昨日は、友達のピロリちゃんと”狂言”を見に行って来ました。
主演は、かの有名な 野村 萬斎。
← この人よ~~♪
昔、NHKの連ドラ『あぐり』で、あぐりの旦那様役をしていた人です。
今は同じくNHKの『鞍馬天狗』で大人気だとか。
さて、狂言を見るのは今回が二度目。
初めて見たのは、小学生のときでした。
狂言師の方々が小学校に公演に来てくれたのですが、子供心にも非常に面白く、強烈に記憶に残りました。
以来、機会があれば見たいと思っていた狂言。
その狂言が、隣町にくるというのです。
しかも、主演はあの野村萬斎
行かない手はありません!
とりあえずチケットを2枚確保し、この日を楽しみにしておりました。
この日の演目は2つ。
野村 万之介 演じる 『萩大名』 と、野村 萬斎 演じる 『六地蔵』です。
最初に狂言師による演目の解説があったので、昔の言葉が多々出てきても大丈夫!
狂言て、能や歌舞伎のように、『ちょっと難しそう』って考えがちですよね?
ところが、ところが、一度騙されたと思って見てみてごじゃれ。
古語を使った”コント”なんでござるよ
演じている内容は、まるで ドリフや吉本のドタバタ喜劇そのもの。
それを、「~でござる」、「心得ました」、「かしこまって候」などの昔の言葉で、独特の抑揚をつけて大げさに演じるのでおじゃる。
狂言は、室町時代に大流行した娯楽だというから、その頃からドリフのようなコントが演じられていたと思うと、コメディの歴史は古いんだな~と変なところに感心してしまった私でおじゃった(笑)。
1つの演目が30分程度と短いことも、気軽に見れて嬉しい限りです。
では、昨日学んだ狂言の言い回しで、自己紹介を。。。
「せっしゃたるは、心もすぐにない者でござる。」
(私は、心がまっすぐでない者、つまり、ペテン師です)
というのはウソかまことか、、、ご想像におまかせするでござる (* ̄▽ ̄*)ノ