やっと使えた笹波組帯締め
オークションで落札した赤系の地色の真綿紬をどうにかして着こなしたくて思いついたのが、柄にある藤色の帯を合わせる事でした。そこで、またオークションで懸命に探しましたが、好みと値段の両方の条件が合うものが見付かりませんでした。次に思いついたのは、藤色の帯締めを合わすことで、楽天ショップで探しましたが良さそうな物は売り切れているのです。ほとほと困って、オークションで見付けたのが渡敬の平組でした。それまで「渡敬」さんの事を知りませんでしたが、検索してみると、けっこう良い値段で販売されているいますし、良いお品に思えて落札しました。届いてみるとイメージ通りだったのですが、平組の格の高さ+金糸が編み込まれているので、合わせるつもりだった帯が負けてしまいました。かといって、お茶会用だと思っている着物と帯に締めると、長期保存されていた色アセ感が目立つうえ、長さが短いため、古さが目立ってしまうのです。今回使ってみた理由は、お茶の初稽古の日の気温が低そうなので、真綿紬の着物に、金糸が織り込まれた名古屋帯を締める事にしたから。西陣織工業組合証紙番号40「いづくら 」 。老舗の西陣織物の新古品とは、相性が良かったように思います。けれど、同系色で同じ笹波組のこちら↓の方が、これから長く使うのには良いように思います。無形文化財五嶋紐の帯締め帯締め,シルク,色留袖,訪問着,小紋,紬,フォーマル,カジュアル帯締め 紫 江戸組紐 五嶋紐 正絹 絹100% 日本製【あす楽対応】【メール便配送OK】いや・・・やっぱり、個性が強い小物は、私には難しいかな。笹波組という名称は“伊賀くみひも”のHPで知りました。 http://kumihimo.or.jp/igakumihimo/chishiki/obijime/index.htmlこういう事も、少しずつ覚えていきたいものです。