熱帯香粧館

昨日遊び過ぎて、体がだるいっス…うう…
日本の知人に聞いたんだけれども「コントレックス」だかいう「硬水」を飲むのがマイブームらしいの彼女。
快腸なんだってよ。
で、ハワイには「硬水」ってあるのかな？って捜し求めの旅に出たし。
よーするに「ヨーロッパのカルシウム土壌から湧いた、ミネラルのとっても豊富なお水」っちゅーことかいね？
イタリア産やドイツ産のミネラルウォーターとかめっけ。
電解質ウォーターとかも。（ポカリみたいなの）
「コレが売れ筋だよー」っていう、「トリニティ」っていうお水を買い込んでみました。
大好きなタゾーのジュースティーも。
さすがダウントゥアース、モイリイリ店。

で、ワタクシですが、「街の定食屋さんをこよなく愛する者」ですので、今日はダウントゥアースの並びのですね「ひでちゃん」にはいりました。
ああ、体のかったるいときに「定食屋さん」って、まるで「駆け込み寺」のようにあって、伏し拝みたい気にさせられる。
今日はヘバって大好きなオックステールスープにも食指がわかぬ。
「ゴーヤーチャンプルー定食くだしゃいー…」
お味噌汁がハラワタにしみるぅー。
ああ移住したのが、現代のハワイで良かったと、こういう瞬間つくづく思いますね。
日本風なポテトサラダも、おかわりしたいくらいだったよ。
しかも申し訳ないくらいお手頃プライスだし。
はっきり書こう。
ゴーヤチャンプルー定食、５、７５＄でした。
ここのロケーション、「ひでちゃん」の以前の「幸楽レストラン」のときから通っているけれど、沖縄スタイルの家庭の味が「島唄」や「花」のように胃と心に収まります。
泣きなさい、笑いなさい私よ！って感じだ。
ハワイアンサーフさんも書いてらしたけど、「ハワイで日本の味をこれだけ再現してる」ってだけで感謝したいと思います私。
マノアショッピングセンター前の、スタバの並びの「テツ」さんも今度行ってみるし。
姐やんマノア大好きで、週に１、２度必ず行くの。（棲み付きたいほどです）

で、相方にはまたヤラれてしまった。
「ラーメンあるよー（英語）」ってしきりに言うのよ。
でもお品書きにはおうどんとかお蕎麦とか、あと沖縄蕎麦とかしか書いてないの。
「だってヌードルって書いてあるからラーメンでしょ？」って。
ああこの三世さんときた日には。
「麺類全般」を、日本語で「ラーメン」というのだと思っていたんやね。
なんかもー笠かぶって、「ホレホレ節」フルコーラスで歌っちゃいたくなりました。
御先祖様に、あたしゃ申し訳ないね。
で、おうどんとお蕎麦とラーメンの相違点について熱く語る気力はないので、聞かなかったこととしてその場を流しました。
相方は、きっと「ヤキソバ」も「ラーメン」って呼ぶはずです。
いい。
そう思っておけ。
そんな奴がこの世に一人くらいいたっていいじゃないか。
日記ネタにもなるし。
ハウピアちゃん義母様が、「テンプラって海老天だけのこと」って信じていたのと同じ香りよねコレ。
１０年以上の仲なのに、私がそのことに気付かなかったっていうのが、ちょっと不意打ちな感じだす。
…
こーこーがぁ思案のぉーハワイ国ぅー…（ホレホレ節一節）

ソーメンとキシメンとニュウメンとかの存在を知ったら、相方は壊れてしまうかも。
「支那蕎麦」と「ラーメン」の差とかも。
あとこのヒト
「殻つきの揚げた豆」ってあるじゃーない？
あれを殻ごと食べるもんだと信じて疑いもせずバリボリ食べたらしく、挙げ句の果てに消化不良起こして、仕事に行けなかったことあります。
「藁人形」渡したら、「ファンタスティック！」って言って、壁に飾るよきっと。
でも「キナコーモーチ（きな粉餅）は焼いてから、チャー（お茶）につけて柔らかくしてから粉をまぶすのだー」
とか、妙な知識はあるのよね。
日本の唄で、知ってる唄は？っていうと
「…シィーナノヨォルー！（支那の夜）」って踊って歌う。
「子供の頃、一世のおばあちゃんたちが、蓄音機で聴いていた」んだと。
うわー、蓄音機かよー。
確かに二世のばあさんなんか、「映画観にいく」こと「カツドウシャシンにいく」って今でもいうもんね。
ああ明治元年から昭和初期が、日系人の中には停滞しているぞー。
…
流すなーみだぁーはぁ、黍のぉーなぁかー…（しつこいようだが、ホレホレ節一節）

※「ホレホレ」って、「砂糖黍の枯れ葉を、むしりとる作業」のことだそうです。