チラシの裏の幻視録

2009/03/01(日)02:04

ちょっと思うところがあって

最近の報道(116)

 ちょっと思うところがあって、リンク先を追加してみました。  映画「おくりびと」に関連し、読売新聞2/27夕刊の「よみうり寸評」では臓器移植が取り上げられていました。  国内で脳死者からの臓器移植が初めて行われたのは1999年の2月28日。  それから十年の間に国内で行われた脳死移植はたったの81例。  臓器移植法の定めた臓器提供の条件が(欧米より)極めて厳しいからなのだそうですが、あまりの少なさに驚いてしまいました。  私はいつ死んでもいいように(←縁起でもない)意思表示カードを持ち歩いているのですが、折角脳死しても(←縁起でもない)使ってもらえないとなると残念であります。  さて、最近、ドリームキャストの某ゲームを中古で480円で買いました。  「1人暮らしの大学生の生活を覗きながら人生に介入する」というマルチシナリオのゲームです。  その複数あるシナリオのひとつが、白血病の子どもに関するものでした。  隣の部屋に白血病の小学生(シュウタくん)がいることを知った主人公は、彼を元気付けるために一緒に遊園地へ行く約束をします。  また、彼を助けるために友人とともに骨髄ドナーの登録を呼びかけるビラを配ったり、ネットを使ってハッカーの力を借り、全世界へドナー登録を呼びかけます。  ・・しかし・・・  恥ずかしいことに、480円のゲームソフトで泣いてしまいました。  現実には骨髄バンクの登録者は30万人以上いるのですが、実際にはたとえHLA型が合致してもコーディネートがうまくいかなかったり(ドナー側が提供に踏み出せなかったり)して亡くなる患者さんも多いとか。  うーん。 日本臓器移植ネットワーク http://www.jotnw.or.jp/ 日本骨髄バンク http://www.jmdp.or.jp/

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