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カテゴリ:旦那の実家話
旦那のお義父さんが亡くなったのは、結婚する前。
まだ付き合っている時でした。 亡くなる少し前に、重い腰を上げて彼の実家に挨拶。 時間があまりなかったので(私の希望で日帰りをしました)少ししか話せなかったけど、ニコニコとしているやさしそうなお義父さんで 『○○(旦那の名前)の事よろしく頼むよ』とまだ若かった私に言ってくれました。 秋には結婚するんだろうなぁ。 のほほんとそんな事を考えていた私。 しかしお義父さんが急に亡くなったので、延期となりました。 その後、彼は「母さんとおばあさんの二人きりになってしまったから自分が何とかしなければいけない」そう思ったみたいで、 「実家に行くかも。そうなったら一緒に行ってくれる?」と私に言いました。 私は「結婚もしてないのに、○○(彼の名)と一緒に行けないよ。無理」 とつっぱねました。 当然ですよね。まだ正式に婚約したわけでもないし、結婚もいつになるか未定。 そんな中で「私も一緒に行く」なんて言える分けない。 彼は寂しそうに「そうだね・・・」と力なく言いました。 その後彼から聞いた話によると、なんとお義母さんに実家に帰ろうと思うと言ったみたいです。(遠距離恋愛するつもりだったのか?) しかしお義母さんは「こっちに来ても就職するのが大変だから来なくていい」と・・・ 彼は悩み、ちょっと離れた所にある工業地帯に行こうかと思ったみたいです。 理由は今すんでいる所より近いから。(と言っても車で3時間は軽くかかります) 「■■あたりに工業地帯がある。そこだと実家に行くのに近くなる。地元で就職するのは大変だからこっちに行こうかと思う」 彼が私に言いました。 私は現実主義者なので、 「就職先が決まってないのに引っ越すのは危険だよ。 きちんと就職してからにしなさい」と言いました。 でも「私は直ぐには行けないけど、婚約なり結婚なりがきちんと決まったら行ってもいい」とも言いました。(←今なら絶対言わない台詞!) 今思うと・・・あぶなかったぁ~~~っ だってよく聞くと、旦那の親戚の家が近くにあるし、 なにより友達とあそべなくなっちゃうし、 ウインドーショッピングも思うように出来ないじゃん!!(←あれ?自分勝手?) 結局私の現実主義的思想を植え込まれた旦那は、そこに引っ越さずに今に至ります。(ホッ) 旦那は長男で本家らしいですが・・・私には無理! 私の育った環境は「本家」とか「分家」とかそういうのは全くなかったので、しきたりを重んじる事は出来ませぬ! 『私は一々気にするたちだし!』(←しつこい!) 娘が大きくなって「引っ越し嫌~!」と泣いてくれる日を夢見る、悪いお母さんなのでした(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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