カテゴリ:日々雑記
今日は「お笑い」について一言。
元々、お笑いは好きです。 しかし昨今のお笑い芸人の芸風は 真に面白味があるとは思えないのです。 特に、お笑いを見に来た観客に対して キレる芸風は人を笑わせる「芸」ではない と思うんです。 確かにその場のノリと流れとテンションで 「キレる」ことが適切なタイミングがあるのは 認めます。 決して「キレる」のがダメというのではありません。 でも、お笑いを見に来た観客に対して「キレ」て 笑いを取るのは、すっきりしない。 見ていても、なんだかつまらない。 古いタイプのお笑いが好き、だからかもしれません。 漫才、コント、といった ネタがしっかりしたものが好きです。 ぼく自身、お笑い系の番組を見たり聞いたりして 笑うのはどういうときなのかを考えて、 ぼくなりにお笑いの定義をまとめてみました。 ----------------------------------------- お笑いにおける「笑い」とは、 一般の暮らしの中でよくある出来事に対して もしくは 起こり得るだろうと充分想像し得る出来事に対して その出来事の無意味性を浮き彫りにし、 その無意味性や矛盾を明確に認識させられて 沸き起こってくるユーモラスな感覚または皮相的 あるいは諧謔的、風刺的心情である。 ----------------------------------------- ですが、冒頭の観客に「キレる」というのは この定義には当てはまりません。 最近のお笑いでブームになってる例でいえば 自虐系、名指中傷系がありますが、 これらは観客にキレる系よりは好ましいです。 なぜなら、 自虐系は 自分の体や考え、失敗等を体を張ってるから。 名指中傷系は 名指しして中傷する対象に対しての観察を 行った上でのネタへと昇華しているから。 要するに、その場しのぎのノリだけの「お笑い」が キライなんだと思います。 やっぱり「芸」というからには 日々の観察と鋭い視点とネタにする構成力が 重要だろう、と。 だから、中途半端なおかしさを ダラリと伝える(ネタ弱)系のお笑いは いまいち生ぬるくて好きではありません。 でも「落ち」が固定されている吉本新喜劇は そんなに面白いわけでもないのですが キライではないです。 (小さい頃から見慣れているせいかもしれませんが) お笑い芸人だからこそ、 自分の芸に「地力」をつけて欲しいんです。 ぼくがキライと思うタイプの芸人のコントや トーク等をまったく見ないわけではありません。 お笑い番組は好きでよく見ています。 (お金が無いので直接は見にいけません) 「笑い」は人を愉快にし、 ストレスを解消する要素もあるので お笑いが今後すたれてほしくないです。 うまくまとめられなくて、ごめんなさい。 ぼくとは正反対の意見の方もいると思いますが、 あくまでぼく個人の主観的見解ですので、 気分を悪くしないでいただけたらと思います。 「お笑い」の質が、昔と今では違うだけなのかも。 あるいは自分の経験してきた事柄から 引き起こされる笑いとそぐわないだけなのかも。 意見がある方やこの文章を読んでくださった お笑い芸人さんが(志望の人も)いらっしゃいましたら、 mix877@infoseek.to まで、気軽にメールください(^-^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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