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2025/10/05
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カテゴリ:その他
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 高市早苗という人が自民党の総裁になった。
 この政治的、社会的状況の中でこの結果を得た同氏の自民党総裁就任と、間もなくであろう首相就任をお祝いしようと言う気持ちに私は、とてもじゃアないけどなれないのだ。
 政治的状況を見れば、自民党自らが招いた金銭的杜撰さに加えてカルト教団とのつながりや自民党議員一人一人の議員と言う立場への「しがみつき」などなど。

 また社会的情勢を見ても国民の多くがいま、塗炭の苦痛を味わっているこの物価の高騰と終わりの見えないインフレへの恐怖感、不安定な社会情勢である。
 勿論これら要因のどれを取って見ても、自民党の杜撰さが招いた結果だと言う事を指摘するに尽きる。が、そこに「尽きる」問題の数々が山ほどあるにも関わらず、野党がこれもまた議席への「しがみつき」によって、今すぐにも解決に取り組まなければどうにも出来なくなるのが目に見えている、上記の問題点の数々に対してこの解決を「先送り」した事は見逃がす事の出来ない裏切りである。
 自民党政治の終焉、その所属議員の政治生命を絶つに十分すぎる選挙結果を受けたのにそれをせず、「高みの見物」を決め込んでいる野党のあの政治姿勢に対して私は、彼らもまた自民党とグルなのだと考えざるを得ないのだ。若しそうで無ければ、どうしてこの自民党の終焉を迎えさせるに十分な好機を迎えているさ中なのに「ぼおっ」として何もしようとしないんだ?
 自民党がこの国を「ぶっ壊し」たいのは分かった。では、野党は一体、この国を護りたいのか護りたく無いのか?それとも自民とグルになって、ともにこの国を積極的に滅ぼす心算か?

 さっさと首相公選制に切り替えてしまわなければ、長年続くこの同種の問題から国民も国家も決して抜け出す事は出来ないと思うのは私だけか?
 首相公選制度はポピュリズムへの道であると言う識者たちには、では首長選挙を見て見よと言いたい。
 首長選挙を国政選挙の縮図だと見れば、例えば知事たちはポピュリズムの生みだしたものと言うのか?
 選挙民が直接選挙で選んだ首長たちの一体何処が、ポピュリズムだと言うのか?これまでの選挙結果を見る限り、識者たちが言う様なポピュリズムが選び出したと言えるような知事や市長は一人もいないではないか。



 いま、自民党の支持者の割合を見ても、支持者は国民の中のたった12パーセントほどである。
 今のような自民党の内部状況を知らずにいた時期の自民党に対する支持率もまた、多くとも20パーセント台だった。
 これを見れば、国民のうちの12~20パーセントの人たちにしか支持されていない政党の党首がこの国の首相になって来た、若しくは「なっている」のだと言う事だ。
 その他の大多数は、自民党の総裁を首相にしたいとは考えていない、若しくはそうするべく例えば、党員党友になるなどの積極行動には出ないと言う事を意味しているではないか。
そんな1~2割の国民にしか選ばれていない人が、一体いつまでこの国の首相になり続けるのか?
8~9割の国民は、その人の首相就任を選んではいないのにである。

 こんな状況の中で首相になった高市氏をお祝いする気持ちには全くなれないのである。

 高市氏は昨日、自民党総裁当選時その直後の演説でこう言った。
「党内をまとめて早く自民党を一体化するのだ」と。
 私は高市氏のこの「はじめの一言」を聞いて、言うに言われぬ違和感を抱かざるを得なかった。
 何故ならば、これからすぐ先には、この国の首相になろうと言う人物が、いま初めに言うべき一言目は何であるかを考えたからである。
 高市氏のこれから第一に為すべきは、本当に「党内をまとめること」なのか?
 これは違うぞと言う、得も言われぬ「いやあな感じ」がした。いや、今なお「している」のだ。

 はじめの一言があれでは、高市氏もまた現首相と同じく「しがみつき」で、じたばたした揚げ句に、来年の今頃には辞任すると言う絵図が、すでに出来上がっているみたいではないか。
 
「ちがうぞ、これは」はそこから出た私の印象なのだ。

 議院内閣制は限界を迎えていると思う。国民のうちの全てが直接に選ぶ人物が、識者たちの言う様なポピュリズムの産物になどなろうはずはあるまい。候補者の中にそんなポピュリストになる得る者がいたとしても、国民はそれを首相にするほど愚かでは無いからである。
 それでも首相公選制に反対するのは、政治家や政党が、ポピュリストが現れた場合に、その人物にはとても敵わないと思わせられるほど、自信が無いからなのか?

 再度言うが、日本国民は、それほどまでに愚かでは無い。

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Last updated  2025/10/05 05:04:09 PM



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