カテゴリ:イス
連休に入り、インテリア三昧で本日は生の芸術作品に触れてきました
今夜はアントチェア Uauage' 別名『アリンコチェア』と呼ばれる所以は 見ての通り背面のくびれと細い足が 蟻の姿に酷似しているからです。 1952年、デンマークの建築家 アルネ・ヤコブセンが発表した作品であるこのイスは デンマークの製薬会社の社員食堂の為にデザイン・製作されました。 スタッキング(積み重ね)可能で軽量、批判的な意見もあった3本脚ですが 込み合った食堂で座ったり、小さなテーブルに詰めて座る場合などの アプローチの良さは格別です 背面と座面が一体化した世界初の3次元成形合板で造られた斬新さと 曲線の優美は芸術と呼ぶにふさわしい後世に受け継がれる作品となりました。 ヤコブセンの死後、より安定感を求めて4本脚も登場しましたが やはりオリジナルデザインの3本脚に軍配を上げたいと思います 今日は店員さんの視線を気にしながらこの芸術作品に実際に触れることができて 幸せな一日でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.01 23:35:31
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