2006/10/07(土)18:34
幸せな気持ちになれる『ペイネの絵』
~8月下旬に行って来た軽井沢のペイネ美術館ですてきな絵に出逢いましたのでご紹介~
軽井沢の塩沢湖周辺に軽井沢タリアセンというところがあり、その中にペイネ美術館があります。
「ペイネの恋人たち」シリーズで世界中で親しまれているフランスの画家、レイモン・ペイネ。
その原画やリトグラフ、愛用の画材などが展示されており、
愛と平和にあふれるペイネの世界が楽しめます。1986年開館。
見ているだけで優しい気持ちになれるペイネの絵の数々…。
その中で私たち夫婦が一番気に入ったのがこれ
レイモン・ペイネ「森のレストラン」ーまずはじめに、ヒエンソウを少しいただこうか。次に四つ葉のクローバー入り野ウサギのパテ、忘れな草のサラダ、昼顔のタルト、そして飲み物は店長おすすめのじょうろの水…ー
あまりにも気に入ったので、額付きcopyを買ってきました。
我が家のダイニングの白い壁に華を添えてくれています。
おうちでひとり食事をしたりお茶を飲んでいても、以前のような淋しさが消え
なんだか安心するようになりました。
絵画にさほど興味を示さなかった夫も、我が家にその絵が飾られることにな
ってとても喜んでいます。
そして、何より、軽井沢で一番よかったところはどこ?と夫に聞いたら
「やっぱりあのペイン美術館かなータリアセン全部良かったよね~」と言った
ことが嬉しかったです。
目と空気と心でいろいろなことを感じたことが二人にとってよい思い出となっ
ています。
でも…「ペインじゃないよ、ペイネだよ」と何度も夫に言いますが…(笑) レイモン・ペイネ
【Raymond PEYNET】(1908~1999)
1908 11月16日フランス、パリ市に生まれる
1922 パリ市の産業装飾美術学校に入学
1936 英字新聞「ザ・ブールヴァルディエ」に初期デッサンを発表
1942 ヴァランス市のキオスク(野外音楽堂)で"恋人たち"を考案、雑誌「リック・エ・ラック」に掲載される
1958 ブリュッセル万国博において都市計画館の装飾を手がける
1974 長編アニメ映画「ペイネ・愛の世界旅行」が製作、公開される
1985 聖ヴァレンタインの記念切手をデザインする
1986 軽井沢にペイネ美術館開館 夫婦で記念式典に参加
1987 フランスにて芸術・文化勲章受賞
1988 アンチーブ市にペイネ美術館開館
1998 ブラサック・レ・ミンヌ市にペイネ美術館開館
1999 1月14日ムージャン市にて死去