、焦らないで(汗)右側からなら狭いけど何とか針アプローチできるから。」
ひっくり返り 「本当!?先生やってくれる?あやちんのオペっ。」
先生「頑張るよ。でも、あやちんさんが辛くなったら即中断するからね。」
うれし泣き 「ぅう。ありがとう先生。先生はアタシの神様だよ!」←即中断は一切考えてない。
先生「成功したら神様って呼んでね。あやちんさん。じゃっ。一時間後オペ開始。」
ひっくり返り 「はっ!?もう?」
先生「すぐ点滴室行ってね。」


。。。そして。。。。。。。

点滴を刺しながらCT台の上でのオペ開始。
2、3人の助手の人達に囲まれ何やら準備、腰に線を書き込まれる。

先生「麻酔痛いよ。頑張ってっ。」
あうーんっ!い、痛いっ。痛ぇぇぇっ!!!!(この時、死んだ婆さんに拝む)」
先生「よしよし。これ、どう?」
へこへこ 「何?何かしてるの?」
先生「もうね、インサート用の針入ってるよ。」
ごろん 「全然感じないよ。」
先生「よし。ここから骨盤越えるよ。痛むかもしれないから休み休み行くから。」
ごろん 「。。。。あっ。何か鍼治療してるみたいに響くね。」
先生「痛い?我慢できなかったら言って。」
ごろん 「全然平気。」
先生「強いなぁ。この前、男の人泣いてたんだよ。なっ?」
看護婦さん 「あ~。泣いてましたね(笑)」


~仙骨越えも終了。痛みは鍼してる位のもん。針のアプローチに約30分~


先生「あやちんさん、僕が診てきた500人位の人の中で一番強いかもしれないっ。スゴイよ。」
ごろん 「本当?嬉しいなっ。」
先生「よしっ。関節の隙間に入れるよ。ここからは一発で仕留めるから頑張れっ!」
ごろん 「おっす!!」

。。。。。。。。。ぬぅっ。。。

先生「はい。髄核の真ん中来たよ。OKこれでレーザー照射すれば痛みとバイバイ!」
ごろん 「バイバイ~!!!」

10分後。
抜針&止血をしてから先生に促されたアタシは、恐る恐る立ってみる。

あやちんが立った~っ。
あやちんが立った~!!!
by ハイジ
おにぎり左おにぎり

立てるっ。踊る
まだ少しの痛みはあるが、立つ事ができる。
一時間前まではガクンと倒れこんでしまってたのに、両足で立てる!!
あぁ。神様っ。
本当に先生は神様だった。

抗生物質の点滴を2時間程した後、アタシはパパと共に帰宅出来たのです。
そう。日帰りです。
パパはどうやらCT操作室でオペをリアルタイムで見ていた模様。

「あやちん、凄いんだよ。
 針がスレスレに骨と骨の間を潜っていくんだ。
 パパ感動しちゃった。本当に神業だぞ。いい物見せてもらった。」


大興奮状態で語るパパの話に、アタシはすごく嬉しくなりました。

家族に対してオープンにオペを見せてくれる病院。

難儀な場所をクリアしながら、的確にオペを進める先生。

針の入る角度を緻密に計算して、それを医師に伝達する助手の先生達。

「頑張って!」と常にアタシを励ましてくれた看護士さん。


アタシの選択は間違ってなかった!
万歳だっ。踊る

自分の体の事。
絶対に病院や医師の選択に妥協はしてはいけない
今回、本当にそう思ったよ。

そして今、アタシはあの激痛から解放されて気分爽快。(まだ安静にしとるが)
金曜にMRIを撮って、経過を見ます。
きっと、ヘルニアの野郎は撃沈こいてるに違いない。

ざまーみろっ(大爆笑)踊る

dr.koyama
↑今回お世話になった、東京慈恵会医科大学付属柏病院脳神経外科助教授の小山勉先生です。
オペ中、患者さんが不安がらないよう何度も話し掛けてくれる抜群の先生。
もちろん、腕はぴか一
もしヘルニアの野郎に泣かされてるなら、先生に相談してみて!

東京慈恵会医科大学付属柏病院佐々木病院で診察が受けられます。
要予約!!




















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最終更新日  2005.05.03 11:52:24
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