熱帯香粧館

「TROY」観てきたの。
んー…内容的には、子供の頃読んだ「トロイア戦争」にほぼ忠実。
ブラッドピットの、剣舞のような武闘シーンも魅せ場だったし。
で、むろんＣＧは駆使しているのだけれども、「なるべくＣＧを使わない人海戦術」みたいな感じのフィルムメーキングだったのですってね。
んまー。作り手の意地と良心に胸打たれるとともに、制作費ドーン！と惜し気もなく気張ってはりまんなぁー、って。
で、なんといっても目が吸い寄せられたのは、半裸のブラピではなくて（笑）コスチュームだったから！
紺碧のエーゲ海を意識してなのか、映画のテーマカラーがオーシャンインディゴブルーだし。
小間物？の装飾品なんかも、ターコイズや珊瑚やラピスラズリがしゃらりと光る。
ほ、欲すぃー。あんなん姐やん欲すぃー！
で、アキレウスの纏っていた藍色の衣装など、あれお家でさらっと着ていたいと切実に思ったし。
ナニそれ？ラルフローレン？みたいなイイ色具合なのとっても！
歴史的に、トロイアあたりは藍が生産されていたんですかね？それとも貝染めなんかですかね？
衣装デザイン、ボブ＝リングウッドってクレディット出てたケド。
でも我侭をいえば、トロイのヘレン役の女優さん、とアキレウスの恋人役のプリシウス（だったか？）なんだが、もっとミステリアスな雰囲気を醸して欲しかった気もする。
で、やっぱりアキレウスのアキレス腱は無防備だったのね。
ラスト、もーちょっと引っ張ってみても良かったのにな.
How bravery we fought.
How fiercely we loved.
の、この冒頭のナレーションで一気に引っ張っていかれたし。
セリフの一語一句が、凄く秀逸だと思う。
特にピータオトゥールの情感込めた台詞には泣かされる。
あっ！こーれも鳳ちゃんＤＶＤライブラリーの仲間いりー！

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日記書き終わって
「How bravery we fought.How fiercely we loved.って、私達のことだわよね？」
とふったところ
「いや違いますお姐さん。僕たちはHow bravery weloved. How fiercely we fought.ですから」
と、いわれて大笑いさ。
「どんなに果敢に愛し合い、どんなに熾烈に喧嘩したか」
の訳になります。
大当たりーーー！（笑）