2008/10/31(金)05:44
車爆弾が爆発し、19人が軽傷
スペインの大学で車爆弾テロ、負傷者 バスク独立派関与か
マドリード――スペイン北部ナバーラ州パンプローナの私立ナバーラ大学当局によると、同大キャンパスの駐車場で現地時間の30日午前11時ごろ、車爆弾が爆発し、19人が軽傷を負った。
現場近くにある同大の中央ビル棟には当時、学生や職員ら約400人いた。事件を受け、損壊したビルは閉鎖された。同大の学生数は約1万2000人。爆発で駐車中の車両数台が炎上した。
国営ラジオによると、爆弾の爆発時間は授業などが終わり、学生らが外へ出てくる時間帯を狙って設定されていたという。
スペイン北部のバスク地方の行政当局は、事件前に同地方の独立を求める非合法組織「バスク祖国と自由」(ETA)と主張する人物から大学キャンパスに車爆弾を仕掛けたとする電話があったことを明らかにした。大学名には言及しなかったという。
スペイン内務省は28日、ETAの活動家の拡大を図っていた容疑でメンバーとみられる4人をパンプローナやバレンシアで逮捕していた。30日の爆弾テロは報復攻撃の可能性がある。
ETAは1960年代後半から武装闘争を始め、爆弾テロなどでこれまで800人以上が死亡している。ナバーラ州は、ETAが主張する独立領土の一部とされている。
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