チラシの裏の幻視録

2007/01/24(水)00:14

地球温暖化は魚沼産のコシヒカリを我が家の食卓から消すか

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こんばんは。  本日の読売新聞夕刊記事 「本州スキー場消える 今世紀末 温暖化予測」 によると、本日、国連関連機関「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の地球温暖化に関する最新報告書案が明らかになったとの事であります。 以下、同記事より抜粋  地球温暖化についての科学的予測をまとめた国連「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の最新報告書案が23日、明らかになった。石油や石炭など化石燃料に依存する社会構造をこのまま続けると、日本を含む東アジア地域では、今世紀末の冬の平均気温が現在より最大6.95度、夏は5.48度上昇すると予測。国内では北海道以外のスキー場の大半が雪不足になるほか、中部以南の多くの県で米の収穫高が最大40%減収、花粉症患者も増加するなど、日常生活にも様々な被害が生ずると警告している。  今回の第4次報告書案は、第3次報告書の策定時点(2001年)では情報不足でできなかった、地域ごとの詳細な被害予測を具体的な数値をあげて初めて明記した。さらに、「気温上昇や雪氷の融解は現実に起きており、温暖化は明白」として、根強い温暖化懐疑論も明確に否定している。報告書案は、今月末から5月にかけて開かれるIPCCの各作業部会で正式決定され、世界全体の温暖化対策の判断材料となる。 (以下略)  私、学生時代に当時最新の情報を元に地球温暖化に関するレポートを纏めたことがありました。  当時は懐疑論も含めた様々な説を挙げた上で、「地球上の各地域における熱やCO2,水蒸気の収拾が明確でないため、現状では正確な評価は困難。今後の研究に期待される。」とまとめた記憶があります。(←専門の研究者ではありませんし、これ以上の事は無理。)  あれから情報量も増加しましたし、それを処理するスーパーコンピュータの能力も大幅に向上しました。その結果がこの最新報告書なのですが、地球温暖化は当時想像されていた以上に「厳しい」状況になっている模様です。  いつしか地球温暖化の進展により我が家の食卓から「魚沼産のコシヒカリ」が消え去り、温暖化に対応した新品種が取って代わるのでありましょうか。  ・・・・これは考えたくもありませんが。

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