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「お母さん、障害とは 『気付いてあげられない』のが 本人にとって
一番の『障害』なんですよ」
これは、息子の担任の先生が 一学期の懇談のときに
私に言ってくれた言葉です。
息子の家庭訪問のときに、家族のことを聞かれた際
日和のことを少し話していた私。
「実はね、僕が その起立性だったんですよ。その当時、そのような病名はあったのか
わからないのですが、症状が今思えばそうだったんです。
まだ今でも、朝は苦手でしてね 朝、必ずシャワーを浴びるんですよ。
もうこんな自分と長い間付き合ってるんでね、コントロールの仕方も分かるようになりましたが、
分かるまでが大変でした。小さい頃、学校での授業の話がね、あまり聞こえなくて
よく先生に怒られてましたね。大学生になったとき、『あなた、片方の耳が全然聞こえてないわよ』
そう自分で行った病院で 言われて初めて知ったのですが、聴覚障害でもあるんです。
『そか・・だから、聞こえなかったんだ・・・授業も・・・』と思いましたね。
障害とは、『気付いてあげられない』これが本人にとって一番の障害です。
気付いてあげられたんですもの、お母さん 大丈夫です。
そこから初められますものねっ。僕が何かお力になれるかもしれません。
使えるものは使う!くらいに思っていただいて、いくらでも電話くださいね。」
そう懇談でおっしゃってくれ、息子のことよりも ほとんど娘のことを懇談で話してくれたのでした。
娘が起立性調節障害かもしれないというとき、結果 そうだったとき、
学習障害だと診断されたとき、
私は、日和に関わる私の友達に 報告をしました。
不登校になってから、娘には「おばちゃん友達」と言う人達がいるんですねっ
服を日和と一緒のテンションでショッピングしては連れて行ってくれる、おばちゃん。
多趣味でチャレンジャー、新しい風を日和に向けてくれる、おばちゃん。
「ママのお姉ちゃんみたいやねん~」と言っては 抱きつき、全てを話しできる おばちやん。
「友達みたいやねん~」と カラオケを一緒に行ったりするおばちゃん。
このどの行動にも、私抜きでごじゃりまするぅぅぅ
娘と その「おばちゃん」で 出かけてくれます。
これは、娘と私の交換日記のときの絵です。中3の絵とは思えないでしょう~
(名前を消してあります)
そして。内容。
久々に昨日、日和が書いてくれたのですが 何か ゴチャゴチャですね~
抜粋すると、このような内容でした。
「久しぶりに書いてみました~
高校のこと。
中1のときから友達に
『高校どうするん?当然行くんやろ?うちらには高校行くって道しかないんやでー!
仕事とか どうするんよ?仕事も無理な可能性も出てくるのに!
そんなんじゃ、幸せになられへんねんで!現実見たら!?』
そう言われたりしたけど・・・・そのとき、そのときに色々考えて悩んで
やっぱり高校は行かない!って決心しました。
日和は「高校に行く」って道じゃなくて 「自分らしく自分の思った道」で
行く!って決めたから・・・。友達は「幸せになられへん」って言うけど・・・
でも、なんでそんな事決められなアカンの?高校行かんかったらダメなん?って感じ。
学校行ってなかったら友達とかできひんけど・・・でも、今でもそう 代わりに色々な
大切なこと、大事なことをママやおばちゃん達にもらったから、自分も焦らず
ゆっくりして、ちょっとしたことでも「幸せ」と感じるようになったし、空を見て
「あー生きてるんやな~」って感じたり。確かに 勉強は全然できひんけど・・・
中学も高校も行かないなんて 困ることも わんさとあるやろうけど・・・
でも、そんな日和も含めて好きになろう!天然な日和を好きになろう!
何やってもドジる日和を好きになろう!日和自身を好きになることって大切やなーと
思って一個一個の自分を好きになろうと思って!
ママ、高校に行かない日和を許してね・・・・。
高校に行く道より、高校に行かない道の方が どんなことが待ってるか 歩いて行って
みたいんだ!!ママが周りから色々と言われるかもしれないけど ごめんね。
こうして思えたのは、ママとママの友達のおばちゃん達のおかげです。
幸せな一日にするか、変わらない一日にするかは最後は自分で決めるむんじゃないかな~と思って。
日和はせっかく生きているんだから、幸せの道にしていこうかな~って思う!
ありのままの こんな日和の いつだって味方でいてくれてありがとうね
今日も明日もいつだって日和は変わらず幸せです。ママ、心配ごむろう(ご無用だろっ)
日和は自分らしく幸せに進んで行ってるからねっ」
ふぅぅぅぅ・・・・しんどいわっ、この長い内容を抜粋するのもっ!
絵文字もすごいし、見づらいわっ!
でも・・、このような内容だったんですね。
さぁ、決まりましたっ!娘は高校に行かない道を選んだようですっ
色々な覚悟はしていても まだまだ子供なんで道は厳しいでしょう。
私に出来ること、それをしながら
私は、この家で いつもと変わりなく 待ってるだけ。
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