【前回までのあらすじと訂正】


　彼女がどうしても欲しくて積極的にアタックをかける

　当時、高校二年の Anny さん。

　それまでに２人に玉砕され、３人目の相手を探していた。


　
　また、前日記で２回に分けて・・という話でしたが

　思ったより長編になるため、今回を中編とし、

　３部構成へ訂正することとしました。




　◆◆




　さて、３人目の話をする前に読者の皆さんには

　知っておいて欲しい背景がある。

　それは当時置かれていた Anny さんの環境である。



　私の通っていた高校では、１年生から２年生に進級する際、

　文系クラスと理系クラスに分けられていた。

　ちなみに振り分けは文系６クラス、理系２クラスである。

　Anny さんは１年の時の担任に言われ、特に理由もないまま

　理系クラスを選択。




　そもそもそれが間違いであった。




　理系は彼女作りには致命的なほど女子が少ない。

　しかも、私のクラスに配属されたのは、

　のちに 「 花のゴレンジャー 」 と名付けられた

　お世辞にもカワイイと呼べない女子５人衆。
　


　さらには、理系クラスだけ校舎の階層が違うという

　出会いの芽をことごとく摘み取られた状況だったのである。





　さて、３人目の話。




　Anny さんが３人目に選んだのは、バスケ部のＭさん。

　当然、理系ハンデもあってＭさんは私の事を知らなかったに

　違いない。　

　ある日たまたま部活へ行く際、Ｍさんのクラスの前を通った時に

　女子数名の話声。　ふと視線をやるとその中にはＭさんも。

　


　だが、次の瞬間!!



　Ｍさんの話声がたまたま聞えたのだが、

　あまりにも汚い言葉というか口調!!!!




　あ・・あんな話し方をするのか。。。。



　幻 滅




　Anny さん、ここで掟破りのパスを使用！

　なんと３人目は告白する前に降りるという異例の結末。




　

　続いては４人目～７人目まで一気に行きます。

　( もう７人目まで行っちゃってる事自体スゴイですが・・)

　ちなみに７人目まで漕ぎつけてる期間ですが、



　半年　です (短っ!!)

　


　でね～、申し訳ないのですが、この４～７人目まで

　あまりよく憶えてないんですわ (^_^;)

　とにかく、彼女にはならなかったのは確かです。

　１人目同様、電話で呼び出して告ってダメだった人や

　事前調査で彼氏がいる事わかった人とかで。



　
　で、これはなぜあまりよく憶えていないか？ の

　理由にもなるのですが、

　３人目でパスを使ったあたりから、結果がダメでも

　ほとんどダメージを受けない感じになってきており、

　ダメと解った瞬間に、もう 「 次はだれにしようかな～☆ 」 という

　具合になっていたのです！！！　　








　そろそろカンの良い人はお気づきでしょう。












　目的が変化してるんです！



　彼女をゲットすることよりも

　相次ぐ玉砕で、それに慣れ、

　相手探しの方が楽しくなってしまったのです！！！



　でも、いちおルール上というか、道義上、

　ダメという判定が出るまでは次には行けないわけで、

　その４人目から７人目までは、ちょっと大袈裟に書きますが


　
　【 Anny 視点 】　

　どうなのよ？

　ＯＫなの？　ダメなの？

　ダメなんでしょ？

　ダメだよねー

　ダメに決まってるさ！

　よしっ！！　ハイキタ☆　ダメー！！！！

　次はどのコにしよっかな～ん♪


　いつしか、こんな流れになっとりました。



　
　
　この頃の Anny さん、まだまだ未熟者だったので

　目的に変化が生じている事に多少は気付いておりましたが

　それがどういう事なのか？　きちんと頭で認識して

　おりませんでした。

　これがこの後、自分の展開に大きく左右するとは

　思いもしていなかったわけで・・・




　次はいよいよラストの８人目です。

　彼女をゲットできたのか、まだ秘密ですが

　この話は８人目で終止符を打ちます。



　
　さて、どうなりますやら・・・・

　後編につづく。