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2025/09/20
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カテゴリ:その他
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 中国でつい近年、ヒトの誕生を人工的に可能とする機構の開発に成功したと聞いた。

 これに関わる「1・宗教的2・一般的」側面からの問題点を指摘し、さらに「3・生命科学的4・これに関する差別事象の発生」などの問題点を、これに纏わるメモを兼ね、2回に渡ってここに記載しようと思った。が、これが「公序良俗に反する表現が含まれている」との理由で記載不可とされた。

 筆者はその一体、何処が「公序良俗に反する」のか、分からないのでその記事を削除したのだが、それを機に日本でも、ブログ記事への検閲行為が為されているのではないかと、危機感を抱く事になった。
 筆者には、如何にその削除した記事がヒトの出生を巡る記事であっても、わいせつな表現や公序良俗に反した記事を掲載しようと言う意図は全く無い。若しそれを「わいせつ」で「公序良俗に反している」と言うのなら、古代インドの『ウパニシャッド』に記載された、ヒトの出生に関した記述の方が余程「わいせつ」で「公序良俗に反して」いるのになあと、怪訝に思っている。
 無論その『ウパニシャッド』もまた、学問研究の為に残された研究資料であって、その中の例えば「チャーンドギア・ウパニシャッド」に書かれている、ヒトの誕生の瞬間に関する記述をここにそのまま引用すれば、それさえも「わいせつで公序良俗に反している」との理由で削除を迫られるのだろうかと、つい先ほど、まさに行われたであろう「検閲行為のバカバカしさ」を感じざるを得ない。

 一体、いつからこんな検閲が為される様になったのか、理由も何も、全く理解が出来ず、また生命倫理や、その中国で開発されたと言う「機構」から誕生する子供が抱える事になるだろう、免疫システムの不全と言う怖ろしい事実を考えたかったので、上記の様な組み立てにして、本日はその初めに、それが有する上記の「1と2」に関する「倫理的な問題」について記述しただけなのである。
 従って、筆者には公序良俗に反したわいせつな記事などを書いた覚えは全く無い、それどころか筆者は、それと正反対の「機械によるヒトの誕生」と言う事に関する「倫理と道徳観念」の事を書いただけなのにである。

 また「公序と良俗とに反する記述」とは、或いはその表現とは、どれを指して言われているものなのかを、きちんと赤字や印しによって示すぐらいの事はして欲しいとも、思わざるを得なかった。

 筆者が、その問題にされている表現に当たると思われる「単語と記述と」を、全て別な表現に書き換えても尚、その同じメッセージが出るのである。この記事にある、例えば「ヒトの誕生を可能にする機械」などのほか、幾つかをの事項を、ぎこちない表現で恐る恐る書かざるを得ない事情はその点にあるので、どうかご了解をいただきたいと思う。
 それをただ無暗に「公序良俗に反している」とか「わいせつな表現」と言われても、筆者にはそんな、わいせつ記事を掲載する意図は全く無いのだから。
 それどころか、繰り返して恐縮だが、筆者は上述のような、宗教的並びに、一般道徳の上からの、これに関連する問題点と、生命倫理の側面から見た、その新しく開発されたと言う「機械」に関する問題点を指摘したかっただけなのだ。



 多くの人たちも見ておられたであろう、有名なアメリカの俳優、モーガン・フリーマン氏の司会になる、生命科学に関する番組からも、この同じ問題に関して以前から刺激を受けていたし、この夏それをまた見直して、そこで考えさせられた問題をまとめて、さらにもう一度考えるよすがにもしようと思っただけである。

 検閲のような行為が為されている事実をさえ、筆者はいまさっき知ったばかりなのだ。
 これでは『日本国憲法』で、我々国民に保障されている、大切な権利の一つ「表現の自由」も何も、あったものでは無い。
 古代インドの哲学や、現代の生命倫理の記述をしようと考えたのにもかかわらず、それが何故「わいせつで公序良俗に反している」のか?

 この件について、恐ろしいと言うよりも、筆者にはこれを為さしめている主体、日本の当該国家機関の意図が、心底から「みみっちく」また「バカバカしく」思えてならないのだ。
 今日、今しがたまさに筆者は「言葉狩りの」実感を得た。

 公序良俗に合致するどころか、ヒトの誕生に関する倫理をまとめようとした事が、わいせつだとか、公序と良俗に反した記述なら、他に一体、何をどう書けば良いと言うのだろう?

 この国は、つい先だっての参議院や衆議院選挙の結果から早速、参政党や自民党の右派、保守党のような右翼政党の議員たちから、何か圧力でも受けているのだろうか?
 まさか、そんな事は無いと思ってはいるが「検閲が違憲」であることぐらいは、誰もが知っていると思う。
 日本では何故か政権政党からさえも、その憲法が常に軽んじられ、それがこれほどまでに守られないのはどうしてなのか?
 幾ら現行憲法に反対している政党が政権を握っているからと言っても、すでに何十年間と言う長きを日本の政権政党として働いた党派『自由民主党』までが、それを軽視したり恰も、無視するが如き行為、振る舞いをする事こそが「公序良俗に反する」のでは無いか?

 これは、三権分立を言い訳にして、立法府は司法の言う事なんか聞かないよ、と言う態度若しくは、意思表示なのだろうか?
 若しもそうなら、それこそ断じて許されない行為なのではないか。
 そんな訳で今日は、朝から本当に呆れてしまった。

 この国は本当に、一体どうにかなってしまったのだろうか?

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Last updated  2025/09/23 10:58:10 AM



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