プラモ狂四郎 ~ボンボンKC~
【プラモ狂四郎 ボンボンKC】全15巻 原作/クラフト団 漫画/やまと虹一【先見の明】将来どうなるかを前もって見抜く見識。今(2022年)から40年程前にバーチャルリアリティの概念は無く、プラモ狂四郎の世界観は夢物語だと思われていたものですが、VR(バーチャルリアリティ)やメタバースが一般見識にまで上ってきた現在、今作が先見の明を持って生まれた作品であろう事は周知の事実。ガンダムのプラモデル、通称ガンプラをメインとし、様々なプラモデルをカスタム(改造)し、プラモシミュレーションの世界で戦う世界観は、今現在でも心躍る環境です。この作品に出てくる『プラモシミュレーション』とは、自身(他者でも可)が作ったプラモデルを、今で言うバーチャルリアリティの世界観に反映させ、戦うシミュレータ。*シミュレーション内では、衝撃等もある4D状態。あの日見た漫画の光景が、近いうちに叶う事は間違えの無い事。今作プラモ狂四郎は、その後のプラモデル市場(特にガンプラ)に多大な影響を与え、事実、作品内で創作されたプラモデルが現実世界でも発売されると言った1つのカルチャーを作り上げました。*例:パーフェクトガンダム、武者ガンダム。その後言うまでも無く、各模型店のショーケースには、モデラー(プラモデル造形を主とした呼び名)のカスタムモデルが並び、コンテストの開催や、その他模型業界にもたらした影響力は凄い物です。そんな時流の中、私個人は、300円を握り締め、40年後の今も尚、営業中の行きつけ模型屋に向かい、1/144スケールのガンプラを購入。同時に、各プラモデルに合わせた基本カラーがセットになっている『ガンダムカラー(Mr.カラー)』と呼ばれる3色の箱入り水性カラー塗料も購入。せず、プラモデルに色乗りの良い、タミヤカラー(エナメル塗料)を購入し、色付けしたものです。*当時は中性洗剤でプラモデルを洗う知識が無かった。*お陰でミリタリープラモデルにも範囲が広がった。更に後、上部にヤカンを置けるタイプのストーブの加熱部で針金を熱し、それを完成したプラモデルに当て、ダメージ演出をしたのも四半世紀以上前の話。*例:ビームサーベル(ガンダムの武器)で切られたら、こんな感じと想像しながら。そして現在、あの頃の情熱は心の中に格納し、たまにプラモデルを購入しては、バリを綺麗に取り除き、継ぎ目をヤスリで消し、各部にスミ入れする位で完成。*色塗り無し。バリはデザインナイフを使用、紙ヤスリの場合は、2000番まで使用。水星の魔女『スレッタ』の愛機『エアリアル』が売っていたら、久しぶりに本気で作ってみようかと思います。その際は別記事で。最後に。プラモ狂四郎の主人公の名前は「狂四郎」では無く、『京田 四郎』です。*プラモ好きが高じ、渾名として、狂四郎と呼ばれている。では、今回はこの辺りで。