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カテゴリ:自論・駄論
昨日、東京都で青少年健全育成条例改正案が可決されました。
私は地方民なのでリアルタイムで情報が入ってくるわけではないとはいえ、 反対派の署名運動もギリギリまで続いたと思っていたのですが… "子を持つ親ら「声無き多数派」(幹部)への配慮を優先させて賛成に回った" と発言した政治家かいたというニュースを聞きました。 ぽかーん。 私は、声が大きい者の主張が通る事が必ずしもいいことだとは思っていない。 99人が同じ間違いをしていて、たった1人だけが正解を知っている事だってあるだろう。 多数決が単なる「数の暴力」になり得る事だってあることも、わかる。 しかし、今回のケースは上記とは異なる。 「声なき多数派」などと言うものを安易に認めたら、 選挙も投票も、署名運動も、何の意味もなくなる。 そんなものは民主主義ではない。 今回は都内の、漫画・アニメなど一部の規制にとどまったが (いやこの規制自体にも充分反対だけれども)、 こんな発言が許されるというのなら、今回の条例に限らず、 少なくとも都議会はかなり危険な状態、ということになる。 尚、話を戻すと、反対派は大勢いるから当然色々な人がいるため、 当然感情論で喋っている人もいるが、一時の感情に流されず、 きちんと論拠をわかりやすく表明していらっしゃる方も複数いらっしゃいます。 全てを精査するには無理であるにしても、 きちんと体裁を整えて抗議した団体も1箇所2箇所ではなかったはずだし、 全て白紙に戻さないにしろ、他の方法が沢山あったのではないかな、とも思う。 都民ではないのでかなり後日になってから知ったのだが、 前回の都知事選の際、石原氏のスローガンは 「反省しろよ慎太郎、だけどやっぱり慎太郎」だったそうだ。 …反省…したの…?
雑誌『諸君!』が休刊になったあたりから、 とある書店の論壇・文芸雑誌コーナーがすっかりさびれてしまい、 『中央公論』や『正論』、『文藝春秋』もいつの間にか入荷しなくなった。 しばらくは歴オタやミリオタ雑誌が並んでいたみたいだが、 どれもイマイチぱっとしなかったのか、 今やすっかり官能小説雑誌コーナーに。 あのコーナー、なくならないって事は、そっちは売れるんだな(笑)。 (ちなみに、子供は買いそうにないヤツだけど) これも、世相なのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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