2006/06/12(月)12:48
仏縁でしょうか・・・?
最近、子供が「火」を使いたがる。
そういう年頃なんだと思うけど・・。
「危ないから使っちゃだめだよ、使うんだったら、お父さんかお母さんと一緒に使うんだよ。」
そう言っている。
それで思いついたのか、私と一緒に朝、仏壇に線香をあげる。
これが最近の日課になっている。
子供が線香を2本取り、火をつけてくれる。
実母の位牌の前で手を合わせる。
時々は、友達が来ている時にもやりだして、
みんなで一緒に手を合わせる。
小学校4年の男の子が4,5人で仏壇に向かって手を合わせている光景はなんだか滑稽なようでおもしろい。
うちに仏壇があるせいもあるが、子供はこういう事に抵抗がなく、お経も唱えられる。
私自身も朝、自分たちがお茶を飲む前に、仏壇にお水とお茶とご飯を供える。
うちの父ちゃんの何代か前の先祖はお寺をやっていたが、
飲む、打つ、買うでお寺をつぶしてしまった。(いかにも父ちゃんの先祖らしい)
きっとそのお寺の檀家さんたちからは恨みを買ったんではないかと思われる。
そう言う人たちの先祖の供養もきちんとしていないときっと、なにか訴えてくるのだと思う。
といっても、わたしがなにかしてやれるわけではないが・・・。
今では父ちゃんの従兄の手によって、その寺は再建された。
以前住んでいた家で何故か恐山でこの家の先祖供養をした写真が出てきた。
先妻がやってもらったのだと言う。
ワタシは、何故か不吉な感じがして、その写真を寺を再建した従兄に燃やしてもらった。
実は私の母の嫁いだ先にも宗派は違うがお寺がある。
だから、小さい頃から親戚の家と言うこともあり、寺にはよく行っていた。
(幼稚園はキリスト教だが、これは家が近かった為)
叔父はお経はあげているが一線は退き、今は私の従兄が住職をしている。
母はこの寺で、父ちゃんの先妻の分まで、お経をあげてもらっている。
そういう事もあり、
ワタシがこの家に来たのも「仏縁」なのかもしれない。
でも、何の為にワタシがこの家に呼ばれたか、
という謎はまだ解き明かされていない・・。