らんらんらん♪

今日のちなぴは本当にかわいそうだった･･･

と思うのは、私が甘いのかしら・・・

前回、今度は黒い鍵盤の曲、全部弾いて、
出来たら白い鍵盤に進むよ、と言われていたちなぴ。

そこそこ弾く練習をして、始めは全然音が出なかったのに、
かなり音も出せるようになってきて、
指も、４３２とか、薬指中指ひとさし指と、動くようになってきたの！

たどたどしいながらも、そこそこ弾けてる！

「はやくいこう」とやる気満々だったわ！

それなのに、こんなことになるなんて・・・

ピアノの先生の家に着くと、早速弾きましょう、と先生。

ちなが、４、３、２と弾くと、

「それじゃあだめ。４・３・２ってぶちぶちきれてるでしょ。
　音がつながらないとレガートじゃないの」

と、いきなり注意される。

４・３・２　　　　　・・・つながらない。

「ちゃんとつなげて」

４・３・２　　　　　・・・そこまでできないよ。

「３を弾くまで４を放さないで」

これを繰り返すうちに、ちなはすっかりやる気をなくす。

うろうろしたり、
トイレと言ったり、
帰りたがる・・・。

当然、「ここにちゃんと座って」とまた注意される。

私も、「もう少しがんばりなさい」などと言うが、
こうなってしまっては、なかなか持ち直せない・・・。

「これができないと、白い鍵盤にはいけないよ！」
などと、先生のテンションも上がってくるし・・・


前から思っていたことだが、
この先生は、褒めて伸ばすタイプではない。

でも、それもいいかと思っていた。

だけど、いつも、前回言われたことができてても、
あまりというか、ほとんど褒めてもらえず、
次のことを要求される。

そこまで厳しくしないでいいのに。。。

だけど先生が言うには、これでやっていけないなら、
個人レッスンやる意味がないし、
リトミックなどをグループレッスンで楽しくやる方がいいと。

時期がまだ早かったのでしょうと。

先生も熱心で一生懸命でいろいろ考えてくれているのは分かる。
でも理想の形に入れようとし過ぎていない・・・？

私は今よりもう少しペースを落としてやって欲しかったけど、
そうすると遊んじゃって、全然進まないってことに
なるのかしらね・・・。

今日はピアノの後、ばあばの家に遊びに行ったのだが、
何も知らないばあばに、
「ピアノどうだった？」と聞かれて、

「むずかちくてできなくて、あきらめちゃったの」

と、しょんぼり答えていて、とてもかわいそうだったわ・・・。

私が先生と今後どうするかの話をしていて、
ちなも、「もうやめる」と言うので、

「あきらめないでがんばったら？」
などと言ってしまったが、そんなこと言わなければ良かった・・・。

考えすぎかもしれないが、ちなが
「自分はあきらめてしまったダメな子」だと思ってしまわないか、
などと心配するのは、ばか親かしら？

結局レッスンは、今日でやめることになったのだけど、
たった３才で、大好きなピアノが、嫌なものになってしまわないか、
とても心配よ・・・。