熱帯香粧館

子に「日本のカレーライスっ！！」と絶叫されて、大鍋いっぱいこくまろカレーを煮込んだり
child health research　projectという、全米の「児童生育過程についてのロングターム統計学調査（のようなもの）」に関わって小銭を稼いだり
深夜に、姐やんの棲息する界隈だけがいきなり停電になって救いようの無い暗闇の中、キャンドル灯して「夜ってこんなに真っ暗なんだねえ…」と家族と語らってみたり
東北、北海道出身者の舌を誤魔化しきれなかった、インチキ味噌ラーメンを試食してみたり、
カイムキのキャフェローファーで、美味しいコーヒーとケーキなんか堪能しながら、お友達とお喋りに花を咲かせたり
執念で「薔薇水晶と土耳古石」を入手してみたり（ちびちゃいムーンストーンもくっついてて、姐やんとっても御満悦。でへへ）
長電話しながら、また冷や酒に手を出せば、何時の間にか鮮やかな夜明けだったり
ユニヴァーシティの通りをうろついて、「リーズナブルで旨い店！」をお散歩がてらに探索したり
………
とにかくめくるめく南国暮しな姐やんでっす。

あーのね。だからそのモイリイリあたりの、ユニヴァーシティ＆サウスキング界隈なんだけどもね。
和風割烹みたいなのもあるし、インディアハウスはあるし、ジャパニーズパシフィックリムみたいな目新しいお店も発見するし、怪しいコリアンマーケットはあるし、こないだまでヴェトナミーズだったとこは、タイフードレストランになってるし。
あたしゃそーいえば、あそこらへんの語学学校に通っていましたので、懐かしくまた想い出深く、歩き回るただそれだけでまた愉し。
で、あそこらへんでハズせないのは、なんといっても「kokua market」と相場は決まっているのです。私が独断で決済した相場なんだけれどもね。（笑）
オーガニックのお店なのに、ラベル見るだけで目にも楽しい各国のビールやワインも扱っている。
で、「オーガニック飼料で育成したビーフやチキン（冷凍だが）」や、アラスカワイルドサーモンなどの、豪気な食品も陳列している。
生鮮野菜コーナーなども「下町の八百屋さん」の風情で心くすぐられるのである。
駐車場は、わかりにくい裏側の細い路地のほうにある。
私は好きだっ。kokua marketが好きだっ。
kokuaとは、ハワイ語で「助ける、手をかす、援助する」だ。
だが「kokua交際」などは言語道断である。
ちなみに相方と私のリレーションシップだが、ひょっとしてこれこそ「kokua交際」の王道を突っ走っているかもしれなくてちょっとスリリングではある。
で、「フロリダクリスタル」という、ナチュラルシュガーを購入してみた。
このお砂糖でカラメルを作り、紅茶に入れてみたらとても香ばしい。カスタードプリンなどにかけても、絶妙に良い加減だからしてきっと。

で、あっちゃこっちゃ検討してみたのはよいが、時間が半端だったため「kitn'kitchen（ワイキキに二号店がオープンしたのですってね。ビッグイタリアントマト？）」までも足を伸ばしてみたのだが、そちらさまも、ディナータイム前のクローズになっている。
姐やんはたまたま、フォトフェイシャル効果でソバカスなんかがポロポロ剥けてきて嬉しかったのと、やはりローズクォーツの妖力なのだろうか、すこぶる御機嫌様であったので
「ミーがディナーをフィックスしてあげるとしようかの？」
などと、典型的な日系ロコ婆口調で言ってしまった。
で、しゃぶしゃぶナイトの宵は更けゆく。
正統派大根おろしとポン酢でビーフをやっつけ
ポークはエスニックな胡麻とピーナッツのタレに、ガーリックとヴェトナミーズソース（とんがらしソース）とを混ぜてみました。
kitn'kitchenさんは、また週末あたりにでも来襲を仕掛けるつもりです。
ちょっと縄跳びでもして、ウェイトコントロールしてから行こ。