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テーマ:子連れのお出かけ(8046)
カテゴリ:おでかけ
3月25日 日曜日 その6 水族館のイルカスタジアムから富士山が、綺麗に見えた。 田舎者の私達は、富士山が見えるだけで テンションup!! 記念撮影をしたいのだが、丁度、ショーが終わったばかりで 混雑していて、撮影なんて出来そうにない。 外に出て撮影。 イブイブが、芝生にて撮影するが、 強風につき、手ブレがひどくて、なかなか シャッターを切れない。 「……やっと、写真、撮ったよぉ~」 と私の元に駆け寄ってきた途端に、木の根につまずき、 「ガツッ!!」 という鈍い音と同時に派手に転倒。 あぶない!! の「あ」も言えないまま、目の前に倒れてきた。 カメラは、縁石のコンクリートに強打。 「イブイブ、大丈夫!?」 と声を掛けたが、イブイブは、 「ごめん……。ごめん……。」 ごめんしか言わないし、立ち上がらない。 「ごめん、どーしよう……」 今度は、「どーしよう」が付け加えられて、途方に暮れている。 あの鈍い音からして、やっぱりね。 カメラが傷だらけで、レンズも擦り傷がある。 先月、パパが買ったばかりのカメラを借りてきたのだが、 まさか、こんなところで、転ぶと思わなかったよ。 二人で、どんよりした気分。 出先で、こんな暗くなっても、まだ先は長いし、 イブイブ自身は、カメラの事ばかり気にしているが ズボンもジャンバーも破けている……。 相当、痛かっただろうに……。 ショックに打ちひしがれて、立ち上がらないし……。 ここでいつまでも座ってられないから、 「痛くない?大丈夫? カメラは、傷ついてしまったけれど、 自分が頭ぶつけていなくて、良かったね。」 と心の底から言う。 こんな、誰も知らない街で、転倒して頭を打ったなんて 目も当てられない。 (過去に、イブイブ、出先で、派手に顔面から転んで 鼻血まみれで、ひどい目にあった事がある) カメラは、犠牲になったけれど(ズボンもジャンバーも)、 無事で良かったよ……。 ドヨォォォォォ――――ンとしたまんまのイブイブ。 全く、動かず、カメラを見つめたまんま。 「ねっ、こんなところで、ずーっと立っていても 解決もしないしさ。 ちょっと、気分を変えて、ご飯を食べに行こうよ。」 と声をかけても、一点と見つめたまんま。 しょうがないから、パパに電話して、 「これから、イブイブに変わるんだけれど、絶対、怒らないで、 話を聞いてくれる?」 と話を切り出し、イブイブに代わる。 話を聞いたパパは、正直、かなり、眩暈がしそうな話だっただろう。 実際、私も転んで、あの音を聞いた時に、 「よりによって、なんで、今、この場所で、転ぶ????」 と思ったもん。 状況が見えてないから、パパも怒るに怒れないだろうな。 電話して告白をしたら、ホッとして、動き出す。 さっ、ご飯食べに行こう!! 足も少し痛いので、ノロノロ歩き出す。
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