中欧旅行 - 5・6日目 プラハ(つづき)
5月14日・15日 //プラハのつづきです。プラハの街は小ぢんまりしているので、頑張れば歩いて回ることができると聞いていたのだけど、いやはや、甘く考えてはいけまてん! 道路がほとんど石畳だから、足にくるくる です、はい(笑)。おまけに、カレル橋からプラハ城までは上り坂で、公共の交通機関もないため、歩くとなるとちょっと覚悟が必要。 こんな感じの坂道が続く しかし、いずれの観光スポットも、タクシーを利用するには中途半端な距離だし、旧市街広場~カレル橋あたりは、歩かないとその良さが分からない。そんなんで、私たち、ときどきトラムや地下鉄を利用したにもかかわらず、2日目の歩数がなんと 26000歩 を超えちゃいました!最高記録更新です 嬉しくないが... ご年配の方は、フリーではなく、ツアーで行かれることをお勧めします。 切に(笑) さて、前回はプラハ城とカレル橋を中心に書いたので、今日は対岸の旧市街地側の写真を中心に載せていこうと思います。 カレル橋を渡ると、旧市街地に入ります。ここから火薬塔にかけては、小さなお土産物屋さんが立ち並んでいて、観光客でいっぱいでした。 特に夕刻からどんどん人が多くなってきました。 旧市街広場 (世界遺産) 高い建物はティーン教会 豚の丸焼きを買い求める人々 余談ですが、先日テレビでやってたんだけど、チェコは世界一薄毛の人の多い国なのだそうです。 そう言われてみると、この画像にも・・・濃い味の食生活とビールの飲みすぎが原因とか。 皆様、気をつけましょう。 旧市庁舎の時計塔 有名な天文時計午前9:00~午後9:00まで、1時間ごとにからくり時計が動きます上部の窓が開いて、イエスキリストの弟子12人が出てきました。私たちは、寒かったので、目の前のカフェから。 銀色の筒みたいなのはストーブで、上の傘のような部分から暖かい空気が出るようになってました。 あぁ、ホット一息。 チェコといえばマリオネット。あちこちに操り人形を売っているお店があります。 火薬塔までの街並み 火薬塔15世紀に旧市街の入り口として建てられた門。 17世紀に入り、火薬置き場として使われたことから、火薬塔と呼ばれるようになったそうです。 火薬塔周辺の街並みも素敵でした♪ 2日目に、この近くのショッピングセンターで昼食にしました。あまりお腹が空いていなかったので、イタリアンレストランでスープだけを注文。なんでも、プラハではスープ類が充実していて美味しいとか。それで、Yちゃんはお肉の入ったスープ、私はマッシュルームのクリームスープをオーダー。私が飲んだスープは、クリームスープといいながらも、なんだか酸味があって変な味。 最初の一口は美味しかったけど、飲んでいるうちに段々気持ち悪くなってきて、半分以上残してしまいました。スープなのに、ビネガーが入っていたのであるよ。 オェーっ対して、Yちゃんのスープは、にんにくが入っていて、すっごい濃いぃ味。パンかライスなしではとても食べ切れない。プラハの人って、こんなに濃いスープ飲むのぉ!? そりゃ、ハゲる訳だ 昼食の後、同じビルにあるスーパーで家用のお土産を物色。マンゴー&ジャスミン味のグリーンティー、クノールスープ数種類(懲りない女)、旦那にピルスナービール小瓶、キャンディなどを買いました。ウィーン名物のモーツアルトのチョコレートが、ウィーンよりも安く売っていました。 次回はこっちで買うとしよう(笑)。 日本に帰ってから、それぞれ試してみましたが、マンゴー&ジャスミン味のグリーンティーはとても気に入りました。もっと買ってくればよかった。クノールスープも、まさかの酸味はしなかった(笑)。普通に美味しかったです。 2日目の夜は、8時からマリオネットシアターで人形劇を観る予定だったのだけど、それまでの時間が空いてしまったので、一旦ホテルに戻り夕食をとることに。 チェコの定番料理、ロースト・ポーク ジャガイモのように見えるのは、クネドリーキという「ゆでパン」らしい。しっとり、ねっとりした食感だけど、小麦粉を練りました的なところがどうも好きになれません。疲れのせいか小食になってしまっている私たちには、二人一皿で十分でした。ビールならいくらでもいけそうだったけど、トイレが近くなるので控えた。 程よい時間となり、再び旧市街へ。目的はマリオネット観劇。マリオネットはチェコの伝統的な文化です。ここでも再び「ドン・ジョバンニ」を観劇しました。 はたして、ウィーンオペラ座でのリベンジなるか? ・・・ ならず(爆)やっぱり、ストーリーを知らないとダメってこってすね(笑)。でも、マリオネットの場合は、動作がすっごくコミカルなので、それなりに楽しむことができました。 劇場も小ぢんまりしていて、 ステージにとても近く、その距離感も良かったです。マリオネットたちが結構大きかったのが意外でした。 こうして、プラハ最終日の夜は更け、カレル橋で最後の夜景を満喫してホテルに帰ったのでありました。 最後に、プラハでのカルチャーショック体験をひとつ。ホテルでのこと。 築百年以上たっている建物のせいなのか、鍵が複雑で開けにくい 右や左に何回か回さないと開かないのです。 おまけに、階段も廊下も灯がセンサーで点灯するようになっているから、鍵が開かなくてガチャガチャやっているうちに、真っ暗になってしまい、とても怖い まったく、部屋に入るにも一苦労でした。そんな疲れきっている私たちに、さらなる不幸がYちゃんがお風呂に入った後、私が入ろうとしたら、お湯が出なくなってしまったのです。慌ててフロントに電話したら、40分ほど待ってから入ってくれと言われ、立て続けの不幸 (?) にうんざりしきっていた私たちは、「そんなの理解できない。予約もとれていなかったうえに、お湯も出ないなんてひどすぎる! 部屋を換えて欲しい!」と、従業員を呼んで文句をたれましたそしたら、その晩は、1階の開いている部屋のお風呂を使わせてもらうことができたのだけど。。。翌日、ホテルのマネージャーと話しをして知ったのですが、ほとんどのホテルでは、部屋毎に利用可能な湯量が決まっているらしいのです。 だから、最初に入った人がその湯量を使い果たしてしまうと、再びお湯が出るようになるまで50分ほど待たないといけないのだそう。なんだ、そういうことだったのか・・・よく聞く話だけど、まさかヨーロッパでもそうだったとは・・・あんなに強くクレームしたけど、実は自分たちがいけなかったんじゃん(爆)という訳で、みなさん、ヨーロッパを旅するときは、鍵とお湯に気をつけましょう。 旅は再びウィーンへ・・・ つづく。